遂に実現!コロナ禍で出会ったスリランカの人たちに会いに行ってきました

7月末。

コロナ禍のオンラインツアーで何度もお世話になった、スリランカの皆さんに会いに行ってきました。

画面越しでは何度も会っている。
一緒に仕事もしている。
何度も乾杯もしている。

でも、リアルで会うのは初めて。
「いつかスリランカに会いに行きたいね」
そんな話をしていた“いつか”が、ようやく実現しました。

今回のツアーは6日間と8日間の2コース。
現地では、オンラインツアーにも何度も登場してくれたスリランカ人のサナットさんが、旅の間ずっと私たちを案内してくれました。
そして、あうたびオンライン添乗員として活躍したかなえちゃんも現地で合流。

さらにもう一人。
飲む添乗員・唐沢も同行させてもらいました。
スタッフ多くない?笑

到着早々、ホテルを間違える。

スリランカ航空で成田から約9時間。
コロンボに到着すると、サナットさんたちが空港で迎えてくれました。

ウェルカムビールで乾杯!

「本当に会えた!」
まずはそれだけで嬉しい。

そのままホテルへ向かい、到着すると……
わぁ、素敵なホテル!
チェックインを待つ間、プールサイドで写真を撮ったり、みんなすっかりリゾート気分。

このホテル違うんですけど・・

ところが。

ホテル、間違えてました。笑

泊まるのはここではなく、ラグーンの対岸にある別のホテル。
添乗員かなえちゃんが、みんなに平謝り。
旅にトラブルは付きものです。笑
(お前が言うな!)

無事に正しいホテルへチェックインした後は、ホテルのレストランではなく、地元のお店へ夕食に出かけます。

途中、暗がりの中にやたら明るく活気のある市場を発見。
「ちょっと寄ってみよう!」
魚の独特な匂い、人の声、店の明かり。
一気に「海外に来たなぁ」という気分になります。

夕食はインド洋に面したレストラン。
ビールを片手に砂浜へ出てみると、なぜかカラオケ設備が。
当然、始まります。

インド洋をバックに日本の演歌。

そのうち近くにいたスリランカ人の家族も一緒になって、歌って踊って大盛り上がり。
まだ到着した初日なのに、すでにテンション高めです。

カレー、カレー、またカレー。でも飽きない

翌朝。
ホテルの朝食会場に並んでいたのは、もちろんカレー。
「スリランカに来た!」という感じがします。
見慣れない料理がたくさんあるので、ついつい欲張ってしまいます。

この旅で気づいたのですが、スリランカのカレーは、日本で想像する「一皿のカレー」とはまったく違います。
ゴーヤ、ナス、オクラ、インゲン、ニンジン、ビーツ……。
たくさんの野菜を、それぞれ違うスパイスで調理して、ご飯と一緒に少しずつ混ぜながら食べます。

朝もカレー。
昼もカレー。
夜もカレー。

なのに、不思議なくらい飽きません。
むしろ帰国して数日経つと、もう食べたい。

シーギリヤロックより先に起きた大事件

この日は世界遺産・シーギリヤロックへ。
その前に宿泊するのは、世界的な建築家ジェフリー・バワが手掛けたホテル。
到着するとサナットさんから、
「少し休憩しましょう。プールが3つあるので、泳ぎたい人はどうぞ」
との案内。

これが事件の始まりでした。
集合時間になっても、二人現れません。
部屋へ電話しても出ない。

シーギリヤロックの入場時間が迫っている。
仕方なく、集まったメンバーだけで先に出発しました。

ただでさえワイルドなスリランカの交通事情。
運転手さんが細い道をものすごい勢いで走ってくれます。
すると途中で、ホテルに残っていたサナットさんから連絡。

「プールで泳いでいて、集合時間を忘れていました」

この3人はちゃんと時間に集まりました。

まったく!!!笑
ホテルの車を急きょチャーターし、裏道を通って追いかけてきてもらい、なんとか途中で合流。
そしてゲートが閉まるギリギリで入場。

無事に全員でシーギリヤロックに登ることができました。
登るのはかなりハードでしたが、上から見る景色は素晴らしい。
みんな大満足。
ちなみに遅刻した本人は、その後しばらく「プール」の話でみんなからいじられ続けることになります。笑

