ページが見つかりませんでした – あうたび https://autabi.com 日本中の素敵な人に出会う旅 Tue, 26 Mar 2024 02:55:15 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.7 https://autabi.com/wp-content/uploads/2021/01/cropped-autabi_logo_icon-32x32.png ページが見つかりませんでした – あうたび https://autabi.com 32 32 縄文時代に想いを馳せる十日町は不思議な人が集うパワースポットだった! https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/38065/ Thu, 22 Feb 2024 06:01:32 +0000 https://autabi.com/?p=38065

ご縁あって今年3回目の新潟県十日町市へ。何をしに行ったかは、また別の機会にご紹介します。 せっかくだから人生初のスノーボードに挑戦しようと思っていたんですが、雪不足に加えてあいにくの雨。温暖化だなー。 予定がなくなって、 […]]]>

ご縁あって今年3回目の新潟県十日町市へ。
何をしに行ったかは、また別の機会にご紹介します。

せっかくだから人生初のスノーボードに挑戦しようと思っていたんですが、雪不足に加えてあいにくの雨。
温暖化だなー。

この時期に地面が見えるのは異例です

予定がなくなって、どうしようかと考えていたらある女性と出会いました。
同じ宿に宿泊していた彼女を女将さんから紹介してもらう。

「わたくし、縄文土器と話ができる奥山と申します。」
(土器と話せる??ちょっと何を言ってるのかわからないんですけど。。)
なんでも全国で縄文の講演会などをされているらしい。

これから女将さんと十日町博物館に行くという。
十日町博物館には、国宝を含め様々な火焔型土器が展示されています。
先日行ったばかりなので詳しい私。

一緒に行って良いですか?
縄文土器とお話ができる人と一緒に行ったら面白いに決まってるでしょ。

「こんにちは!」
(さっそく、縄文土器さんに話しかける奥山さん)
なんて言ってますか?
「遠いところよく来たね。」って言ってます。
「撮影をするときは、土器さんに一言お断りしてくださいね。」
はい。わかりました。
土器さん写真を一枚撮らせていただきます。

何となく顔があるのわかりますか?

こんな調子で繊細な土器のデザインや施されている模様の意味などを教えてもらいながら館内を巡る。
めちゃくちゃ楽しい。
縄文好きなら、きっとどハマり間違いない。
前回来た時とは、まったく違った見方で楽しむことができました。

片口!?縄文時代の地酒を入れてたに違いない

気になった方は、Youtubeにも出てる方なのでチェックしてみてください。
「縄文土器と話ができる人」で出てくると思います。笑

博物館の後、縄文のはるか昔1200万年前のお湯が湧き出る松之山温泉に立ち寄って帰って来ました。
しょっぱくて、石油っぽい匂いがします。化石海水温泉というらしい。
縄文に思いを馳せて、太古のお湯に浸かる。なんだかパワーをもらえたような気がします。

十日町博物館
https://www.tokamachi-museum.jp/
松之山温泉
https://www.matsunoyama-onsen.com/2020/06/04/01-34/

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雪と酒にまみれ!美味いものを食べ地域の人と交流しました! https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/37833/ Thu, 15 Feb 2024 05:42:00 +0000 https://autabi.com/?p=37833

4年ぶりに4回目の豪雪ツアーを開催しました。睡眠時間以外は、大満足だった!とお褒めの言葉もいただきました。雪量もそれなりにで大成功! 集合場所の越後湯沢駅は、スキー客で大混雑。乗車率120%の新幹線の車内は、異国の音楽が […]]]>

4年ぶりに4回目の豪雪ツアーを開催しました。
睡眠時間以外は、大満足だった!とお褒めの言葉もいただきました。
雪量もそれなりにで大成功!

集合場所の越後湯沢駅は、スキー客で大混雑。
乗車率120%の新幹線の車内は、異国の音楽が流れスパイシーな匂いが漂っていましたが。。。

まずは、少し早めのランチで十日町の人気店そばや清兵衛さんへ。
地元産の蕎麦粉を使ったこだわりの蕎麦をいただけます。
あうたびでお馴染みの妻有ビールで乾杯の予定でしたが、あいにくの売り切れ😢

それならばと十日町の地酒で最初の乾杯!!
地酒と蕎麦。
幸せです。

ほろ酔い気分の一行は、ツアーの目的地津南町へ向かいます。
最初にお邪魔したのは、毎度お世話になっている苗場酒造さん。
現在、新しい醸造所を建設中とのことで、こちらの施設での酒造りは今季最後かも?

お忙しいところ、蔵の中を見学させていただき3種類飲み比べと特別にアレも試飲。
この旅2回目の乾杯!!

それなりにお酒も入ってご機嫌なご一行。
続いて雪山散歩です。
スノーシューに履き替えて、新雪の上を歩くのはサイコーに気持ち良い。

途中、カモシカ、イノシシの足跡を発見!?
やっぱりガイドさんと一緒に歩くと自分では気付かないことが沢山👀
90分の有意義な雪散歩でした。

汗をかいたので、松之山温泉でお風呂に入る。
硫黄の香りが漂うしょっぱいお湯から、昔この辺りが海だったことがわかる。
ここまでの疲れを癒す。。

温泉の後は、本日の宿泊先「だいすきさんが」へ。
廃校になった小学校をリノベーションした宿です。

到着するとすっかり日が暮れていましたが、急いで2次会会場のセッティング。
バケツに雪を詰めて、ひっくり返すと即席灯籠の出来上がり。
いい感じ。

最初は、室内で地元の皆さんとの懇親会。
徐々に身体を慣らして行きます(お酒に笑)。

人数分はあると思われる大量の4合瓶。
先ほどお世話になった地元苗場酒造のお酒を中心に新潟の地酒が並びました。

こういう田舎料理は、都会でなかなか食べれないので嬉しい。
しかもどれも美味い😋

いい感じの酔っ払いになったところで、外のかまくらへ移動。
不思議と全然寒くない(酔っ払っているからだと思われる)。

ひんやりした外の空気が気持ち良い!!
まだまだ飲むよ!
2次会スタートです。

さらに部屋に戻りこたつでの3次会は、2時まで続きました・・・。
先に寝た皆さん、うるさくしてごめんなさい。

翌朝。
わー!30センチほど新雪が積もり、テンション上げ上げ。

午前中は、県内の子供たちも加わって第1回あうたび雪上全力運動会。
第二回があるかはわかりませんが。。

運動会ってめんどくさい?
雪の中で何をするの?
そう思っていた大人たち。

雪上綱引き

始まってみると大人も子供も大はしゃぎ!
パン食い競争、綱引き、大縄跳び、宝探しを楽しみました。
運動会、本当に楽しかった。
また、来年もやれたら良いな。

運動会の後は、お昼の餅つき大会。(別に競い合うわけではないです)
今では少なくなった、杵と臼で行う本格餅つき。

つきたてのお餅に、きな粉や納豆、大根おろしをかけて頂きました。
うまーい!!!
一番食べた人は、茶碗3杯分くらい食べてました。笑

午後は、ツアー最後のプログラム「布草履作り」ワークショップ。
地元のお母さんから布草履の作り方を教えてもらい、一緒に作ります。

3時間はかかると言われていましたが、2時間ちょっとで終了。
それなりに可愛い草履が完成しました!

以上、雪と酒にまみれ、地元の皆さんとの交流を楽しんだ旅は終了しました。
運動会が本当に盛り上がったので、第二回あうたび雪上全力運動会の開催を目指します!

