《農業と酒造りの匠。その技を味わい達人と過ごす特別な体験》
こだわりの日本酒を醸してきた酒蔵の元杜氏を訪ね、米が日本酒になるまでのストーリーをたどります。また、酒造り同様にこだわりを持って行っている農業の世界も体験。農作業を手伝い、夜は一緒に飲みながら日本酒談義に花が咲きます。

<体験ホスト>
元青木酒造 杜氏 今井隆博さん

新潟県南魚沼市の青木酒造で25年にわたり酒造りに携わった今井隆博さん。中学生の頃から職人になることを夢見て、高校卒業後に青木酒造に入社。当初は営業職として17年間勤めた後、35歳で念願の酒造りの道へ進みました。
18年の修行を経て杜氏に就任した今井さんは、データやマニュアルに頼らない、目で見て判断する伝統的な酒造りを大切にしてきました。1717年創業の老舗酒蔵で、代表銘柄「鶴齢」の味を守り続けました。淡麗でありながらお米の旨味をしっかり感じられる「淡麗旨口」という特徴的な味わいは、今でも多くのファンに愛され続けています。
2020年に酒蔵を定年退職した今井さんは、現在、農業の世界で新たな挑戦を続けています。南魚沼の気候を活かした米作りや野菜栽培に取り組み、特に極太アスパラガスは高い評価を得ています。また、都会の人々を対象とした田植えや稲刈りなどの稲作体験を通じて、地域の活性化にも尽力。酒造りで培った米への深い理解と情熱を、今度は農業という形で次の世代に伝えています。
米や野菜作りを学ぶ

酒造りの現場で培った「温度」「湿度」「時間」への繊細な感覚。それは、稲の生育を見守る目にも、土壌の状態を確かめる手にも活きています。「米は生き物です。データだけでは測れない、目で見て、手で触れて、体で感じる。それは酒造りも農業も同じなんです。」
実際の農作業を通じて、その感覚の一端に触れていただきます。作業の合間には、酒造りの現場での思い出話や理想の米を追求する今井さんならではの農業哲学も伺います。酒造りで培った品質へのこだわりが実を結んだ野菜たちとの出会いもあります。
単なる農業体験ではなく、日本の食文化の奥深さを作り手の視点から体感できる貴重な機会です。土から生まれる恵みへの感謝と敬意を今井さんと共に味わいます。
酒蔵見学

杜氏として酒造りをしていた青木酒造の酒蔵内を特別に見学します。日本酒ができるまでの工程に沿ってご案内いただきます。蔵に入るとフレッシュなお酒の香りが漂い造られるお酒への期待が膨らみます。
元杜氏と日本酒を味わう

農作業で汗を流した後は、夜の部で今井さんと酒を酌み交わしながら、さらに深い日本酒の世界へ。南魚沼の風土が育む米と酒、そして人のストーリーを五感で味わう一日です。詳しい解説付きで、日本酒の飲み比べをお楽しみください。
【スケジュール】
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
13:00 | 塩沢駅 集合 ・自己紹介 ・今回の旅の目的確認 ・体験内容の説明 | |
13:30 | 青木酒造見学 元杜氏として酒造りをしていた酒蔵を訪問。特別に酒蔵内をご案内いただきます。日本酒の製造工程に沿って見学します。 | |
14:30 | 農作業を体験 ・農場の見学 ・農作業体験 ・栽培から販売までのお話し ※農業の裏話などもこっそり伺います。 | |
17:00 | 宿へチェックイン 休憩(入浴など) | |
18:00 | 懇親会日本酒 日本酒作りのお話しから現在の農業まで、ざっくばらんにお話をしていただきます。詳しい解説付きで日本酒の飲み比べができる贅沢な時間。 日本酒は、青木酒造店の鶴齢を中心にご用意させていただきます。 | 夕食 |
20:00 | 終了 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
【旅行条件】
開催日時 | 通年 |
---|---|
料金 | 18,000円 |
含まれるもの | 宿泊代(1泊2食付)、日本酒飲み比べ、体験料、旅行傷害保険 |
開催場所 | 割烹旅館 いろは亭 〒949-7101 新潟県南魚沼市五日町449 |
アクセス | 六日町ICより車10分 |
最少催行人数 | 2名(最大5名まで) |
服装 | 動きやすく汚れても良い服装 |
持ち物 | 特になし |
キャンセル規定 | 20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100% |
受付締切 | 参加希望日の7日前 |
お支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER) ※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。 |
その他のご案内 | 参加希望の動機、学びたいこと、知りたいことなど事前にお知らせいただけるとより具体的なお話ができます。 |