りんごのワイン完成しました!

こんにちは!スタッフのオダちゃんです。
9月に仕込んだりんごワインが出来あがったということなので、ワインの充填をしに、11月18日、19日の週末で行ってきました。

今回は、最初からワイナリーへ行き、空瓶に出来あがったワインを充填する作業をしたり、自分達でデザインしたラベルを瓶に貼ったりという最終作業を行います。
約35リットルになった私達のりんごワインを720mlのワインの瓶に充填するのですが、通常は機械で充填していくのですが、今回は量も少ないので、自分達の手で充填します。

始めての充填作業だったので、ワインが溢れないのか、自動で止まるのかドキドキしながらの挑戦でした。
ワインに充填したあとは、栓をする機械へと移動。始めてだらけで、みんな変なテンションでした。
そして、充填し終わったワインは火入れをするために屋外へと移動です。
大きなお風呂に充填したワイン達が入れられていきます。屋外が寒いので入りたい気持ちになりますが、温度は90度以上。

火入れを待っている間に、お約束の味見!
先ほどの充填作業で余ったワインを皆で飲みます!!
補糖していないのでアルコール度数は、本来のりんごの糖度13度ぐらいに対して約半分の6~7度。飲みやすいワインです。

自分達で収穫して、補糖も一切せずに発酵させたりんごワイン。
感想は、色々。。。感想を話し合い、会話も弾みます♪
火入れが終わった後は瓶が冷めるまで、近くを散策し、その辺至る所にある柿を獲りに行きます。渋柿ですが完熟です。本当にあちこちに柿が成っているので鳥も、いのししも、もちろん人も獲りきらずに放置。

そしていよいよラベルを貼り、自分達のオリジナルワインの完成です。
他の人たちが、どのようなデザインにしたのかも気になります♪
記念日だったり、旅の思い出だったり、家族写真だったり、思い思いのラベルでオリジナリティ溢れるワインの完成です!!

今回のメインは、ここで終了です。
この後は、いつもの通り、農家民宿ゆんたへ移動し、地元の方達との懇親会です♪
お料理はフレンチシェフの樋口陽子さん。それにワイナリーの若き醸造担当・山崎さんに、養鶏の民宿ぴよぴよ荘の本多さん、有機野菜農家の方なども参加して、大いに盛り上がりました。

 

 


2日目は、八幡山隠津島神社の参宿所へ移動し、有機農業の大内信一さんのお話を聞きます。
この大内信一さんは、農業と平和ということをスローガンに掲げ、農業で平和になっていくためには、どうすれば良いのかというところから、有機農業を始めました。ただし、手間暇のかかる有機農業では数を作ることが難しかったため、45年前に有機農業研究所を発足し、今まで以上に有機農業の発展に尽力された方。大内さん達の作る野菜は、評判が良く、県外からのお客様もたくさんいました。ですが、2011年の震災の影響で放射能を浴びている野菜は消費者から煙たがられ、震災前より6割も消費者が減ってしまったそうです。その時には、大内さんも有機農業を辞めようと思ったそうです。
その時のことを思い出しながら話す大内さんの表情が、笑顔の似合うはにかんだ大内さんの表情がとても悲しそうでした。
でも、ここで諦めないのが、大内さんや仲間達!!
有名な教授に相談したりして、放射能を吸収しやすい作物や、放射能を吸収しにくい作物など研究に研究を重ね、ようやく震災前と同じぐらいまで消費者が回復してきたようです。
私も大好きですが、大内さんが育てたにんじんを使ったにんじんジュースは、にんじんジュースというよりは、にんじん臭さもなく、濃厚なすりおろしジュースと言った感じで、すごくオススメです。

大内さんの貴重なお話を聞いた後は、地元の子供達と一緒に、おやき作り。肉みそ、きんぴら、芋かぼちゃ餡の3種類。

やんちゃな子や、おませな子、物静かな子、兄弟思いの子、色んな子と接することが出来、武田みどりさんの教えのもと作ったおやきにも個性が溢れていました。
そして、小さいと思って侮っていました。おやき3つを食べたら、本当にお腹がいっぱい。もう何も食べれない!というぐらいの満腹感でした。

そして、最後は子供達と一緒に、パシャ!

写真を撮った後、子供達が帰るのを見送っていたら、雪が降ってきました。私にとっては、初雪です。

そして最後は、隠津島神社の安部宮司に御幣束の作り方を教えてもらいました。型紙にボールペンで印(しるし)を付け、カッターで切る。
学生に戻ったようでしたが、何故か上手くいかない・・・・
簡単だと思って、高をくくってました。そして、そんなに面白いですか?と最初に思ってましたが、非常に楽しかったです。
これも一緒に行った人たちのおかげです。

これからも色んな人に会って、人間力を高めていきたいと思います。

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