番外編
ツアー参加者の中で、もう1泊したい!という希望者数名。
十日町の人々を巻き込み、居酒屋から深夜までの懇親会。
翌日は、十日町博物館、へぎそば、清津峡などを楽しみました(^^)

ご参加の皆様、ご協力をいただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。
また、次回もよろしくお願いいたします!
あうたび 唐沢

十日町のハッピーカンパニー 太島社長が作ってくれたショート動画はこちら

https://youtube.com/shorts/0eGFRjAOSxM?si=y06q4fOoQcFNm9X5

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まるで実家か!?家族のように過ごすマタギの宿 https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/37493/ Mon, 05 Feb 2024 09:48:30 +0000 https://autabi.com/?p=37493

色々な宿にお世話になって来たけれど、こんな宿は初めてかも??笑代々マタギの一家が営む、山形県小国町にある「民宿 奥川入」。自分の家のように気楽に過ごして、また帰って来てもらいたいというコンセプトの宿、家。 左から長男の拓 […]]]>

色々な宿にお世話になって来たけれど、こんな宿は初めてかも??笑
代々マタギの一家が営む、山形県小国町にある「民宿 奥川入」。
自分の家のように気楽に過ごして、また帰って来てもらいたいというコンセプトの宿、家。

左から長男の拓さん、ご主人の隆藏さん、奥様の尚美さん。
隆藏さんが4代目、拓さんが5代目のマタギです。
主人の隆藏さんは、外見は怖いですが気が優しくて、少しシャイなマタギ親父です。

宿に着くと実家だからということで、まずは雪かきのお手伝い。
尚美さんから指導を受けるブロガーの愛ちゃん。
(ブログ掲載のお仕事で愛ちゃんも同行しています。)

都会から来ると雪かきも新鮮でこれが楽しい!
一人で30分くらいやっていました。

雪かきを終えたら、お楽しみの夕食タイム。
宿の人もお客さんも一緒のテーブルで食事。(家族ですから。)
誰も見てもないテレビがずっと点いてるのも実家感半端ない。笑

そして、こちらが宿の名物「熊汁」。
年に2〜3頭は熊を仕留めるらしく、新鮮な熊肉が冷凍保存されています。
熊はニオイが・・。と思ったあなた!!

ここの熊汁はまったく別物だと思って一度は食べてみて欲しい逸品。
熊嫌いと言っていた愛ちゃんも絶賛したほどの熊汁です。

他にも色々と美味しいものが並ぶんですが、個人的に気に入ったのは鮭のなれずしと自家製たくあん。
初なれずしを恐る恐る食べてみるとこれも絶品!!
お酒が進みましたよ。(いつもだけど)

食後は、一家団欒。
というか、それぞれテレビを見たり新聞読んだり。
この辺も実家感でてるよね。

翌日は、朝食を食べて雪山トレッキングへ行くことに。
前日の夜に明日何する?的なノリで決まりました。
なんせ実家ですから。

マタギに案内してもらう雪山散歩。
めちゃくちゃ贅沢で楽しい時間でした。
動物の足跡を探したり、森や自然の話を聞いたり。

わがままを言って、スノーモービルにも乗せてもらいました。
せっかく家族が帰って来たから楽しませてやるぞ!
っていうホスピタリティが凄いんですよ。

トレッキングの後のビールは、やっぱりサイコーでした。

薪ストーブにあたるマタギのオヤジと編み物をするお母さん。
ここの宿は、もてなす側ともてなされる側の垣根がない。
気も使わない。

あうたびが理想とするスタイル!だから実家なんだなーと納得。
また、遊びに行きます!
ありがとうございました。

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江戸時代の流れを汲む山形の窯元で弟子入り体験取材 https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/37349/ Thu, 01 Feb 2024 06:19:08 +0000 https://autabi.com/?p=37349

先日、旅ブロガーの西村愛ちゃんにご同行いただき、体験ツアーの取材へ行ってきました。 最初に訪れたのは、山形県白鷹町にある深山焼の工房です。今年の雪は少ないとは言え、白銀の世界にはしゃぐ愛ちゃん。 こんにちは!いつも笑顔の […]]]>

先日、旅ブロガーの西村愛ちゃんにご同行いただき、体験ツアーの取材へ行ってきました。

最初に訪れたのは、山形県白鷹町にある深山焼の工房です。
今年の雪は少ないとは言え、白銀の世界にはしゃぐ愛ちゃん。

こんにちは!いつも笑顔の深山工房つち団子の金田さん登場。
師匠なんだからもっと怖い顔してください。と唐沢からの無茶振りにも笑顔!

今回は、弟子入り体験の取材なので厳しくお願い致します。
掃除でも何でもやらせてください。

それでは、作務衣に着替えてください。
それから百均で買ってきたタオルがあるので、頭に巻いた方がそれっぽいでしょ。(確かにそれっぽい笑)

まずは、陶芸の基本となる土練りから。
「土練り三年」と言われる大切な工程で、ここでサボると作品が割れてしまったりするそうです。
力加減が難しいけど、パン生地を練る感じでしょうか。

1時間ほど土練りを体験したことにして、師匠との昼食タイムの撮影。
弟子なのにお茶を入れてもらっちゃいました。笑

お昼を食べたら続いて電動ロクロによる作陶シーン。
師匠がやると簡単に見えるんだけど、これが難しい。。

本番では爪を短く切ってから来てください。愛ちゃんに伝えてなかった・・。

どうにかこんな感じで出来上がり!うまい!?じゃないですか。
乾燥させて、素焼き、釉薬、本焼きへ作業は続きますが、本日はここまで。

弟子なんですから、他にも色々やることありますよね。
という事で、登り窯で使用する薪割りもお手伝いすることに。
師匠的には、この仕事が一番大変とのこと。

割った薪は、登り窯の横へ積み上げ乾燥させます。
この積み方にもコツがあるので、師匠からしっかり教えてもらいました。

金田さんの最近のヒット作は、干支の置物だそうです。
あまりの人気で製作が追いつかず。。
昨年の最後の引き渡しが10月だったとか。。。

師匠のところへ行く前に最近できた人気のおにぎり店で昼食を購入。
山形の伝統野菜?青菜巻き(せいさいと読む)が絶品でした!
体験に行く前に是非立ち寄ってみてください。

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自然と共存するマタギの世界観に触れまるで実家に帰る旅 https://autabi.com/event/37098/ Sat, 27 Jan 2024 17:14:00 +0000 https://autabi.com/?p=37098

《実家のような世界観で来る者を魅了する昭和の家族に会いに行こう》 山形県南部にある小国町には、数百年も続くのマタギ文化が今も残っています。今回の旅では、代々続くマタギ一家が営む民宿でその狩猟法やマタギの文化を知り、絶品の […]]]>

《実家のような世界観で来る者を魅了する昭和の家族に会いに行こう》

山形県南部にある小国町には、数百年も続くのマタギ文化が今も残っています。今回の旅では、代々続くマタギ一家が営む民宿でその狩猟法やマタギの文化を知り、絶品の熊汁を味わい自然と共存する暮らしに触れていただきます。

玄関を入るとまるで実家に帰ったような雰囲気に思わず「ただいま!」と言いたくなる宿は、リピーターも多く気さくなマタギ一家との時間を過ごせます。翌日は、季節に応じた自然体験へ案内してくれます。

<企画協力:一般社団法人やまがたアルカディア観光局>

ここに来る人は、お客様ではなく家族の一員です。気取った接客も豪華な客室もありません。ただ心の底から笑って本当の実家のように、のんびり過ごしてください。

実家です

「都会の人たちの、田舎になればいいんでないの?」これが、彼が民宿を始める原点だった。宿泊客にとっての第二の実家、第二の故郷のような存在であり続けたいと願い日々奮闘中。コンセプトは「奥川入ファミリーをつくろう!」です。

