こんにちは!スタッフのオダちゃんです。
10月28日(土)、29日(日)の週末を使って、新潟へ日本酒を堪能しに行ってきました。今回は、男女あわせて8名の参加者でした。
1日目は、鶴齢でおなじみの青木酒造。2日目は、八海山という豪華2本立てです。
まずは1日目の青木酒造さん。
その前に、新潟名物の「へぎそば」でランチです。もちろん、ここでも予習は欠かしません。鶴齢の生酒。お昼から、すいません!!
お腹もいっぱいになったところで、青木酒造さんへ移動。
とても貴重な経験をこれから、皆で体験させて頂きます。
それは、「鶴齢の梅酒」を作る過程で出る梅の実の掘りだし作業です。
色々な梅酒を試しましたが、鶴齢の梅酒が一番スッキリとした味で飽きがこない。ずーっと飲み続けられる梅酒だったのです。
この梅の実ならば、絶対に美味しい!と言うことで、今回のこの貴重な体験に参加しました。
重労働だと言うことは聞いていましたが、それよりも鶴齢の梅酒の梅の実を掘りだせるという気持ちのほうが勝っていて、説明を聞いている最中でしたが、早く梅掘りをしたくて、うずうずしていました。
さっそく2人ずつタンクの中に入り、掻き出しては、お米の袋に入れて、外に居る人に渡すという作業を行いました。
お米の袋を受け取った人は、15kgの重さになるように微調整をしながら、袋を閉じていきます。
みんな会話もそこそこに、結構集中して作業を行っていたので、蔵の中も涼しかったですが少し汗ばむぐらいに一生懸命でした。
もちろん、梅の実の試食もさせて頂きました!!
梅の実掘りだし作業の後は、青木酒造さんの蔵の中を見学させて頂きました。お米の浸漬の工程や、酵母を作っている部屋など、今井杜氏自ら説明をして頂き、皆さん真剣に説明を聞いていました。
今井杜氏の日本酒造りへの思いなど、本当に興味深いお話を聞くことが出来ました。
青木酒造さんは、今年300年を迎えた老舗の酒蔵。
蔵見学後は、応接室で休憩ですが、この応接室がとても雰囲気がよくて落ち着きスペースです。この応接室では、イベントも開催されるようで、生演奏を聴きながら鶴齢を飲めるか分かりませんが、贅沢な時間が過ごせるようです。機会があれば、遭遇してみたいですね。
青木酒造を後にした私たちは、今夜の宿泊施設である『銀峰閣』へ向かいます。家族で経営されていて、青木酒造からは車で2,30分かかる山の上にあります。ここのおばあちゃんは、小さくて、可愛い田舎のおばあちゃんのような感じです。台所の前にある暖炉で暖を取っていると、色々と説明をしてくれます。本当、田舎に遊びに来たような暖かいお宿です。
ここでは宿泊もですが、今井杜氏をご招待して懇親会も行うので、懇親会の前に、一旦冷えた体を温めるべく温泉に浸からせて頂きます。青木酒造より標高があるので、思った以上に冷えた体から力が抜けていきます。
体も温まったところで、懇親会です♪
銀峰閣の最大の魅力は、お食事!!美味しい夕飯が、所狭しと並べられていて、どれも非常に美味しいです。家庭的な味のものから、お上品な一品まで。もちろん、その食事にあわせるのは、鶴齢の日本酒です。
今井杜氏からも、貴重な一本を頂き、日本酒好きの皆さま(私を含め)ですが、お箸もお猪口も、休むことを知りません!
今井杜氏と一緒に鶴齢を飲みながら、お話を聞けるという貴重な体験は日本酒好きなら、たまらない経験です。
これだけでも生きてて良かった!と大げさですが、思います。
今井杜氏、有難うございました!!
2日目は、美味しい朝ごはんからスタートです。
朝食を鱈腹食べた後は、八海山酒造の見学です。
こんな日本酒の酒蔵を2日間連続で、しかも杜氏が説明してくれるなんて贅沢な週末があって良いのでしょうか???
八海山と言えば、超有名ですね。
日本酒の登竜門とでも言いますか、久保田・八海山、一の蔵などから入る人も多いのではと思います。
そんな私も、もちろん学生の頃、日本酒と言えば、これらの銘柄を頂いてきました。その蔵を見学できるとは、しかも大杜氏の南雲杜氏の案内です。
まずは、日本酒の製造工程の説明から丁寧にお話ししてくれます。その後、お米の銘柄や磨き具合の説明など、とても貴重な体験です。
青木酒造とは違い、規模が大きくて、社会科見学気分です♪
まあ、大人の社会科見学なのです、特別な!
お昼ご飯まで、時間があるというので、雪室も見学させて頂きました。
豪雪地帯の新潟と言うことで、春になる前に雪を、この雪室に保存し、天然の冷蔵庫として使うのです。
昔の人は当たり前にやっていたことだけど、やはり最近では見られなくなった光景。だけど、なんとか、その記憶を留めておくため?に復活をさせたのだそうです。
そして、雪室の中は常に4度に保たれており、非常に寒いです!
もちろん日本酒も貯蔵しておりますが、施設内の食事処で使う野菜も保存されているようです。
雪室を出たところには、オーク樽がずらーっと並べられていて八海山=日本酒と思っていた私は、まさか八海山でオーク樽を見るとは。
まだまだ勉強が足りなかったです。そして素敵な企画として、この焼酎を1本10,000円で記念日にお届けしてくれるというもの。
ある人は、子供の成人式に。ある人は、結婚記念日に。ある人は、退職祝いに。誰かの事を思って、誰かの為にサプライズを用意するって、良いですね♪
その樽を抜けたところには、八海山の製品を試飲できるカウンターがあるのです。アルコールだけじゃなく、ノンアルコールの甘酒や、みりんなども試飲が出来るんです。
試飲なので量は少ないですが、購入する前に試飲が出来るのは有難いですね~って、策略にハマってます。
ここで八海山の雪室貯蔵三年ものを試飲させて貰ったのですが、これが美味しいこと!!
ちょっと高かったので、即決購入!とは行かなかったのですが、いつかは購入したいですね。ご褒美として。
そして最後は、大杜氏南雲氏と八海山酒造の広報のさっちゃんと、古民家なお食事処で昼食です。
ここは八海山酒造が経営する魚沼の里から、すぐの場所にあるんですが、とても雰囲気の良い古民家。
写真を取り忘れましたが、「欅苑」というのをネットで調べてみてください。。。
ここで嬉しいサプライズが!
先ほどの八海山雪室貯蔵三年物と、八海山のスパークリング日本酒『AWA』を用意して頂いていたのです。
美味しいご飯に、美味しい日本酒。そして、ほろ酔いな大杜氏南雲氏の愉快なお話付きで、新潟の味を堪能しました。
こんな贅沢な週末に参加出来たこと、本当に有難うございました。
日本酒好きな知人や、海外の友達にも、もっともっと教えていきたいですね~。