本企画は、長井市グリーンツーリズムネットワーク、長井市役所産業活力推進課の協力により開催されます。
《秋の山形で美味しい物と男酒を味わい、職人や地元の人と出会う2日間》
あうたび唐沢です。
今回は、山形県南部の長井市で「あうたび半熟ツアー(*1)」です。置賜(おきたま)と呼ばれる県南地域に位置する長井市は、「花と緑と水のまち」と呼ばれています。長井の「井」は水の集まるところを意味し、街には至るところに水路があり美しい風景が広がります。
そんな長井市にで震災後に福島から移り酒造りを続ける酒蔵の社長やわらじ職人、ほっこりばあちゃん、地域活性化を目指す社長など長井で活躍している人達に会いに行く旅です。
【企画協力:長井市グリーンツーリズムネットワーク、長井市役所産業活力推進課】
<今回会いに行く人(予定)>
農家れすとらん なごみ庵 菅野ちゑさん
鈴木酒造店 代表取締役 鈴木大介さん
わらじ職人 田畝弘さん
長井観光 代表取締役 鷲見孝さん
そば職人 金子宣興さん
他、長井市の皆様
旅行代金:22,000円(赤湯駅集合)
※限定6名様とさせていただきます。
注:赤湯までの往復交通費は含みません。ご自身でご予約をお願いします。
【推奨交通手段】
往路:10/5(土) 山形新幹線つばさ127号 東京駅8:08発⇒ 赤湯駅10:42着
復路:10/6(日) 山形新幹線つばさ146号 赤湯駅15:27発⇒ 東京駅17:48着
※東京・上野・浅草⇒赤湯行きの高速深夜バスもあります。
(*1) 「あうたび半熟ツアー」とは
通常の「あうたびツアー」は、その地域へ実際に足を運んで取材・打合せ(飲み合わせ)を行い、地元の人と信頼関係を構築して初めて実現できているものばかり。しかし、いろんな地域へ取材に行くのにスタッフだけではもったいない。取材そのものをツアーにしてはどうか、という発想で始めたのが「あうたび半熟ツアー」。その名の通り、固まっていない半熟状態ですが、その代わり費用は割安。ツアー中に会った人からの情報や参加者の希望によって行き先が変わることも!?何が起こるかお楽しみに~という内容です。
【1日目】
10:45 赤湯駅集合
山形新幹線つばさ127号東京発(08:08)⇒ 赤湯着(10:42)に合わせた集合時間となっております。赤湯駅改札口付近でお待ちしております。
11:30 山形名物「芋煮」と郷土料理の昼食
会いに行く人:菅野ちゑさん
「やまがださ、よぐきたなっす」と山形弁で迎えてくれるのは、農家レストランの女将 菅野ちゑさん。菅野さんが仲間と二人で始めた「農家れすとらん なごみ庵」。
山形名物の芋煮や郷土の味で皆様をおもてなししてくれます。こちらでは、無農薬野菜を中心に、地元長井の旬の食材をふんだんに使ったほっこりとする料理を提供しています。
山形の秋の風物詩といえば「芋煮会」ですが、地域により味付けも具材も異なります。一般的に庄内など海沿いが、豚肉で味噌味。内陸は、牛肉で醤油味となっているようです。
置賜地域でも明治の頃から牛肉を食べる文化が根付き牛肉を用いた芋煮が一般的となっています。絶品の芋煮をお楽しみ下さい。
13:00 磐城壽の醸造元 鈴木酒造店長井蔵
会いに行く人:代表取締役 杜氏 鈴木大介さん
(NHKサイト:https://www.nhk.or.jp/ashita/michimono/furusato-sake/)
震災前は、福島県浪江町で酒造りをしていた鈴木酒造店。代表銘柄「磐城壽」で知られる老舗の酒蔵です。震災による津波で建屋の全てが流出。