山形県西置賜郡小国町
米沢駅からJR米坂線で1時間30分(2022年8月3日に発生した大雨の影響により運休。今泉駅~坂町駅間は代行バスを運行中)。山形県の西南端にあって新潟県との県境に位置します。飯豊連峰と朝日連峰という雄大な山々に抱かれ、面積の9割はブナをはじめとした落葉広葉樹の森に囲まれた小国町。全国有数の豪雪地帯で、山間集落では積雪が5メートルに及ぶ所もあります。

民宿 奥川入アクセス
山形県西置賜郡小国町大字小玉川576

車で米沢駅又は赤湯駅から約1時間30分
公共交通機関をご利用の場合、小国駅又は小国町営バス・飯豊梅花皮荘バス停までお迎えに伺います。

この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日付をお選びいただき、現地確認後に受入の可否について、ご連絡をさせていただきます。現地の都合により予約ができない場合もございますので予めご了承ください。

<あうたび人>

民宿 奥川入 横山隆藏さん、尚美さん、拓さん

宿に到着すると冬でも日焼けをしてて、ちょっと強面の隆藏さん。いつも笑顔が素敵な尚美さん。しっかり者の長男拓さん一家が出迎えてくれます。

4代目マタギとして何度もテレビ取材を受けている隆藏さん。今では、親子マタギとして長男の拓さん(5代目)と一緒に山に入り、クマやイノシシを捕らえています。

「彼ら(クマ)には彼らの暮らしがある。自分達には、自分達の暮らしがある。お互いに共存することが大切。」と自然との共存、命をいただくことへの感謝をいつも忘れない隆藏さん。

「生き物が生き物じゃなくなる瞬間を見たことがないのは、損だと思う。みんな何を食べてるのか本当の意味では、わかってないんじゃないかな。」と息子の拓さん。

小国町出身の隆藏さんですが、小学4年生の時に出稼ぎに行く両親に連れられ、埼玉県の所沢市で暮らしていました。高校を卒業後は、日本料理店で働いていましたが、21歳で実家に戻り今の民宿を開業。マタギの宿として、ジビエ料理が人気を呼びお客さんも増えていきました。

30歳の時、近くの旅館で働いていた尚美さんと出会い結婚。二人の子供にも恵まれました。現在は、隆藏さんの父隆さん、妻の尚美さん、長男の拓さんで民宿業、稲作、養鶏(山形地鶏)、そしてマタギとして忙しい日々を送っています。

熊狩に出かけるマタギたち

小国町のマタギ文化

古くからマタギ文化を伝承している小玉川地区。マタギには山でだけ使うマタギ言葉があり、マタギたちの勝鬨(かちどき)「コイズミワー」と叫ぶ言葉は独特です。アイヌ語でこれをみてください。という意味らしい。

狩るのはツキノワグマで、主に集団で行う巻狩(まきがり)で狩猟を行います。全体を見て指揮する「ムカダテ」、クマを追い立てる「セコ」、鉄砲で撃つ「ブッパ」などの役割があり、10人前後で行っておりましたが、地域のマタギが減少し、他に仕事をしている人が多くなり、5人ほどの少人数で行くこともあるそうです。

射止めた熊の冥福を祈りながら、山神様のご加護に感謝する「熊まつり」の儀式が、300年余にわたって受け継がれています。

すべては山神様からの授かりもの。
仕留めた熊は、皮を剥ぎ、解体します。狩猟者の中には、欲しい肉だけを取り他の部位を捨てていく人もいますが、マタギは腸の中身以外のもの全てを持ち帰り、食料、衣料、薬に使います。そして、年齢や役割に関係なく、関わったすべての人に等しく分けるそうです。

自然の恵みに依存し、共に生きてきたマタギにとって、熊だけでなく山菜もキノコも「山神様から授けていただく」という考え方が、ゆるがない精神的支柱になっています。

小国町に伝わるマタギ文化について やまがたアルカディア観光局

ライター西村愛さんの体験ブログはこちら!
https://love.exblog.jp/242084176/

実家のような宿

昭和な雰囲気が漂う、まるで実家に帰ってきたような宿。
食事まで少し時間があるのでとお母さんの尚美さんから雪かきを頼まれる。

夕飯前に一仕事させていただく。
実家ですから。

夕食の時間。もちろん配膳もお手伝い。
メインの熊汁をはじめ、飼育している山形地鶏、自家製の野菜や山菜料理もある。

どれもこれも本当に美味しいなー。と食べていると何やら隣のテーブルが賑やかになってきた。

どうやらこちらの家族も隣のテーブルで一緒に食事をするらしい。
おのおの飲みたいものを持ってきて、みんなで乾杯!!

テレビがずっとついているのも実家感が増し増し。

お母さんがどこからかワインを持ってきてくれた。
頂き物だけど飲みますか?
ありがとうございます!(全部飲み干しちゃった。。。)
次回は、ワイン持って遊びに来ます。

また帰って来たくなる、ほっこりする宿でした。

季節の体験(ある日の雪山散歩)

この日の体験はかんじきを履いて小国町を象徴する「白い森」をトレッキング。豪雪地ならではの楽しみです。
※2日目は、季節によりさまざまな体験ができるので、宿の皆さんと相談してみてください。

かんじきを履いて雪山トレッキング。かんじきは、雪との設置面が広く、足が雪に深く沈まないようにしてくれます。

マタギに案内してもらう雪山散歩。動物の足跡を探したり、森や自然の話を聞いたり、とても贅沢な時間です。
この日は、きつねやテンの足跡を見つけました!

美しいブナ林が広がっています。木のうろに冬眠するクマもいるそうです。

初めて、スノーモービルにも乗せてもらいました。
都会とは違い、季節の移ろいを色濃く感じられる小国町。また、別の季節に遊びに来たいと思います!


【スケジュール】
1日目

時 間内 容食 事
午後民宿 奥川入チエックイン(15時〜)
※マイカーやレンタカーでお越しになる方は、17時頃までにお越しください。
バスでお越しの場合は、近くのバス停までお迎えにあがります。事前にご連絡ください。
<公共交通機関:例>
米沢12:16発→今泉12:45乗り換え12:55→小国14:06着 

・横山家の皆さんがお出迎え
・自己紹介
・何かお手伝い
・宿の周辺を散策(雄大な飯豊連峰が見える絶好のロケーションです!)
18:00横山さん家族と一緒に夕食(ジビエ料理・熊汁など)
マタギの暮らしや小国町の生活についてお話をしながら横山さん家族とお夕食をお楽しみください。
食事は、熊汁などのジビエ料理や拓さんが育てている山形地鶏、自家製の野菜や米、山菜・きのこなど山の幸を中心とした手作りメニューです。

隆藏さんと拓さんが出演されたドキュメンタリー番組を是非見せてもらってください!マタギや小国町のことを色々と知ることができます。
20:00夕食終了
お酒を楽しむも良し、就寝までゆっくりお寛ぎください。

2日目

08:00自慢の朝食
自家製の野菜や山菜、手作りの味を楽しめる朝食です。
09:00小国町の暮らしを体験
横山さんの案内で季節の体験。前日に何ができるか、やりたいかを相談しといてくださいね!

