第62代宮司と平安時代から続く幡祭りに参加する旅

東和《12月2日(土)〜1泊2日間 木幡の幡祭りであうたび》

あうたび代表の唐沢です。
今回は、今年7月に世界遺産登録をされた福岡県宗像大社の分社にあたる福島県二本松市の隠津島(おきつしま)神社の宮司さんにあうたびです。1200年以上の歴史を誇る隠津島神社で、毎年12月に行われる木幡の幡祭りへ特別に参加をさせていただきます。この祭りは、950年の歴史があり国の重要無形民族文化財にも指定され、日本三大旗祭りの一つとされています。宮司さんをはじめ地域の皆さんと一体となって参加するお祭りは他にない特別な体験です。※男性は、地元の方と同じ白い衣装に着替えてお祭りに参加していただき、女性は、お祭りの見学となります。

<こんな方にオススメです>
歴史ある神社の宮司さんとお話をしたい方
重要無形民族文化財の祭りに参加したい方
地域の歴史や文化に興味のある方
田舎暮らしを体験したい方

お一人様、お友達と、ご夫婦で。どなたでもご参加いただけます。都会では味わうことのできない、里山での暮らしや農業に興味がある方ならきっとご満足いただけると思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。

イベントお申込み

【静寂の時間が必要です】隠津島神社 宮司 安部匡俊さん

「今の人には静寂の時間が必要ですね。」そう話してくださったのは、隠津島神社62代目の宮司 安部匡俊さん。町場の暮らしでは、たった30分でも静寂でいられる場所が無い。月に一度、年に一度でも良いので、だまって正座をして静寂な時間を過ごすことを意識して欲しいと安部宮司。ちなみに、宮司という呼び名は、戦後になってからのもので、それまでは、社司、社掌などと呼ばれていたそうです。

神社でお参りをする際の心構えについて伺うと、とにかく感謝をする事だと教えていただきました。神の存在を自分の心の中に明確に持ち、自分が存在している事、自然界の全てに感謝をする事が大切だそうです。

神社は、世襲制のところが多く、ここ隠津島神社も代々世襲を続けているそうです。子供は必ず後を継ぐ事になり、高校を卒業すると専門学部のある大学へ進むか、指定された神社で働きながら2年間学ぶそうです。跡継ぎがいない場合は、養子を取るか、神社本庁に依頼をして宮司を派遣してもらうことになるそうです。

宮司さんの仕事について

ご祈祷中の安部宮司

宮司とは、その神社の責任者を務めている神職の事を指します。したがって各神社に、宮司は一人しか存在しません。宮司の仕事は、朝のご祈祷に始まり神社が行う様々な祭祀を執り行うことです。神葬祭(神道式の葬式)や祭りなど宮司の仕事は多岐に渡ります。境内の清掃から土木作業まで隠津島神社の管理全てを安部宮司が行っているそうです。

日本全国に約8万社の神社があるのに対して、宮司は1万人ほどしかいないといわれております。そのため一人の宮司が別の神社の宮司を兼務する事になります。安部宮司も現在市内15の神社の兼務をされており、春・秋のお祭りの季節には、祭典が重なりご苦労をされています。

木幡山 隠津島神社

隠津島神社三重塔(県指定重要文化財)

隠津島神社三重塔(県指定重要文化財)

今年で1248年を迎える隠津島神社には、宗像三女神が祀られています。宗像三女神は伊勢神宮・天照大神の御子神として誕生した三柱の女神で、お名前を「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」の三姉妹の神様です。江戸時代には、通行手形を発行する関所のような役割も果たし、宮司は帶刀も許されていました。今年7月に世界遺産登録をされた福岡県宗像大社の分社にあたります。


【隠津島神社の由緒】
隠津島神社は、神護景雲3年(769年)に宗像の三女神を御祭神として勧請(かんじょう)された。大同年間(906年)には、平城天皇の勅願によって弁天堂が建てられ、神仏混淆(こんこう)の社となり、後世には木幡の弁天様と呼ばれ庶民に親しまれるようになった。天正13年(1585年)伊達正宗の兵火により全山炎上、本社・末社悉く焼土となりしも藩主や庶民の信仰厚く、再建された。

明治に至っては初年の神仏分離令によって、別当治陸寺を廃し、厳島神社と称し、明治35年神社名を復旧、隠津島神社と改称、明治40年県社に列した。後の大東亜戦争終結後 神道指令によって宗教法人「隠津島神社」として届出、社格(元県社)解消となったが、今日現在においても平和・招福・知恵・縁結びの神と広く深く信仰されている。(引用:隠津島神社)