試験場に研究目的で預けた酵母が残っていたことから酒造りを再開しようと新天地をさがし、その時に出会った長井市の東洋酒造を買い受け酒造りを再開しました。
「2020年冬までに浪江町で酒造りを再開する予定なんです。」と次の展開を語る鈴木さん。故郷へ戻り浪江と長井の両方で酒造りをして行くそうです。今季の酒造りが始まったばかりの忙しい時期ですが、特別に蔵の中をご案内いただきます。
【酒造りに懸ける想い】
「人とのご縁を興し、温め、繋げること。」
東日本大震災を経験し、故郷と暮らしを失った私たちにとってこれは、復興、そして文化継承に向けた命題です。「磐城壽」と「一生幸福」という二つの祝い酒ブランドが、「真の祝い酒」と「歓び分かち合いの酒」となるよう、人が集い、想いを伝える場づくりは勿論のこと、長井と浪江の二つの故郷の次代への繋ぎ役として全うすることが、私たちが造る「酒」という力水に寄せる想いです。(引用:鈴木酒造店HPより)
前回の取材時に「明日の朝、一緒に自転車乗りますか?」とお誘いいただき二日酔いでしたが気軽に、ご一緒させていただきました。しかし、競技にも出るほどの腕前の鈴木さんに、ついて行けるわけもなく・・。砂利道を15分ほど登ってギブアップ。自転車に乗る鈴木杜氏もカッコイイですね。
14:30 黒獅子の里 わら細工職人訪問
長井市では、毎年5月下旬に黒獅子祭りが開催されます。この獅子舞は安産や火伏せ、厄除け、子供の成長等を祈願する伝統神事として市内約40の神社に伝わっており、黒獅子が各地区の氏子一軒一軒をねり歩き、払い清めます。
長井の黒獅子は、目玉が丸く飛び出ており、眉が目玉の後方に位置しています。前後に面長、漆黒の獅子頭は「蛇頭」と呼ばれるこの地域特有のものです。(参考HP:ながいの黒獅子)
会いに行く人:田畝弘(たせ・ひろし)さん
ながい黒獅子まつりで男たちが着用しているわらじを作っているのが、わら細工職人の田畝さん。戦後間もない頃、小学生だった田畝さんは、わら細工の師匠と出会いそれ以来わら細工を行っています。
そのこだわりは強く、わら細工に適したわらを手に入れるため「彦太郎糯(ひこたろうもち)」という品種のもち米(一般的な米より稲が50cmほど長い)を栽培して使用しています。毎年300足以上の注文が入り冬場の仕事として、簑やわら靴、牛馬用のわらじなどを作っています。
今では数少ないわら細工職人の田畝さんを訪ね、特別にわらじ作りの一部を教えていただきます。
16:00 温泉宿のはぎ苑チェックイン
市内唯一の温泉宿が今回宿泊する「はぎ苑」。日帰り施設「卯の花温泉はぎ乃湯」も併設されていて地元の方からも愛される、源泉100%の泉質が自慢の温泉です。夜の懇親会もこちらの宿で行います。
会いに行く人:鷲見 孝(すみ・たかし) さん
三菱商事でイタリアに6年在住。フェラガモ、エルメスジャポンの要職を歴任するなどファッション業界の最先端で長く活躍してきた鷲見さん。ご縁があって長井市へIターン。はぎ苑を運営する株式会社長井観光の社長に就任し地域を盛り上げるため活動されています。都会と田舎で活躍されている鷲見社長から色々とお話しを伺います。
18:00 おきたま五蔵会の皆さんと懇親会
五蔵会とは、置賜地方の酒蔵が主体で始まった会ですが、今では飲食店、宿泊業、運送業の方々も加わり地域を盛り上げるイベント開催など様々な活動を行っています。そんな五蔵会の皆さんと地酒や郷土の味を楽しみながらの懇親会。
前回お伺いした際には、地元のお肉屋さんから手作りチャーシューの差し入れがあり大いに盛り上がりました。今回は、どんな人と出会えるのかお楽しみに!