<季節の遊び・体験の一例>
5月~6月 山菜採り(ふきのとう、こごみ、こしあぶら、タラの芽、いたどり、しおでなど)
6月 奥川入専用の園地でわらび採り
7月 渓流釣り(遊漁券は別途購入)
8月~9月 川遊び
9月後半~10月 稲刈り
8月後半~11月上旬 山に入ってのきのこ採り
11月 マタギと行く 紅葉の山散策
12月~3月 かんじきを履いて雪山散歩&動物の足跡探し、スノーモービル体験
2月後半~3月中旬 薪割り

他にもたくわん作り、鮭のなれずし作り、鶏の世話、畑の野菜の収穫など奥川入家族の普段の暮らしを体験するのもおすすめです。
13:00昼食を食べて終了
また、次の季節に遊びにきてください!

<公共交通機関:例>
小国14:35発→今泉15:40/16:26→米沢16:59着

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

【ツアー詳細】

受入期間通年
参加費2名以上 16,000円/1名参加 18,000円
含まれるもの宿泊費、食事(朝1回・昼1回・夕1回)、季節の体験料、旅行傷害保険
宿泊先民宿 奥川入
最少催行人員1名(最大4名まで)
服装・持ち物動きやすい服装(冬季は、防水防寒ウエア、長靴、手袋があると楽しめます)
キャンセル規定20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%
受付締切参加希望日の7日前
お支払い方法銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER)
※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。
ご注意事項稲作も行っているためカメムシが同居しておりますが、奥川入ファミリーのメンバーとして温かく見守ってください。

ライター西村 愛さんの体験ブログ

西村 愛
トラベルライターとして大手航空会社 飲料メーカーなどの公式ライターを務め、各地の取材旅行などで全国47都道府県を踏破。さらには世界を飛び回る。

「山形・小国町 奥入川マタギの家族になる体験」

https://love.exblog.jp/242084176/

その他の置賜地域のあうたび

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山形のばあちゃんと囲炉裏でお茶を飲み郷土料理を一緒に作る旅 https://autabi.com/event/37139/ Fri, 26 Jan 2024 21:04:00 +0000 https://autabi.com/?p=37139

《ばあちゃん家でのんびりおしゃべりとごはんだしのお手伝い》 「どうもおしょうしな〜。」いつも優しい置賜弁と標準語のバイリンガルで温かく迎えてくれる。この人こそが現存する最後の「ザ・ばあちゃん」かもしれない。古き良き昭和の […]]]>

《ばあちゃん家でのんびりおしゃべりとごはんだしのお手伝い》

「どうもおしょうしな〜。」いつも優しい置賜弁と標準語のバイリンガルで温かく迎えてくれる。この人こそが現存する最後の「ザ・ばあちゃん」かもしれない。古き良き昭和の時代からタイムスリップしてきたような、ホッとする山形のばあちゃんに会いに行きます。一緒にごはんだしをして、囲炉裏端でお茶のみのんびり過ごす旅です。

<企画協力:一般社団法人やまがたアルカディア観光局>

ごはんだしの他に、季節により色々なプチ体験ができるのでばあちゃんと要相談です。忙しい日常から離れ、たまに何を言っているのかわからない置賜弁に癒されてみてはいかがでしょうか。

(訳:おしょうしな=ありがとう。ごはんだし=食事の支度をすること。)

山形県長井市
「山の港町」と呼ばれる山形県長井市。長井市はかつて最上川舟運の港町として栄えました。最上川西岸の街道に沿って商家群などが点在する長井の町場景観は、国の重要文化的景観として選定されました。長井の豊かな水と盆地特有の気候が、ぶどうやさくらんぼ、すいかなどのおいしいフルーツをはじめとする農産物を育み、多くの米沢牛の「チャンピオン牛」を輩出する理由のひとつともなっています。

農家れすとらん なごみ庵へのアクセス

山形県長井市成田1445
山形鉄道フラワー長井線 あやめ公園駅より徒歩20分

この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日付をお選びいただき、現地確認後に受入の可否について、ご連絡をさせていただきます。現地の都合により予約ができない場合もございますので予めご了承ください。

<あうたび人>
農家れすとらん なごみ庵 菅野 ちゑさん

山形県長井市で農業の傍ら、農家れすとらん、加工品の販売などを行う菅野さん。可愛らしい笑顔がトレードマークで、子供の頃いつも笑ってた田舎のばあちゃんを思い出させる。

昭和22(1947年)年1月山形県白鷹町生まれ。母親の体調不良もあり8ヶ月の未熟児として生まれる。21歳の七夕の日に、地元の男性とお見合いをすることになり長井市のあやめ公園で初デート。

翌年の春、めでたくゴールイン。今の自宅がある長井市へ嫁いで来ました。義両親とその親(祖母、山形弁でおばんちゃ)と自分たち夫婦での暮らしが始まりました。

当時は、目指せ7桁農業と言われ、農家の年収が100万円に満たない時代でした。100万円どころか、日当1,300円なんていうことも当たり前。菅野家では、この頃に豚舎を建てて養豚業も始めました。

イメージ

その後、昭和49年原木椎茸の栽培を始めるため白鷹町の山を購入し、栽培用の木を一家総出で切り出し自宅まで運びました。「中国産の安い椎茸が入ってくるまでは、まあまあ良いお金になったですよ。」と振り返る。

時代は流れ平成となり、今度はさくらんぼの事業を始める。当初は、あんずの栽培をしたが失敗。さくらんぼに切り替え、苗木を植えてから7年。最初に収穫したさくらんぼの味が今でも忘れられないそうです。

さくらんぼ収穫中のちゑさん

令和となり今は、稲作とさくらんぼを中心に農業を行なっています。3人の子供を育て上げ無我夢中で駆け抜けて来たちゑさん。春からは、息子さんが後を継いでくれると嬉しそうに話してくれました。

農家れすとらん なごみ庵

一緒になごみ庵を運営している高橋さん(右)

もともと近所の婦人会で惣菜などの加工販売を行うために「すももの木」という屋号でスタートしました。しかし、忙しい毎日の中でなかなか手がつけられず、しだいに休眠状態になってしまう。

そんな中、グリーンツーリズムと出会う。「私がやりたいことはこれだ!」と農家レストランを立ち上げる準備をスタート。ある日、国の農業の統計調査で訪れていた高橋さんから、ここで一緒に働きたいと申し出を受ける。

そんなにお給料も払えないのでと一度は断りましたが、高橋さんの熱意に負け一緒に始めることになりました。

平成19(2007)年12月25日になごみ庵オープン。ちゑさん60歳の時でした。それから県内外から注目をされ、JRのポスターにも掲載されるほどの人気店になって行く。ちゑさんの人柄とお肉を使わない優しい田舎料理のランチが評判のお店です。

ばあちゃん家でくつろぐ

「よくござったなっし(よくいらっしゃいました)」と笑顔で迎えてくれるちゑさん。思わず「ただいま」と言ってしまいそう。

まずは、自己紹介をしながら囲炉裏端でお茶をいただく。

「そろそろごはんだしすっか。」自家製の野菜や旬の食材を使って、ちゑさんに教えてもらいながら田舎料理作り。本当のばあちゃんのお手伝いをしている気分になります。

ベロ干し大根を嬉しそうに見せてくれるちゑさん。大根をベロのように細長くカットし乾燥させた地元の保存食。

ベロ干し大根とニシンの煮物

ベロ干し大根と身欠きにしんを一緒に炊くベロ干し煮は、この地方で伝わるおふくろの味です。

作ったお料理をちゑさんとおしゃべりをしながら一緒に味わいます。

食事の後は、季節ごとに様々な体験ができます(日程表参照)。この日は、石臼の上で大豆を打って平べったくするうち豆づくりを行いました。
※うち豆とは、山形をはじめとする雪国で作られてきた豆の保存食です。

