親子向けあうたび田舎のモニターツアー開催

あうたび初の親子向けの企画、あうたび田舎のモニターツアーを先週末に開催しました。地域の人との交流を通じて農業やその土地のことを学ぶ企画です。最初の舞台となったのは、あうたびではお馴染みの福島県二本松市。今回もたくさんの人と人が繋がり子供たちも楽しんでもらえたようです。

まずは、農家の関元弘さんから有機農業についてのお話を伺いました。有機農業とは?と言っても大人でも難しいので、子供たちにもわかりやすい言葉で農業の話をしてくれました。子供たちからも質問が飛び出し和やかな雰囲気で旅がスタート。

お話の後は、外に出て実際の作業を体験してみよう!長靴に履き替えて、関さんの畑へ。「まずは草取り作業です。これも農家の大切な仕事のひとつですからね〜。」と地味な草取りをすること30分。続いては、サヤエンドウを収穫するためハウスへ移動。実際になっているのを見るのは初めて〜!と大人まで興奮気味。たくさん採れたらお土産にどうぞ〜。

収穫体験の後は、道の駅ふくしま東和へ。事務局長の武藤さんから震災当時のお話、放射能や風評被害、現在までの取り組みなど色々なお話を伺いました。実際に使用している放射線測定装置を見学。測定機を外に持ち出して、実際に屋内屋外の放射線量を測ってみました。

近くの温泉に入ったら、農家民宿で地元の方との懇親会。古い家を改築した民宿に「うわ~!こういうの大好き〜。」と小学生。子供でもどこか懐かしい感じがするんですね。自分たちで収穫したサヤエンドウや地元の野菜をたっぷり使った田舎料理をたっぷり頂きました!


とっても美味しいみどりさんの食事は、ツアーでも大好評

参加者の柳井さんがトランペットを披露してくれました!

翌朝は、1200年以上の歴史を誇る地元隠津島神社へ。62代目の安部宮司から神様や感謝の気持ちなどありがたいお話を聞いた後、正座会がスタート。今回は、20分間と短めでしたが、正座をして心を沈め沈黙の時を過ごします。終わった後は心がスッキリしますよ〜。

正座会の後は、神社の参宿所にてかしわ餅作り。郷土料理研究科の武田みどり先生に教えてもらい、初めてのかしわ餅作りを楽しみました。なぜ、かしわ餅が食べられるようになったのか、いつ食べるものなのか、どんな願いが込められているのか。学びながら作るかしわ餅は、また格別でした。

旅の終わりは、外に出て自然を感じる遊びをしました。地元のネイチャーガイド引地知子さんによるネイチャーゲーム。青空のもと、蛙の声、風の音、鳥の声に耳を傾けながら楽しいひとときを過ごしました。都会ではこんな自然の中で遊ぶことはありえないですね〜。


子供の頃は平気で捕まえられるんだよね〜

親子でご参加をいただいたあうたび田舎ですが、地元のたくさんの方々のご協力により大成功となりました。田舎の無い子供たちが増え、土に触り、コンビニやテレビの無い暮らしをどのように感じたでしょうか。次回のあうたび田舎をお楽しみに!

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