もちろん鈴木さんにも懇親会に出席していただきます!杜氏さんと酌み交わす酒は格別ですね。
【2日目】9:00 秘境クルーズへ
昨晩お世話になったはぎ苑の鷲見社長の案内でながい百秋湖ボートツーリング「三淵渓谷通り抜け参拝ツアー」へ。この地に伝わる卯の花姫伝説ゆかりの地をボートに乗って進みます。卯の花姫が竜神となり祭礼に招かれ野川を下る姿は「黒獅子舞」として現代に伝えられています。神秘的な景色が広がる約1時間の船旅です。
11:30 本場山形の手打ちそば体験
会いに行く人:そば職人 金子宣興さん
築100年以上の古民家を改装した「蔵高宿(ぞうこうじゅく)」というお蕎麦屋さんで、代表の金子宣興さんの指導によるそば打ちを体験します。金子さんが栽培した「でわかおり」という品種のそば粉を使った十割そばです。でわかおりは、山形オリジナルの品種で、在来種に比べ大粒で香りが高く滑らかな食味が特長のそばです。金子さんの蕎麦は、絶品との口コミが広がり予約の方のみの営業となっています。
12:30 手打ちそばの昼食
旅の締めくくりは、自分で打った十割そば。金子さんのお話しを伺いながら、美味しい蕎麦をいただきます。
2日間に渡って長井の方々との交流をお楽しみいただきます。文字では伝えきれない、人と人のリアルな繋がり、人の優しさ、豊富な山形の恵みを是非現地で体験して下さい。
あうたび 代表 唐沢
<スケジュール>
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
10月5日(土) | ||
10:45 | 山形新幹線 赤湯駅改札出口付近集合 送迎車にて長井市へ ※山形新幹線つばさ127号 東京駅8:08発⇒ 赤湯駅10:42着の利用を想定しております。 | |
11:30 | 農家れすとらん なごみ庵 菅野ちゑさん 訪問 昔の囲炉裏や農機具などが展示された古民家レストランで名物「芋煮」の昼食。 | 昼食 |
13:00 | 鈴木酒造店 杜氏 鈴木大介さん 訪問 震災当時の事やこだわりの酒造り、今後の展開などをお話しいただきます。 酒造りの始まった蔵の中を見学します。 | |
14:30 | わらじ職人 田勢さん 訪問 黒獅子祭には欠かせない、田勢さんのわらじ造りを見学・お話しを伺います。 | |
16:00 | ホテルはぎ苑 源泉100%の温泉に入ってしばし休憩 | |
18:00 | 五蔵会主催の懇親会 地酒や山形の美味いものを食べながら地元の方と交流 | 夕食 |
21:00 | 懇親会終了 | |
10月6日(日) | ||
7:30 | 宿にて朝食 | 朝食 |
9:00 | はぎ苑の鷲見社長の案内で三淵渓谷 卯の花姫の三淵伝説、神秘の渓谷をボートで探検します。 人里離れた神秘的な空間をお楽しみ下さい。 | |
11:30 | そば職人 金子宣興さん 訪問 山形といえばそば。そば職人から本場山形の手打ちそばを習います。 | |
12:30 | 手打ちそばの昼食 自分たちで作った手打ちそばを存分にお楽しみ下さい。 | 昼食 |
14:00 | 道の駅にて地元ならではのお土産を! お買い物タイム | |
15:00 | 赤湯駅にて解散 山形新幹線つばさ146号 赤湯駅15:27発⇒ 東京駅17:48着の利用を想定しています。 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
旅行代金(税込) | 大人22,000円(会員価格はありません) |
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料金に含まれるもの | 現地移動費、宿泊代金、食事代金(朝1回、昼2回、夜1回)、交流会参加費、各体験・受入見学代、旅行傷害保険 |
集合場所 | JR赤湯駅(山形新幹線) |
集合日時 | 10/5(土) 10:45 |
宿泊先 | はぎ苑(※男女別相部屋) |
最少催行人員 | 4名(最大限定6名) ツアー催行日の14日前までに最少催行人員に満たない場合、ツアーを中止させていただきます。 |
キャンセル規定 | 14日前以降・・代金の20%、3日前以降・・代金の50%、無連絡不参加・・代金の100% |
必ずご確認ください | 標準旅行業約款|旅行条件書を必ずご確認ください |
受付締切 | 催行日の10日前 ※定員になり次第締め切らせて頂く場合もございます。 |
【旅行企画・実施】
あうたび合同会社(東京都知事登録旅行業第2−7472)
東京都北区赤羽1-59-8ヒノデビル4F
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
ご質問・お問い合わせ:info@autabi.com