その日は「ポーヤ」と呼ばれる満月の日。
スリランカでは大切な仏教の日で、酒屋はもちろん、ホテルやレストランでもお酒の販売・提供はありません。
とはいえ、現地の人に聞くと、前日にお酒を買っておいて、自宅で楽しむ人も多いのだとか。

ということでホテルに戻った後は……
飲む添乗員の部屋に集合。

その後、何食わぬ顔で夕食会場へ。
いや、どう考えてもお酒臭かったと思います。笑

観光地より楽しい、道端への寄り道

キャンディへ向かう途中、道端でココナッツやドリアンを売っている店を見つけてはバスを停める。

食べてみる。
また走る。
また面白いものを見つける。
停まる。

こういう時間が、実はものすごく楽しい。
予定表には書いていない場所で、その土地の日常に触れる。
これも旅の醍醐味だと思います。

途中立ち寄ったスパイスガーデンでは、オンラインツアーにも登場してくれたマドゥサンカさんと再会しました。
「あ、本物だ!」
画面で何度も見ていた人が、普通に目の前にいる。
不思議な感覚です。

昼食は、もちろんカレー。
せっかくなのでサナットさんに教わりながら、みんなで手食にも挑戦しました。
最初は少し抵抗があります。

でも慣れてくると、
「なんか、こっちの方がおいしくない?」
という声も。
その土地の人と同じ食べ方をしてみるだけで、食事の楽しさも少し変わります。

「日本人なんだから、もう少し仏教を勉強してください」

午後は仏教の聖地キャンディへ。
アーユルヴェーダへ行く人、街を歩く人、それぞれ自由時間を過ごした後、夕方に全員で仏歯寺を参拝しました。
名前の通り、仏陀の歯が祀られているとされるお寺です。
ものすごい人、人、人。

サナットさんから仏教について詳しい説明を聞きながら歩いていると、
「日本人なのだから、もう少し仏教について勉強してから来てくださいね」
と言われてしまいました。
ごもっともです。笑

海外へ行って初めて、自分の国のことを知らないことに気づく。
これも旅ですよね。

今回、一番楽しみにしていた夜

旅の4日目。
紅茶工場や象の保護施設などを巡った後、コロンボへ。
そして、この日の夜はいよいよ今回の旅の大きな目的の一つ。

サナットさんのご自宅へお邪魔します。

コロンボ郊外のご自宅に到着すると、ご家族がウェルカムドリンクで迎えてくれました。
広いリビングは窓もドアも開け放たれ、とても開放的。

まず始まったのは、お土産大会です。
日本酒、日本のお菓子、日本のカレー粉。
そして、なんと浴衣まで。
「これなら日本ショップが開けるね!」
と大喜び。

そこへ、オンラインツアーでも何度もお世話になったシャミちゃんが登場しました。
民族衣装に身を包み、友人の太鼓に合わせてキャンディアンダンスを披露してくれます。
画面越しで何度も見た踊りを、今度は目の前で見る。
やっぱり全然違います。

しかもこの日は、シャミちゃんの誕生日。
用意しておいたケーキでみんなでお祝いしました。
スリランカでは、誕生日の本人が切ったケーキを、周りの人の口へ一口ずつ食べさせてあげる習慣があるそうです。
私たちも一人ずつ「あーん」。
こういう瞬間に、異文化って面白いなぁと思います。

そして夕食。
サナットさんのご家族が、目の前でスリランカの家庭料理を作ってくれました。
もちろんカレーです。笑
作り方を教えてもらいながら、みんなで手食。
レストランではなく、現地の人の家にお邪魔して、同じ食卓を囲む。
今回、一番やりたかったことでした。

阿波踊りを披露中

コロンボから、さらに南へ

翌日はスリランカ鉄道やトゥクトゥクも体験。
日本とはまったく違う鉄道に揺られ、マリオカートのようなトゥクトゥクで街を走ります。

そして、コロンボで6日間コースの皆さんとはお別れ。
8日間コースのメンバーは、さらに南へ。
目指すのは、山の中にあるAMBA茶園です。

途中、傷ついたウミガメなどを保護する施設にも立ち寄り、スリリングな山道をひたすら走ります。

AMBAに着いたのは夜7時過ぎ。
地元の食材を使ったカレーを食べて、その日は就寝。

翌朝、鳥の声で目を覚まして外へ出ると、前夜には見えなかった景色が広がっていました。
花が咲き、鳥が鳴き、犬や猫、野生の猿まで自由に暮らしている。
「ここ、いいなぁ」
朝の散歩だけで、すっかり気に入ってしまいました。