ライター西村愛さんの体験ブログはこちら!
https://love.exblog.jp/242084176/

【スケジュール】

時 間内 容食 事
10:00農家れすとらん なごみ庵
「よくござったなっし」ちゑさんが笑顔で出迎えてくれます。
10:15ばあちゃん家でくつろぐ
お茶を飲みながら自己紹介
本日の体験説明
ちゑさんとおしゃべりなど
11:00田舎料理作り
ちゑさんと一緒に旬の野菜や地元の食材を使った田舎料理作り。ばあちゃん家なので、軽いお手伝いの気持ちで大丈夫です。
帰りにレシピを教えてもらって、自宅で作ることもできます。
12:00田舎料理のランチ
一緒に作った料理を食べながら、ちゑさんとランチタイム。
※当日は貸切の営業ではないため他のお客様と一緒になる場合もございます。 お客様との交流もお楽しみいただきながら、お食事をお召し上がりください。
13:00季節の体験
野菜の収穫や室内での作業などを体験していただきます。季節や当日の天気により、ちゑさんと相談して決めてください。

<体験例>
春)大根干し作業、ふきのとう採り
夏)野菜収穫、ナス干し作業、畑仕事のお手伝い
冬)囲炉裏でみそ餅焼き
8月~9月 丸茄子漬け作り
6月~9月 ウコギの新梢摘み
12月~1月 うち豆作り
14:00終了解散

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

【ツアー詳細】

受入期間通年
参加費5,500円
含まれるもの昼食代、調理体験料、季節の体験料、施設使用料、旅行傷害保険
集合場所・時間農家れすとらん なごみ庵 10:00
最少催行人員1名(最大6名まで)
服装・持ち物特になし
キャンセル規定20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%
受付締切参加希望日の7日前
お支払い方法銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER)
※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。
ご注意事項・当日は貸切営業ではないため、他のお客様と一緒になる場合もあります
・調理体験以外の体験は、季節や天候によりことなるため現地でのご相談となります。

おすすめ立ち寄りスポット

斎藤製麩所

なごみ庵の隣にある斎藤製麩所。4代目のご主人と奥様で、お麩の魅力を知ってもらいたいと工場直売所を営んでいます。もちろん、なごみ庵で使っているお麩はこちらの商品です。

おしゃれな店内では、目にも鮮やかな生麩を使ったお菓子が並んでいます。ここに来ないと食べられない生麩のお菓子が大人気です。

ライター西村愛さんの体験ブログ

西村 愛
トラベルライターとして大手航空会社 飲料メーカーなどの公式ライターを務め、各地の取材旅行などで全国47都道府県を踏破。さらには世界を飛び回る。

「山形・長井市 山形郷土料理を学ぶ旅」

https://love.exblog.jp/242084176/

その他の山形県置賜地域のあうたび

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江戸時代からの流れを汲む窯元で脱サラ陶芸家に弟子入りする旅 https://autabi.com/event/36758/ Fri, 26 Jan 2024 03:17:00 +0000 https://autabi.com/?p=36758

《人生の転機はいきなり訪れる。陶芸を通じてこれからの生き方を考える》 江戸時代に上杉鷹山が興した「成島焼」の流れをくむとされる深山焼。山形県白鷹町で師匠から受け継いだ登り窯を使い、様々な作品を作り出す陶芸家に弟子入りして […]]]>

《人生の転機はいきなり訪れる。陶芸を通じてこれからの生き方を考える》

江戸時代に上杉鷹山が興した「成島焼」の流れをくむとされる深山焼。山形県白鷹町で師匠から受け継いだ登り窯を使い、様々な作品を作り出す陶芸家に弟子入りしていただきます。

一般的な陶芸教室とは異なり、弟子として作品作りの準備から登り窯で使う薪割りなどもお手伝いしていただきます。作業を通じて陶芸家の暮らしや考え方に触れる旅です。

<企画協力:一般社団法人やまがたアルカディア観光局>

今回の旅は、白鷹町深山(みやま)地区にある窯元を2回に渡り訪れ、焼き物を製作していただきます。
初回:土を練り、電動ろくろで作品作り
2回目:登り窯に薪を焚べ、自分の作品を登り窯で焼きます

山形県西置賜郡白鷹町
山形鉄道フラワー長井線で赤湯から1時間。町を東西に分けるように最上川が流れる自然豊かな地域です。春は樹齢約1200年の薬師桜や釜ノ越桜をはじめとした古典桜、夏は日本一の生産量を誇る紅花、秋は川風と共に最上川を遡上してくる鮎、冬はウィンタースポーツと四季折々の楽しみがあります。

深山焼 深山工房 つち団子へのアクセス

山形県西置賜郡白鷹町深山2530
JR東日本 米沢駅から車で約1時間、赤湯駅から車で約45分。
山形鉄道フラワー長井線 荒砥駅(タクシー会社あり)からタクシーで約10分又は、四季の郷駅からタクシーで約7分
https://flower-liner.jp/timetable/

この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日付をお選びいただき、現地確認後に受入の可否について、ご連絡をさせていただきます。現地の都合により予約ができない場合もございますので予めご了承ください。

<あうたび人>
深山工房 つち団子 金田利之さん

山形県白鷹町出身、1966年4月生まれ。卒業後、地元の会社へ就職したが自分のやりたい事を探し幾つかの職を経験する。サラリーマン時代、ふらっと立ち寄った東京青山のギャラリーである陶芸作品と出会う。

展示されている色々な作品を見ているとある皿に目が止まる。皿の一部がまるで千切れたような作品で、なんだこれ?斬新で面白い!「これなら、俺にも作れるんじゃないか?」と安易に考え陶芸に興味を持ち始める。

それまで陶芸に興味を持ったこともなかった金田さん。陶芸を体験できるところを探していると、地元の白鷹町に深山焼の工房ある事を知る。さっそく、深山工房の梅村さん(のちの師匠)を訪ね陶芸教室に入門。通ううちに陶芸の奥深さやその魅力に取り憑かれていきました。

ある日、すっかり陶芸の世界に魅了された金田さんは、長女を出産するため入院をしている妻の枕元で打ち明ける。
「俺、会社を辞めて陶芸家になるから。」(あのタイミングで話すことじゃないよね。と今では笑いながら振り返る。)

それから深山工房の梅村さんに正式に弟子入りし、脱サラ陶芸家としての新たな人生がスタート。勉強熱心な金田さんは、他の産地も見てみたいと思い、栃木県の益子焼を学びに行くことにしました。

妻と娘を残し単身益子町での修行を始めて半年が過ぎた頃、家事や育児など忙しく暮らす妻から「あなた、いい加減にしてよね。」と言われてしまう。それからは、家族の住む白鷹町と益子町を行ったり来たりの日々が始まる。

徐々に陶器市などで自分の作品を販売し、陶芸家としての自信を持ち始めた頃、お世話になった深山工房の梅村さんが他界。それから2年後の2003年に「深山焼 深山工房つち団子」として金田さんが引き継ぐことになりました。

2011年3月11日の東日本大震災により師匠の梅村さんが築いた登り窯が崩落。多くの支援者と「登り窯復活プロジェクト」を発足し、深山焼を伝承するため窯を修復しました。

脱サラ陶芸家になり師匠から引き継いで20年。試行錯誤を繰り返しながら多くの作品を世に送り出しています。代表的な焼き物は「干支人形」。毎年、オリジナルデザインで丁寧に手作りされる干支人形は、愛嬌のある表情と独特のフォルムが特徴的で行列ができる人気商品となっています。

年末には干支人形の製作に追われ、お正月休みもありません。それでも昨年最後の干支人形のお渡しは、10月だったとか・・。

深山焼
白鷹町深山には江戸時代後期に操業した深山焼窯跡があります。深山地区で窯跡や茶わんの破片が大量に見つかり、これにより「深山焼」と名付けられました。深山焼は米沢成島焼の流れをくむと考えられており、希少製品を焼いた特殊な窯です。

