【満員御礼】福島の凄い生産者と3周年記念あうたび@赤羽

あうたび3周年祭「福島の農家さんとクラフトビールや地酒を楽しむ会」

あうたびの唐沢です。
早いもので、あうたび合同会社を立ち上げて3年が経ちました。沢山の方との出会いがあり、ご縁だけを頼りに少しずつ前進してきました。そこで、皆様への感謝を込めて、身の丈に合った記念パーティ(飲み会)を開催したいと思います。

あうたびをスタートするきっかけになった福島県二本松市の関元弘さんをゲストにお招きして、あうたび縁の酒蔵の地酒やワイン、クラフトビールなどを心行くまで楽しみます。各地の美味しいものも出るかも!?スライドを使って少しだけ真面目なお話もさせていただきます。

<こんな方におすすめ>
農家さんと直接話して見たい方
過去のあうたびにご参加いただいた方
これからあうたびに参加してみたい方
田舎暮らし移住などお考えの方

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【夢は「農業のディズニーランド」】二本松市 関 元弘さん

関 元弘さん

「夢は農業のディズニーランド」と真面目な顔で話すのは、福島県旧東和町(現二本松市)に移住して14年目の関元弘さん。東京出身の関さんは、大学を卒業すると農林水産省にキャリア官僚として入省。平均的な公務員より恵まれた給料と約束された将来を手に入れたはずでしたが、数年働くうちに書類の中で生きている自分に違和感を感じ始めました。

そんなある時、人材交流事業で東和町役場へ2年間出向したのをきっかけに、自ら農業をやってみたいという気持ちに。その後、思いは強まり就農先を探した結果、同僚だった妻の奈央子さんと東和町へ移住。官僚の地位を捨て農業の世界へ飛び込んだのは、35歳の春でした。

結の精神が息づく東和へ

ななくさ農園(イラストは奥様が担当)

移住して最初に借りた畑は、20年以上放置された桑畑で農業を始めるには一から開墾をする必要がありました。桑の木を一本一本取り除くのは容易な作業ではありません。夫婦で気の遠くなるような作業をしていると「大変な事は、一人でやったら駄目だよ」と地元の仲間が集まり、ユンボを使って開墾作業を手伝ってくれました。

「東和には、そんな結の精神が根付いているんです。」とここに住むことを決めた理由を関さんは話してくれました。自分がお世話になった分は、新しく新規就農で東和にやってくる人達に返して行くそうです。
※結の精神とは、田植えや稲刈り、冠婚葬祭など人手が必要な時にお互いに助け合うという相互扶助の精神。


醸造家としてのスタート

ななくさナノブルワリーにて

新規就農してからの数年間、冬になると地元の大七酒造(江戸時代から続く老舗の酒蔵)で蔵人として働いていました。もともと日本酒好きだった事もあり、自分でも酒を造りたいと醸造免許の申請を考えましたが、国の方針などで断念。どうしても醸造家になりたいという思いから、発泡酒の免許に切り替えて申請しました。

ところが申請の直後にあの震災が起こりました。税務署の担当者から「今はやめた方が良いのでは?」と延期を促されましたが、「こんな時だからこそやります。」と強気な姿勢で醸造をスタート。ななくさビーヤと名付け、副原料に柿・ゆず・洋梨など地元で取れた農作物を使い、酵母が生きている無濾過の発泡酒です。


夢ワイン立ち上げ

苗木を植え一からぶどうを育ててます

2010年のある日、関さんや地元農家が集まり酒盛りをしていると町おこしのために何かやろうという話に。「ワイン造りがいいでねぇか?」ワイナリーなら人がたくさん集まるのではと、農家のおやじ達の夢は膨らみ2012年秋「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」が誕生しました。ワイン特区にも認定され、最初は震災の風評被害で行き場を失ったりんごを使い、シードルの醸造から始めました。

あれから7年、ワイナリー周辺の荒れてしまった桑畑に、毎年数千本単位の苗木を植え年々規模を拡大。最近では、JALの機内誌で紹介され、JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE四季島」で採用されたりと存在感を増しています。


