りんご色のときめきを瓶に詰めて。果樹園で楽しむ、やさしいジャム作りの時間

長野県佐久穂町の高原地帯に広がる「須田農園」。青空と八ヶ岳の稜線を背景に、真っ赤なりんごが鈴なりに実ります。この地で50年以上、りんごとプルーンを育ててきた須田さんご夫妻は、減農薬・有機肥料にこだわり果実本来の香りと甘みを大切にしています。

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今回のツアーでは、収穫したばかりのりんごを使ってジャム作り体験を行いました。参加者が包丁を手に、皮をむき、カットし、鍋の中でぐつぐつと煮詰めていくと部屋いっぱいに甘い香りが広がります。火加減や砂糖の分量によって、仕上がる色や味が微妙に変わるのがこの体験の醍醐味。

「同じ材料なのに、出来上がったジャムの色も味も違う!」と皆さん驚きの声を上げていました。

須田さんご夫妻は、作業の合間にりんごづくりの苦労や工夫を丁寧に教えてくれます。
「この土地は昼夜の寒暖差が大きく、それが果物の甘さを引き出すんです」
「農薬をできるだけ減らすために、冬の間の剪定が一番大事なんですよ」
その言葉からは、自然と向き合いながら果物を育てる誇りと優しさが伝わってきました。

参加者からは、
「須田さんご夫婦の人柄が温かく、心がほっとした」
「ジャム作りの工程が丁寧で、学びも多かった」
「お土産に持ち帰れるのが嬉しい!」という感想が多く寄せられました。

完成したジャムは、りんごの自然な酸味と優しい甘さ、そして美しいピンク色が特徴。トーストはもちろん、ヨーグルトや紅茶に合わせても絶品です。

須田農園は、季節ごとにりんごやプルーンの販売も行っており、通販や直売でも人気のスポット。りんごの花が咲く春、実が色づく秋といつ訪れても笑顔で迎えてくれる温かな場所です。佐久穂町の果樹畑で過ごすひとときは、五感で自然を味わう贅沢な時間。須田さんご夫妻の笑顔と手づくりのジャムの香りが、旅の余韻として長く心に残ります。

須田農園
〒384-0701 長野県南佐久郡佐久穂町大字畑782
ホームページ:https://www.taiyo-no-ringo.com/

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