木幡の幡祭り

祭りの起こりは、天喜3年(西暦1055年)。今から約960年前の「前九年の役」の最中、陸奥地方鎮定に向かった源頼義とその子義家率いる軍勢は、時の豪族安倍一族との戦いに敗れ、わずか数騎で付近の農家で宿をとっていた。するとその夜、天女が夢枕に現われ「弁財天宮で祈願すれば願いが叶うだろう。」とのお告げをうけた。敗戦を覚悟していた頼義父子は夢枕に従い神社にて戦勝を祈願したところ、その夜、折からの雪で山上の木立はすべて源氏の「白旗」のように見え、攻め寄せてきた安部貞任らの軍勢は、これを源氏の大軍と思い込み、戦わずして退散してしまった。

これが陸奥鎮定の原因となり、朝延に申し上げたところ、天皇はこの山を「木幡山」、山すその別当寺院を「治陸寺」(陸奥を治める寺)と名付けられ、後冷泉天皇より宸筆(しんぴつ)の額を賜った。

その後、神仏の加護を深く信ずる郷土民により、源氏の白旗に見立てた幡を木幡山、そして別峰羽山神社に奉納する勇壮な平安絵巻「木幡の幡祭り」として950有余年にわたり引き継がれ、今に至っており、平成17年には「国の重要無形民族文化財」として指定を受けた、伝統ある祭りである。

ハレの日の食事「手打ちうどん」作り
地元の有機農業家兼醸造家でもある関 元弘さんの案内で、手作りうどん作りや地域散策を行います。こちらの地域では、古くから小麦の栽培が盛んでした。土用の丑の日には、うの字のつくものを食べますが、贅沢品のうなぎは食べずに、決まってうどんを食べてきました。うどんは、ハレの日の食事として地元のみんなから親しまれた郷土食です。地元の小麦粉を使って、手打ちうどんを体験していただきます。うどんを食べた後は、地域散策へご案内致します。


関元弘(せき・もとひろ)氏
1971年東京都生まれ。元農林水産省の官僚。在職中の1999年、人事交流で福島県旧東和町役場へ出向。2004年農水省を退職。新規就農を志し、2006年9月に同僚だった妻の奈央子さんと二本松市東和地区へ移住し「ななくさ農園」を開園。2008年有機JASの認定を受け、2011年には、安達郡内の有機農家達と「オーガニックふくしま安達」を設立し、首都圏等への組織的出荷を開始。また、同年に農業の6次化を目指し、酒類製造免許を取得「ななくさナノブルワリー」として、地域オリジナル発泡酒(ななくさビーヤ)の製造も始める。更に、2012年には、地域内の農家と共に「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」を設立し、東和オリジナル果実酒の製造を行い、地域活性化起爆剤となるべく地元農家と奮闘中。

水垢離で体を清める
隠津島神社にて祭りの前日に行われる水垢離(みずごり)を行います。神社の参宿所で宮司さんからお祭りの歴史や参加者の心構えなどをお話をいただきます。その後、男性はふんどし姿に着替え水垢離の行事を行います(女性の方は、見学となります)。水垢離とは、神仏に祈願する際に冷水を浴びて、体の穢れを祓う行為。桶で13杯、17杯、23杯など奇数回浴びるのが通例となっております。(水垢離の後は、温かいお風呂の用意がございますのでご安心下さい。)

地元の皆さんとの直会
水垢離の後は、地元の皆さんとの直会(なおらい)に参加します。直会とは、本来お祭りの後に、お供え物を神職や参列者が頂く事。こちらの地域では、お祭りの前日に水垢離の後、各地域ごとに集まって懇親会(前夜祭)を行います。

幡祭り当日
男性は、写真のような白の衣装に着替え、旗の担ぎ手を担当していただきます。長時間歩くため、旗は数人で交代して担ぎます。女性は、見学のみとなりますが、自由に移動して見学していただけます。
08:30 集合
09:00 催事(出立式、修祓(しゅばつ)、総大将挨拶、宮司挨拶、来賓祝辞)
09:30 イベント(木幡音頭踊り、幡競走 堂社幡競走(先達幡、色幡、小幡競走)餅つき、万歳三唱、堂社餅まき
10:00 出立 ⇒⇒(徒歩約1時間)⇒⇒
11:00 木幡山参宿所・治家公園着(昼食及びイベント)
12:30 幡行列出発 羽山神社参拝 ※権立による胎内くぐりの儀式が行われます(希望者のみ見学)
      ⇒⇒(徒歩約3時間)⇒⇒
15:40 隠津島神社参拝 万歳三唱
※祭り終了後の地元の皆さんとの懇親会及びその後の宿泊をご希望の方は、別途お問い合わせ下さい。