取材を終えて

酔ってご機嫌の関さん

「バカヤロー!」酔うと決まって飛び出すいつものフレーズ(一体何に向かって叫んでいるのか?)。成し遂げてきた偉業の数々からは、想像が出来ないほどの飲ん兵衛です。言いぱなしが大嫌い「酒の席で約束した事もオレは必ず守っかんね。」といつでも有言実行。周りの皆から厚い信頼が寄せられるのも頷けます。

「ベンツは買えなくても、頑張ればカローラくらい買えっから。」と農家でも努力次第で十分に豊かな生活ができると関さんは話す。狩猟免許を取得し、自宅をゲストハウスに改装したり、夢の実現に向けて着々と準備を進めています。近々、新会社を設立し更に面白い事を企んでいるそうです。「農業のディズニーランド」実現はそう遠くないかもしれません。都会での生活に感じる不安や疑問に対する答えが、農業・農村にはあるような気がしました。

<マスコミ掲載>
NEWS ZERO(2014.12月)
文芸春秋(2016.10月号)地方は消滅しない
中央公論(2016.8月号)地ビールで震災からの復興を
東北のすごい生産者に会いに行く(柴田書店)

イベントお申込み

参加料金
6,000円
料金に含まれるもの おつまみ、アルコール類、ソフトドリンク、会場費、ホスト代
会場 あうたび合同会社 本社営業所
〒115-0045 東京都北区赤羽1-59-8 ヒノデビル4階

開始時刻 17:00
募集人数 30名
キャンセル規定 14日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額
受付締切 7月8日(月)※定員になり次第、締切とさせていただきます。

 

時 間 内 容 備 考
< 7月13日( >
16:45 受付:あうたび合同会社 本社(JR赤羽駅から歩7分、南北線赤羽岩淵駅から歩5分)
17:00 あうたび3周年のご挨拶
代表:唐沢雅広
◎特別ゲスト:関元弘さん
テーマ:あうたびとの出会い、有機農業、クラフトビール製造、ワイナリー立ち上げ、里山での暮らしなど。
18:00 懇親会
関さんが醸したクラフトビール(サーバーで提供します)、夢ワイン、その他、あうたびに縁のある地酒などたっぷりご用意します。
20:00 終了

関元弘(せき・もとひろ)
1971年東京都生まれ。元農林水産省の官僚。在職中の1999年、人事交流で福島県東和町役場へ出向。2004年農水省を退職。新規就農を志し、2006年9月に同僚だった妻の奈央子さんと二本松市東和地区へ移住し「ななくさ農園」を開園。2008年有機JASの認定を受け、2011年には、安達郡内の有機農家達と「オーガニックふくしま安達」を設立し、首都圏等への組織的出荷を開始。また、同年に農業の6次化を目指し、酒類製造免許を取得「ななくさナノブルワリー」として、地域オリジナル発泡酒の製造も始める。更に、2012年には、地域内の農家と共に「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」を設立し、東和オリジナル果実酒の製造を行い、地域活性化起爆剤となるべく地元農家と奮闘中。2013年3月、茨城大学名誉教授 中島紀一先生を塾長に迎え、「あぶくま農と暮らし塾」を設立、地域内外の者が共に学び交流する活動にも取り組んでいる。根っからの酒好きで、農水省退職後、埼玉県の造り酒屋で働き、就農してからも数年間は、冬になると二本松市の大七酒造で杜氏をしていた。自ら日本酒を作りたいと考えたが、国の方針により断念。そこで、発泡酒の免許を取得し自宅の倉庫を小さなブルワリーに改装。干し柿、りんご、ゆず、蕎麦などを副原料として様々な商品を企画販売。

株式会社さんさいファーム 代表取締役
ふくしま農家の夢ワイン株式会社 取締役
オーガニックふくしま安逹 代表幹事
あぶくま農と暮らし塾 幹事

【イベント企画・お問い合わせ先】
あうたび合同会社
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com

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