紅茶を高く売る。その理由

そして、もう一人会いたかった人が登場します。
オンラインツアーで何度もお世話になった、AMBA茶園のニタンジャナさん。

まずは紅茶の歴史について話してくれました。
紅茶はどこで生まれ、どう世界へ広がっていったのか。

そして話は次第に、AMBAが取り組んでいる「茶園で働く人たちの待遇」に移ります。
一般的な茶園では、働く人たちの賃金が非常に低い。
親が茶園で働いていることを、子どもに胸を張って言えないような状況もある。
「それを変えたい」
AMBAでは、一般的な茶園より大幅に高い賃金を支払い、働く人たちが誇りを持てる仕事にしようとしています。

当然、人件費は上がります。
では会社を続けるためにはどうするのか。

紅茶そのものの価値を上げ、高く買ってもらうしかない。

品質を高める。
オーガニックで育てる。
天候、湿度、収穫量、作業人数など、あらゆる工程を記録して研究する。

そしてニタンジャナさんが話していた中で、特に印象に残った言葉があります。
「大切なのはストーリーです」
ただ「おいしい紅茶」を売るのではない。
誰が、どんな場所で、どんな思いで作っているのか。
そこまで含めて価値を届ける。
参加者の皆さんも、かなり真剣に話を聞いていました。

ちなみに現在、AMBAで働きたい人が30人ほど順番待ちをしているそうです。
それを聞くだけでも、少しずつ何かが変わっていることが分かります。

今日から皆さん、新人従業員です。笑

話を聞いた後は茶畑へ。
茶園で働くお母さんたちに教えてもらいながら、実際に茶摘みを体験します。
摘むのは「一芯一葉」と呼ばれる高級茶用の茶葉。
やり始めると、意外と無心になります。

午後は山道を歩いてナチュラルプールへ。
道端には胡椒、バニラ、さまざまなハーブ。
もちろんスリランカの蒸留酒「アラック」も持参して、
川辺で乾杯。
そこは当然です。笑

翌朝は、自分たちで摘んだ茶葉を揉む作業。
一人ずつカゴを渡され、
「今日から皆さん、ここの新人従業員です!」
約30分だけ働きました。笑

完成した紅茶は、後日日本の自宅へ送ってもらいます。
これは楽しみです。

結局、今回も「人に会いに行く旅」でした

その後、ゴールを経由してコロンボ空港へ。
ここで、ずっと一緒に旅をしてくれたサナットさん、かなえちゃんともお別れです。
あっという間でした。

シーギリヤロックも素晴らしかった。
仏歯寺も面白かった。
紅茶もおいしかった。
カレーは毎日食べました。笑

でも、帰ってきて写真を見返してみると、

写っているのは、人の顔ばかり。

サナットさん。
ご家族の皆さん。
シャミちゃん。
マドゥサンカさん。
ニタンジャナさん。
茶園で働く皆さん。

コロナ禍に画面の中で出会った人たちが、次々に目の前に現れる。

なんだか夢のような7日間でした。
街を歩いていると、時々、
「なんだか昭和の日本みたいだな」
と思いました。

人も車も多い。
街はごちゃごちゃしている。
でも活気があって、みんなよく笑っている。

便利さとはまた違う、「生きてるなぁ」というエネルギーを感じました。
飛行機に乗れば、世界は意外と近い。
国が違っても、結局みんな同じ人間です。
だったら争うより、一緒にご飯を食べて乾杯した方がいい。

今回の旅で、改めてそんなことを思いました。
日本でずっと作ってきた、
「日本中の素敵な人に出会う旅」
と、何も変わらない。
場所がスリランカになっただけでした。

ご参加いただいた皆さん。
そして温かく迎えてくださったスリランカの皆さん。
本当にありがとうございました。

参加者からは、
「また行きたい!」
という声もたくさんいただきました。
ということで……

第2弾、やりたいと思います。笑
「次は行ってみたい!」という方がいましたら、ぜひ教えてください。
あうたび海外第二弾について(3秒アンケートお願いします。)
乾杯!🇱🇰🍻

追伸
スリランカのトイレに付いている、水鉄砲のようなセルフウォシュレット。
最初は少し怖かったですが……
あれ、なかなかいいですね。笑

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