土練り、電動ろくろ作業

2024年3月1日から8月31日の間でお申込みください。

陶芸のなかで、大切な工程の土練りを行います。粘土を均一な柔らかさにし、気泡を取り除く事が目的の作業です。
菊の花びらが連なったような形にする「菊練り」の作業も行います。
体験ではなく「弟子入り」なので、自分なりにじっくり土と向き合ってください。1時間も触っていれば馴染んでくるよ!と金田さん

最初にやり方を説明しますので、その後は試行錯誤しながらご自身で自由に作品を製作していただきます。指先に集中し、自分の感性を研ぎ澄まし、作業を進めます。失敗しても、それは次の作品の糧になる!と師匠。

集中して物を作ることで、普段の忙しい生活を忘れスッキリした気持ちになると好評です。

登り窯の窯焚きの際に使用する薪の薪割り作業のお手伝い。薪割り機を使って大量の薪を割ります。

割った薪は、乾燥をさせるため登り窯の横に積み上げます。積み方にはコツがありますが師匠からお伝えします。

ライター西村愛さんの体験ブログはこちら!
https://love.exblog.jp/242084176/

【スケジュール】

土練り、電動ろくろ作業

2024年3月1日から8月31日の間でお申込みください。

時 間内 容食 事
12:00深山焼 深山工房つち団子 集合
<推奨交通機関>
赤湯(10:47発)→山形鉄道フラワー長井線→四季の郷(11:36着)又は荒砥駅(11:40)
※金〜月は、工房近くののどか村(予約制)で昼食を食べることができます。
12:10弟子入り前の準備と説明
・作務衣に着替え
・自己紹介
・陶芸家の暮らしやリズムのお話し
・登り窯など施設見学
・本日の作業説明、注意事項
12:40土を練る作業
大揉み、小揉み、菊練りと呼びます。焼きもの作りのなかで、土を練るということは大切な工程。土練りを行うことで粘土の堅さを均一にして、粘土の中の気泡を取り除いて粘土の状態を整えます。「土練り三年」と言い陶芸の基本です。
13:30電動ろくろにて作品作り
指先に集中し、自分の感性を研ぎ澄まして作品を製作します。
大皿から小皿、茶碗、湯呑みなど自由に作っていただけます。
※目安として2~3ヶの作品の製作ができると思います。
15:00後片付け及び手伝い
片付けの後は、薪割り作業の手伝いなど
15:30終了解散
<推奨交通機関>
荒砥駅(15:51発)又は四季の郷(15:54発)→山形鉄道フラワー長井線→赤湯(16:46着)

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

地元のお店にちょっと立ち寄り!
四季の郷駅から歩いて4分のところに、食パンがおいしいパン屋さんとお米がおいしいおにぎり屋があります。
ランチにちょっと立ち寄ってみてはいかがですか?
エリート思酵♡ エリート思米

おにぎり屋さん
工房で食べていただくこともできます。

2024年9月15日()開催
窯に薪をくべ、作品を焼く「窯焚き」

深山焼では、今では珍しい薪を燃料にした「登り窯」を所有。登り窯の活用に、新たな可能性を見出すため、日々思案を重ねる。

「素焼き」は大量の薪を燃料とする登り窯で、約24時間かけて約800度まで温度を上げていきます。薪がパチパチはぜる音、煙の匂い、焚き火とは違うダイナミック感を味わってください。

炎の様子を確認しつつ、空気を引き込む音を聞きながら薪をくべていただきます。約4時間「窯番」を担当していただきます。集中して火と対峙することで、自分自身と向き合うことが出来る貴重な体験です。

2024年9月15日()開催
窯に薪をくべ、作品を焼く「窯焚き」

時 間内 容食 事
09:30深山焼 深山工房つち団子 集合
09:45師匠と再会
・作務衣に着替え
・本日の作業説明、注意事項
10:00窯焚き作業
大量の薪を燃料とする登り窯で、約24時間かけて約800度まで温度を上げていく「素焼き」という作業を行います。その一部を担当していただきます。
ただ薪をくべるだけでは、登り窯内の温度は下がってしまいます。
炎の様子を確認しつつ、空気を引き込む音を聞きながら薪をくべていくことがポイントです。

窯焚き作業スケジュール
(1)6:00~10:00(2)10:00~14:00(3)14:00~18:00(4)18:00~22:00
※基本(2)10:00~14:00の作業担当をお願いしておりますが、他の時間帯をご希望いただくことも可能ですので、お申し込み時にお選びください。

師匠からのひとこと ー
山形名物の芋煮などを食べながら、楽しみましょう!
14:00終了解散

【ツアー詳細】

受入期間初回作業は、4月1日から8月31日までの毎日開催
窯焚き作業は、9月15日(日)
参加費(全2回分)1名19,800円/2名以上 16,500円 (お一人様当たり)
含まれるもの体験料、施設使用料、陶芸作品、作務衣レンタル料、旅行傷害保険
※完成した作品をお送りする送料は別途必要となります。
集合場所・時間深山焼 深山工房 つち団子 初回:12:00
最少催行人員1名(最大6名まで)
服装・持ち物動きやすい服装
キャンセル規定20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%
受付締切参加希望日の7日前
お支払い方法銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER)
※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。
ご注意事項・指輪や時計等の手元のアクセサリーの着用はお控えください。
・爪は短めに切っていただくことをお勧めします。
(爪に粘土が食い込んだり、作品を引っ掻いて傷つけてしまうことがあるため)
・作品のお届けは、11月ごろとなります。出来上がり次第、着払いにてお送りします。

今回作れる作品例

パスタ皿など大きなものからお茶碗、湯呑みなど、追加料金なしで2〜3点はお作りいただけます。

「紅花釉」で仕上げます(作品の出来上がりは、11月ごろとなります。)

紅花釉

紅花の生産量日本一の白鷹町ならではの「紅花釉」で仕上げます。
※花摘みシーズンが終わった畑から紅花を茎ごと集め乾燥させてから、登り窯の焚口で、ゆっくりと時間をかけて燃やし紅花の灰を作ります。大量の紅花でも、ほんの少しの量にしかならない貴重な灰を釉薬にしたのが「紅花釉」です。

おすすめ宿泊プランゲストハウス兼カフェ353 KUROGAMO

せっかく山形県置賜地域まで来たのなら1泊されてはいかがでしょうか。ゲストハウス兼カフェ「353 KUROGAMO」は、築130年ほどの古民家のよさを残しつつ、快適に泊まれるようリノベーションされています。

白鷹町の中心地から車で15分程の山あいにある353 KUROGAMO。古き良き日本の原風景が残る、どこか懐かしさを覚えるような集落にあります。親戚の家のようにくつろげる空間で、時間を忘れてゆっくりお過ごしください。

近くには、まるで化粧水に浸かっているようなヌルヌルのお湯が楽しめる「黒鴨温泉」や光明海上人即身仏が安置されている「蔵高院」があります。

東京出身で、都会でのキャリアを重ねてきたオーナーの田勢さん。何度か訪れていた母親の出身地に2019年に353KUROGAMOをオープンしました。

田勢さんがサイフォンで丁寧に淹れたコーヒーは格別です。

ゲストハウス兼カフェ353KUROGAMO
住所:山形県西置賜郡白鷹町黒鴨353
宿泊代金:11,000円(1泊・夕朝付き)
定休日:火曜日、不定期
送迎:最寄駅・深山工房など可

