あうたび新ビジネス雪室熟成ジビエ発売開始!?

飯豊山

山形県飯豊町にある雪室低温貯蔵施設「YUKIMURO」に行ってきました。
もともと中学校があった場所に1998年1億7千万円をかけて作られたそうです。
雪室のある中津川地区は、毎年3メートルの雪が積もる豪雪地帯。

2階の窓から豪快に雪を飛ばし入れます

厄介者の雪を活かす方法はないか。
環境問題が叫ばれる中「克雪」から「利雪」をコンセプトにこの雪室が作られました。

貯蔵室は、常に0度から3度に保たれ、湿度は90%。
誰でも利用できるのかな?
管理組合の伊藤さんによると組合員と非組合員で利用料が異なりますが、基本的に誰でも利用できるらしい。

特別に中に入らせてもらうと、色々なものが貯蔵されていました。
・日本酒(若乃井酒造さんのお酒!)
・米
・野菜
・蕎麦の実
・輸入したコーヒー生豆
・椎の実(発芽を抑制する目的)
・ぶどうの苗木

ちなみに利用料っていくら??と聞きたくなりますよね。
1コンテナ(りんご箱くらい)の貯蔵料は、組合員1日5円。非組合員7円とのこと。
非組合員でも月210円、半年寝かせて1,260円。安い!よね?

雪室熟成◎◎とか言うと何だかカッコイイし、品物によっては熟成して美味しくなる。
地域の山で獲れたイノシシ肉やクマ肉を貯蔵して、雪室熟成ジビエとか人気でそうじゃない?
あうたびで売り出そうかな。

投入時は、この部屋いっぱいに雪を詰め込む

毎年2月末から3月上旬に雪の投入口からロータリー除雪車で豪快に雪を投入。(写真の2階の窓から入れるらしい。)
当たり前ですが、夏の間も電気代ゼロで室内の温度が保たれます。
エコ型低温保存施設としてこれからもいろいろな活用ができそうな気がしました。

あー寒かった。

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