南魚沼で創業300周年を迎える、青木酒造の今井杜氏をはじめ沢山の方とあうたび無事に終了しました。今回も地域の皆さんとの触れ合いが沢山あり、まさに「あうたび」となりました。今回は、女性5名様のご参加で、少人数ならではの濃厚な出会いがあったように思いました。
到着日、今井杜氏との約束が13時ということで、その前に地元の人気店「にし川」さんでランチを頂きました。魚沼産コシヒカリを使ったランチと鶴齢の種類も豊富で、皆さん取り敢えず昼から鶴齢の予習。素敵な女将さんと記念写真、ご馳走様でした。
昼食後、青木酒造さんへ。
到着すると、杜氏の今井さんが出迎えてくれました。通常一般は入れない応接間へご案内をいただき、酒造りのお話しからスタート。今井杜氏のこだわりや酒造りの難しさなどをお話いただきました。その後、醸造場の見学へ。時期的に仕込みはほとんど終わっておりましたが、絞りの作業はまだ続いています。何も隠すことは無いと言う今井杜氏は、蔵の中の全てをご案内してくれました。
酒蔵を見学した後、塩沢の老舗織物メーカーのやまだ織さんへ。社長へ就任された、山田千晴さんからに塩沢の織物の歴史などを学びました。本当はお休みのところ、機織の先生も待っていてくださり皆で機織り体験を楽しみました。
温泉に入った後は、お待ちかねの懇親会です。今回の宿も栃窪温泉にある「銀峰閣月乃湯」さんです。ご家族3人で経営されているアットホームな民宿です。今井杜氏をお招きして、鶴齢の飲み比べ、たくさんのご馳走に囲まれ至福の時を過ごしました。杜氏が育てたアスパラガスは、甘みがあってとても美味しかったです。この日は、鶴齢5種類2升半を楽々と飲み干しました。今井杜氏、宿のご主人、ご馳走様でした。
翌日は、塩沢を代表する2つのお寺を巡りました。「雲洞庵の土踏んだか?」「関興寺の味噌なめたか?」で知られるお寺です。地元のガイドさんの案内でこの地に伝わる歴史など学びました。
お昼は、清水地区にある上田屋さんで名物「山菜だらけそば」。とにかく山菜が豊富に採れるだけあって、これでもかと山菜が乗ったおそばです。そばを待つ間のお通しも山菜。皆さんビールに日本酒が進んでしましました。
最後に訪れたのは、知る人ぞ知る幻の漬物「山家漬」の蔵元、今成漬物店へ。地元の野菜を八海山の大吟醸酒粕で丁寧に漬け込んだ逸品で、全てが手作業のため、ほとんど流通していない希少価値の高いものです。奈良漬のようで、まったく異なる上品な味わいに感動し、全員がお土産として購入しました。
金沢屋酒店に立ち寄り、お土産の鶴齢をたっぷりと買い込んで旅は無事に終了。ご参加いただいた皆様、本当によく飲んでいただき誠にありがとうございました。また、秋、冬の塩沢を満喫する旅も開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。