宿泊をご希望の場合は、お申し込みフォームの備考に御記載ください。

ライター西村愛さんの体験ブログ

西村 愛
トラベルライターとして大手航空会社 飲料メーカーなどの公式ライターを務め、各地の取材旅行などで全国47都道府県を踏破。さらには世界を飛び回る。

「山形・白鷹町 深山焼で陶芸修行」

https://love.exblog.jp/242084176/

その他の置賜地域のあうたび

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宇宙系スピリチュアル女子に出会う旅 https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/36933/ Sat, 20 Jan 2024 05:19:49 +0000 https://autabi.com/?p=36933

ラジオ出演を終えて、売れっ子芸人のように新幹線に飛び乗り新潟県十日町へ。 新しい企画の打ち合わせです。今回の企画は、あうたびでも未開拓の分野。宇宙系・・・。 少しピンと来ない部分もあるのですが、宇宙人とか幽霊とか昔から信 […]]]>

ラジオ出演を終えて、売れっ子芸人のように新幹線に飛び乗り新潟県十日町へ。

新しい企画の打ち合わせです。
今回の企画は、あうたびでも未開拓の分野。
宇宙系・・・。

少しピンと来ない部分もあるのですが、宇宙人とか幽霊とか昔から信じてるので嫌いじゃないです。
でも宇宙人を呼ぶイベントとか、壺を売りつけるとか、そう言う類のものではありません。

どんな企画になるのか楽しみで、スケジュールを空けていたら
「唐沢さんは、来なくて大丈夫です。」
ざんねーん(ToT)

この3人が皆様をご案内します

初回は、3/16-2日間。あうたび初の女性限定のイベント!
十日町市と周辺で活動する3名の女性に会いに行きます。
近日、募集開始となるので楽しみにお待ちください。
宇宙系好きの皆さん、十日町に集いますよー!

企画用の撮影も自分でやります

さて、そこで出会ったヨガの先生と雑談をしていたら。
ファスティングとか興味ありますか?
と話がとんとん拍子に進み、なんと!ファスティングにチャレンジすることになりました。

ファスティングって、よくわからないという男性も多いと思うのですが
超ー端折って簡潔に言うと「健康的な断食」ともいうべきかな?
違ってたら先生ごめんなさい。笑

唐沢がファスティング???
酒はおろか、固形物を食べない日々を何日も過ごすんだそうです。
生まれてから、そんな経験一度もありません。

何事も経験しないとです。
自分の身体がどんな風に変化するのか、しないのか。
ファスティングの様子は、ブログやSNSで紹介して行きます!

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トップエンジニアからチーズ職人へ!究極のチーズづくりを学び体験する旅 https://autabi.com/event/36203/ Thu, 18 Jan 2024 16:54:00 +0000 https://autabi.com/?p=36203

《F1からジェット機まで手がけたエンジニアがチーズの世界で頂点を目指す》 好きが高じてホンダのトップエンジニアからチーズ屋に転身。長野県佐久市で活躍する異色の経歴を持つチーズ職人がいます。そのこだわりのチーズは、世界でも […]]]>

《F1からジェット機まで手がけたエンジニアがチーズの世界で頂点を目指す》

好きが高じてホンダのトップエンジニアからチーズ屋に転身。長野県佐久市で活躍する異色の経歴を持つチーズ職人がいます。そのこだわりのチーズは、世界でも認められ2023年12月から日本航空国際線のファーストクラスでも採用されるほどの実力。

エンジニアとして培った考え方、プロジェクトを実行する推進力。気さくな人柄とは裏腹に緻密に計算された究極のチーズ作りを体験していただきます。World Cheese Awardsで国際審査員を務めるなど多忙を極める中で、あうたびだけの特別プランです。

画像は、800gのホールチーズとなります。

ボスケソチーズラボ アクセス

中部横断自動車道 佐久中佐都IC又は佐久南ICより25分/JR佐久平駅下車 車30分
〒384-2205 長野県佐久市春日2208-2

この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日程をお知らせいただき、現地確認後に受入の可否について、ご返信をさせていただきます。受け入れ側の予定と合わない場合、ご希望に沿えない場合もございます。

<あうたび人>

ボスケソ 代表取締役 是本健介さん (Kensuke KOREMOTO, Ph.D., MBA)

1972年福岡県生まれ。福岡の大学を卒業後、東北大大学院で流体力学を学び航空宇宙工学の博士号を取得。卒業後、専門性を活かすため、本田技術研究所に入所。Formula1のチームの空力エンジニア、ビジネスジェット機、燃料電池車の開発などに携わってきました。

トップエンジニア時代

是本さんが手がけたフォーミュラ1カー 

在職中の2007年には学生時代から興味のあった経営について学ぶため、ビジネス・ブレークスルー大学大学院で経営についても学びました。努力によって成功は必ずしも約束されていないが、成長は約束されている。37歳の頃、自分の成長を感じながらホンダで新興国戦略などにも携わりたいと考えていました。

チーズとの出会い

料理が好きだったこともあり、その素材となるチーズにも興味を持ちナチュラルチーズのセミナーに参加。その時のナチュラルチーズの美味しさと面白さにすっかりハマってしまい、チーズプロフェッショナルの資格を取得。週末は、自宅のキッチンでチーズの試作を繰り返し、休暇をとって北海道へチーズを習いに行くなどチーズの魅力にのめり込んで行きました。

佐久との出会い

2005年頃から長野県佐久市にある義父方の実家が空き家になっていたので、週末や休みのたびに畑仕事や温泉、乗馬、趣味のチーズ作りを楽しんでいました。佐久に通ううちに地元の人とも繋がり仲間も増えていきました。この地域には、農家や信州サーモン養殖家、酒蔵、レストラン、蕎麦屋、パン屋と食のプロも多く、そんな人たちと一緒にチーズでこの地域を盛り上げたいと思うようになりました。

株式会社ボスケソ・チーズラボ創業

2015年トップエンジニアとして活躍していたホンダを退職。同年12月に株式会社ボスケソを設立。一年後の2016年12月には、チーズ作りの拠点となるボスケソチーズラボ(店舗)を長野県佐久市春日にオープンしました。欧州のチーズの製造手法を基礎とし、地元の地域資源を使った信州独自のチーズ作りにこだわり、地元の酒蔵の蔵付き乳酸菌で発酵させたり、近くのアルカリ性温泉水をチーズを洗うウォッシュ液に使ったりと、長野らしいチーズの開発に力を入れています。現在、牛乳および山羊乳を使ったチーズを20種類以上製造しています。チーズのセミナー、ワイン・日本酒とのペアリングセミナーも開催しています。

・CPA認定チーズプロフェッショナル
・JSA認定ソムリエ/ SAKE DIPLOMA
・ギルド・デ・フロマジェ ギャルド・エ・ジュレ
・World Cheese Awards 審査員
・IFC調理製菓大学校 発酵醸造科 講師

ボスケソ・ウマバル開業

2019年4月ボスケソチーズラボから歩いてすぐの望月馬事公苑に「ボスケソ・ウマバル」をオープン。色々なチーズが食べられるプレートランチ、ホエーを使ったオリジナルカレーなども味わうことができます。乗馬場を眺めながら、日本酒やワインとペアリングも楽しめます。

社名に込めた思い

スペイン語で「bosque(ボスケ)」は森や里山を指し「queso(ケソ)」はチーズを意味します。佐久に通ううちに「本当の豊かさとは何か」について考えるようになり、同時に日本の里山が荒廃していく現状にも心を痛めるようになりました。