隠津島神社 幡祭りの詳細はこちら

◎権立(ごんだち)
幡祭りに初めて参加をする者を権立と呼ぶ。衣装は、母親などが着た襦袢か赤字の着物など。これを着ることにより穢れを祓って一人前になれるとされる。権立は必ず「太刀」と「袈裟」を付ける。太刀は男根を象ったもので、木を削って作られている。袈裟は、三つ編みした縄に紙花を付けて縛り首にかける。

◎胎内くぐり
「お山かけ」で行われる成人儀式のひとつ。羽山神社の少し手前に「胎内くぐり岩」があるが、権立はここで太刀と袈裟を納め、岩の間を抜ける「胎内くぐり」を行う。木幡地区の男子は、この祭りに権立として参加し、この儀礼を行わないと一人前として認められなかった。
※権立による胎内くぐりは、見学のみとなります。

イベントお申込み

参加料金 男性18,000円、女性17,000円(過去のあうたびご参加の方 16,000円
料金に含まれるもの 宿泊代金、食事代金(朝1回、昼2回、夜1回)、懇親会費、お祭り参加費、現地受入費、旅行傷害保険
集合場所 JR二本松駅(東北本線)
集合時間 11:30
アクセス <鉄道>東京(09:16発)なすの255号→郡山乗り換え→二本松(11:29着) 約2時間
<車>東北道浦和IC又は、常磐道三郷IC→二本松IC→東和地区 約3時間
宿泊先 農家民宿(参加人数により数軒の農家民宿に分泊となります)(※男女別相部屋
最少催行人数 6名(最大受付人数:10名)
キャンセル規定 14日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額
受付締切 11月24日(金)※定員になり次第、締切とさせていただきます。
備考 この旅行は㈱野中観光社(群馬県知事登録旅行業2-232号)が企画実施する募集型企画旅行への参加となります。詳しい旅行条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上、お申し込み下さい。

<スケジュール>

時 間 内 容 食 事
12月2日(
11:30 二本松駅集合(JR東北本線)
12:00 手打ちうどん体験
地元で取れた小麦粉を使って手打ちうどんの昼食です。
昼食
14:00 地域散策
地元の方の案内で、里山を散策します。
16:30 隠津島神社で水垢離
安部宮司のご挨拶、水垢離や明日のお祭りの説明。
水垢離は、桶で13杯、17杯、23杯など奇数回浴びるのが通例。
18:00 地元の皆さんの直会に参加。
お酒を飲みながら、地元の田舎料理などを食べてお祭りを祝います。
夕食
21:00 直会終了後、農家民宿へ移動します。
こちらでも民宿の方が、お酒やおつまみを用意して皆様をお待ちしています。
12月3日(
8:30 朝食後、旧木幡第一小学校へ。 朝食
終日 木幡の幡祭り参加(女性の方は見学)
9:00  ・出立式、修祓(しゅばつ)、総大将挨拶、宮司挨拶、来賓祝辞
9:30  ・木幡音頭踊り・幡競走 堂社幡競走(先達幡、色幡、小幡競走)・餅つき、万歳三唱、堂社餅まき
10:00 出立(徒歩約1時間)
11:00 木幡山参宿所・治家公園着(昼食)
12:30 幡行列出発(徒歩約3時間)羽山神社参拝 権立⇒胎内くぐり
15:40 隠津島神社参拝 万歳三唱
※祭り終了後の地元の皆さんとの懇親会があります。懇親会参加及び宿泊をご希望の方は、お問い合わせ下さい。
18:00頃 二本松駅にて解散

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

安部匡俊(あべ・まさとし)宮司
昭和29年5月6日福島県生まれ。昭和52年國學院大學神道科卒業後、平成4年隠津島神社62代宮司就任。宮司就任後、旧東和町議会議員、二本松市議会議員などを歴任。平成26年6月二本松市議会議員引退。平成27年10月二本松市より「結婚お世話役」を委嘱。平成28年4月神道政治連盟福島本部長。

隠津島神社 宮司
神道政治連盟 福島県本部長
福島県神社庁 理事

【イベント企画・お問い合わせ先】
あうたび合同会社
電話&FAX:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com

【旅行企画・実施】
株式会社野中観光社
群馬県高崎市吉井町片山302-1
群馬県知事登録旅行業2-232号

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