あうたび代表の唐沢です。
10月に取材でお邪魔をした小田原市で300年続くみかん農家を営む秋澤さんからヘルプの連絡がありました。
先日、東京都心では、11月として54年ぶりの積雪となりました。そんな異常気象の影響もあってか、イノシシが例年より早く畑に現れて収穫を目前にしたみかんを食い荒らしているそうです。春先から大切に育ててきたみかん。最盛期を迎えている大切なみかんを一刻も早く収穫しなければならない状況です。
「イノシシが先か、人間が先か。」
そこで、秋澤史隆さんに会いに行く旅ではなく、真剣にお手伝いをしていただける方を募集します。
4世代10人家族の秋澤家の皆さんに混じって、みかんの収穫作業をしてみませんか。都会では決して味わうことのできない、みかん畑での作業はとても良い体験になると思います。
あきさわ園のみかんは、収穫した後もすぐには出荷しません。採れたみかんを畑のあちこちにある土壁の蔵でじっくり寝かせることにより甘さと酸味のバランスを整えてから出荷します。なので、あきさわ園のみかんの食べ頃は、年明けの1月から2月頃になります。通常のみかんよりとても手間のかかる方法で熟されるみかんの味は格別です。江戸時代から受け継がれた、伝統手法で栽培されたみかんの収穫をお手伝い頂きます。
<こんな方にオススメです!>
◎最近自然に触れていないと感じる方
◎みかんが大好きな方
◎農家さんとお話してみたい方
参加料金 | 無料(ボランティアでの収穫作業) |
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作業内容 | みかんの収穫、土蔵への収納(斜面で行う作業もあり比較的重労働です) |
集合場所 | JR二宮駅(東海道本線)※ミニストップ前 |
集合時間 | 08:50 |
アクセス | <鉄道>東京駅(7:35発)→ JR東海道本線 → 二宮駅(08:44着) |
収穫場所 | あきさわ園(神奈川県小田原市沼代1215) |
催行日 | 12月1日〜12月25日の毎日 |
作業時間 | 午前9時〜午後4時頃まで(途中休憩あり) |
持ち物 | 昼食、飲み物、タオル、軍手 |
服装 | 暖かい格好、帽子、動きやすい靴、前日に雨が降った時は長靴(ない場合、ビニール袋を靴に巻いて対応) |
備考 | 観光イベントではないため、農作業に興味がある方、真剣にお手伝いをいただける方のみとさせて頂きます。 |
秋澤史隆(あきさわ・ふみたか)
1980年2月11日生まれ。2003年東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科卒業。在学中は、西アフリカのセネガル共和国、タイの青年海外協力隊やNPO団体を通じ、農業や生活の調査、実習を行う。それとは別に、1年間休学し南米各国農場調査および実習を実施。ブラジルアマゾン中流および下流域における亜熱帯、胡椒・オレンジ・熱帯果樹栽培農場、アグロフォレストリー農場、サンパウロ近郊の花卉栽培農家などを訪問。パラグアイの不耕起栽培の大豆農家(日本向け生産農場)および遺伝子組み換え大豆生産現場を見学。アルゼンチンの養蜂家および肉牛生産牧場の視察。バスで移動しながら、隣国のチリなども含め各地も視察。2003年(社)国際農業者交流協会主催の米国実習2年間プログラムに参加。主にワシントン州の野菜農家、りんご農家、オレゴン州の花卉生産農家にて実習。カルフォルニア大学デービス校にて花卉生産学の短期留学をする。2005年帰国後就農。ラズベリー・マルベリーなど栽培開始。ジャム&ピクルスによるラインナップを増やすことにより、加工品生産の強化を図る。300年の歴史のあるみかん栽培を中心に、橘地域の里山景観と地の利を活かした農業の可能性を模索中。
★参加をご希望の方は、直接あきさわ園までお電話をお願い致します。
あきさわ園 0465−43−0305(秋澤史隆さんまで)