チーズを通じて、自分にできることはないだろうか。家畜を活用して地域の環境を保全し、その家畜の乳と地元の高品質な特産品を組み合わせ、地域の活動として広げていくことができれば良いと思いました。このような土地のチーズを生産していくことで「ボスケ+ケソ=ボスケソ」の名前には、地域への思いが込められています。

今回作るチーズ/KARAMATSU Mike

今回是本さんと一緒に作るのは、「KARAMATSU Mike(カラマツ・ミケ)」。
製造過程で三種の異なる凝乳を混ぜ合わせ、加塩し、圧搾し、熟成させるチェダータイプのチーズです。表面は春日温泉の温泉水で洗って熟成させています。

ボスケソチーズ

三毛猫をイメージした色調、旨味、僅かな酸味、塩味のバランスのとれたチーズで地元の濃いめの日本酒、メルローを使った赤ワインとの相性も最高です。
Japan Cheese Awards 2022 最優秀部門賞及び金賞、日本航空JAL国際線ファーストクラス機内食採用(2023.12-2024.02)

ボスケソチーズ

完成したチーズは、熟成させてからお送りいたします。(1/2カット・約1.1kg)

【食べ方・レシピ】サンドイッチの具に、またはトーストに乗せて溶かしてお召し上がりください。パスタに散らすのもオススメです。

【チェダーチーズ作り】

最初に原料の検査・計量、濾過などの工程がありますが、今回は殺菌、発酵、凝固、チェダリング、加塩、型詰め、反転、メンテナンスの作業を行っていただきます。

ホエイ排除作業

疎水性の増したカードを攪拌により収縮させ、カード内のホエイ(乳清)の排出を促します。

浮遊するカードが膜を生じないよう優しく撹拌します。

カード(凝乳)とホエイを分ける作業。

濾過したカードを台の上に広げます。

色の違うカードをそれぞれ広げます。

チェダリング

チェダリングは、チェダーチーズ独特の製造工程で、これによってチーズが繊維状に組織化されます。3種類のカードを丁寧に重ね融着し始めたら、それを4つに分割し約10分ごとに塊を反転させながら積み重ねる作業を繰り返します。

厚みが均等になるように重ねていきます。

重ねたカードを四分割して、約10分毎に反転しながら積み重ねる作業を繰り返します。

ミリング

融着したカードを数センチ角になるように切断します。

包丁を使ってのミリング作業は意外と大変な作業です。

加塩

切断されたカードに均一に食塩をまぶし撹拌します。食塩の添加量は、カード重量の2.5~3.0%とされていますが、実際にはホエイと一緒に流れ出すため、カードが吸収するのは添加量の約50~60%程度であり、これは撹拌時間、食塩の追加量、カードの温度、水分などによって変動します。

モールディング(型詰め)

加塩後、すぐにカードを型に詰めていきます。

カットしたカードを均等に詰めていく作業。

ウォッシュ作業(メンテナンス)

熟成の工程で行う作業ですが、特別に熟成中のチーズのウォッシュ作業を体験。熟成中のチーズを塩水で洗ってあげると、表面の雑菌が取れて、良い熟成に必要なリネンス菌が繁殖しやすくなります。ボスケソでは、地元の温泉水を使ってウォッシュを行っています。

熟成が進むと表面が黄色っぽいオレンジ色に変化します。

【スケジュール】

時 間内 容食 事
09:00ボスケソチーズラボ 集合
・是本さんよりご挨拶
・参加者自己紹介
・着替えなど(白衣をご用意しております)
09:20チーズ作り
・殺菌
・発酵/ホエイ排除(ホエイ取り除く)
・チェダリング(カードを重ねる)
・ミリング(サイコロ状に切る)
・加塩
・モールディング(型に詰める)
・ウォッシュ(熟成中に温泉水で洗う)
12:30試食タイム
是本さん自慢のチーズを食べ比べ。
試食はたくさんの種類があるので、当日のおすすめチーズとなります。
チーズ試食
13:00終了解散

※時間は目安となります。内容に関しても酒蔵の作業や進捗状況により、適宜変更となる場合がございます。

【ツアー詳細】

受入期間2024年2月8日〜2024年4月25日 木曜日
参加費(税込)33,000円 /ペア料金:56,000円
含まれるもの座学(資料込み)、体験費用(作業着・長靴・帽子のレンタル含む)、施設使用料、
ホールチーズ1/2個(約1.1kg)、試食代、宅配便
※ペア申込の方は、ホールチーズ1/2個(約1.1kg)のお届けとなります。
※ホールチーズ(2.2kg)に変更の場合は、10,000円の追加となります。
集合場所・時間ボスケソチーズラボ 09:00
※中部横断自動車道 佐久中佐都IC又は佐久南ICより25分/JR佐久平駅下車 車30分
お車の方は、駐車場がございます。
最少催行人員1名(最大4名まで)
持ち物・タオル
・飲み物(水分補給用)
服装について作業場は、40度近い暑さのため薄手の長袖、Tシャツなどの上に白衣を着用していただきます。白衣は、現地にて用意致します。
キャンセル規定14日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%
受付締切参加希望日の7日前
お支払い方法銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER)
※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。
ご注意事項・作業中は衛生面からスマートフォンでの撮影はできません。
・アクセサリーの着用、香水・タバコ等香りのするものを着用/湿布、24時間以内の喫煙は厳禁。
・日本語あるいは英語の対応となります。

ボスケソチーズホームページ https://bosqueso.official.ec/

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ラジオ番組にお呼ばれしてきました https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/36923/ Thu, 18 Jan 2024 03:06:00 +0000 https://autabi.com/?p=36923

月曜日、ラジオの出演依頼をいただき収録に行ってきました。しゃべることは嫌いじゃない私ですが、何を話すのか。。 思いつきとひらめきで生きている人間なだけに難しいことはお話しできません(考えられません笑) まあ、何事も経験だ […]]]>

月曜日、ラジオの出演依頼をいただき収録に行ってきました。
しゃべることは嫌いじゃない私ですが、何を話すのか。。

思いつきとひらめきで生きている人間なだけに
難しいことはお話しできません(考えられません笑)

まあ、何事も経験だし。詳しい内容も聞かずに安請け合い。
収録の前日、改めてオファーのメールを見てみると下記の様な文面が。

<メールの内容>
当番組は、夜景プロデューサーの丸々もとお氏が様々な業界のトップランナーをお招きしてお話を伺うインタビュー番組でございます。地方自治体、ホテル・旅館、商業施設、エンターテイメント業界などの経営者の皆様に多数ご出演を頂いております。

ガーン。
トップランナー!?誰かとの間違い。。
悪い気はしないけど、まさか詐欺?

当日、半信半疑でスタジオ入り。
「それでは、早速収録を始めましょう。」
司会の丸々さんの軽快なトークでスタート。

学生時代から浪人、サラリーマン、脱サラ、無職、起業。
私のご立派な人生を包み隠さず全部話しました。
(こんな話では番組にならないでしょ。。。)

ところが 「いやー面白かったです!」と 丸々さん。
(確かにある意味面白いかも。)
プロデューサーさんからも大変濃い内容になりました。
と お礼のメールをいただきました。

大した話はできなかったんですが、一つだけ思ったことがありました。

この人は本音で話をしているかどうか。
周りの人は何となく気づきますよね。

自分をさらけ出すって恥ずかしいけど、周りの人は好感をもってくれる。
何となく信用できる。居心地が良い。憎めない。

これからも本音の唐沢で行きたいと思います。
自分のキャラを再認識したラジオ出演でした。

人生何事も経験ですね!

番組名MarumaruLounge
ラジオ日本(FM92.4/AM1422)
1/24(水) 24:00〜24:30
1/31 (水) 24:00~ 24:30

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