着物の街で人々の触れ合いお酒を堪能してきました

あうたびの唐沢です。
先週末、新潟県十日町市で1泊2日のあうたびを開催し、13名(首都圏から11名、新潟市内から2名)の方にご参加をいただきました。今回のテーマがきものとお酒だった事もあり参加者のうち10名が女性でした。

2020年のツアー募集記事
https://autabi.com/event/event-open/10265/

まずは、十日町市内にある「そば&ダイニングにし乃」さんで伝統工芸士市村久子さんと待ち合わせ。十日町のきものの歴史や技法など基本的な事をレクチャーしていただきました。

「話が下手だから自分の作品を持ってきました。触ってもらってごまかそうかと思っております。」と気さくな市村さん。

昼食は、もちろん名物へぎそば。へぎそばの由来も教えてもらいました。

山菜の天ぷらも最高!誰も飲まなかったのがあうたび的には奇跡!!

昼食の後、最初の訪問は、十日町ですくい織の技法で伝承絣を作っている渡吉織物さんへ。4代目の渡邉さんご夫妻にお世話になりました。作業工程について丁寧にご案内いただき、実際に機織り機ですくい織を体験させていただきました。

絹糸に防染のための綿糸をくくりつける作業を教えてもらいました。

すくい織は特殊な技術を要するため、簡単には出来ませんが、やり始めると夢中になってしまうんです。


続いて渡吉さんから徒歩3分の場所にある、株式会社関芳さんへ。先程とは対象的にこちらは染めの会社で、金彩加工の技術では十日町でトップレベル。作業の様子を見学、実際に「もり金」と呼ばれる金彩加工の作業を体験させていただきました。

パティシエがクリームで文字を書くように、きもの模様に沿って特殊な糊を塗っていく作業。皆さん夢中になってます。

金箔をきものに貼り付ける作業。剥がした時に上手く行くときもちいいー!

特別に振袖を羽織らせていただきました〜。とっても素敵でした!

近くの温泉に入ったら、皆さんお待ちかねの懇親会。伝統工芸士の市村さんをはじめ、地元の皆さんにもご参加をいただき開催致しました。会場は、十日町のランドマーク的なIKOTEさん。十日町の地酒と料理を堪能し楽しい夜になりました。

女将の藤田さんが土鍋ごはんでおにぎりを握ってくれました。こんなところにCCB!!(古っ)

お客さんも好きな具材でマイおにぎりを作りました。

十日町の夜は、まだまだこれから!宿の女将の大橋さんも加わり2次会スタート!参加者同士の交流も深まり楽しい夜になりました。(2次会の写真がほとんどありません・・。潰れて寝てしまいました。)

ぐっすり眠った翌朝は、平飼い有精卵で絶品の卵かけご飯の朝食。写真は、女将の大橋さんがたまごを割ってくれているところ。

山菜やお漬物など美味しすぎて皆さん朝からご飯のおかわりしてました。

2日は、十日町アルコールツーリズムということで、1軒目は今話題のクラフトビール「妻有ビール」の高木千歩さんを訪ねました。ビール醸造の工程や脱サラして、ビール会社を立ち上げるまでのお話などを伺いました。

午前10時過ぎ!二日酔いもなんのその〜。みなさん美味しそうに妻有ビールを味わいました。天気も良くて気持ち良いな〜。

続いてどぶろく醸造家の若井さんを訪問。若井さんが醸造所を兼ねている古民家で色々とお話を聞きました。おばあちゃんの家に来たみたいで落ち着くな〜。

どぶろくとにごり酒の違いって?清酒とどぶろくの違いなど、面白いお話を聞くことができました。

湯呑で何やら飲んでおりますがお茶だった記憶しております。「ん〜。まだ若いな。」とか言ったかどうかは定かではありませんが、皆さん美味しいと喜んでいましたよー。

旅の最後は、若井さん自慢のトレーラーキッチンを使った屋外での天ぷらパーティ。自慢のどぶろくや千歩さんの妻有ビール(3種類)を楽しみながら、今シーズン最後のふきのとうや山うど、藤の花など野草の天ぷらを満喫。締めのたけのこご飯も最高でした〜!

若井さん手作りのキッチンカー。ここで天ぷらを揚げてくれました。トラクターで牽引してどこにでも出没可能だそうです。

釜に付きっきりで、絶品たけのこご飯を炊き上げてくれました。

あっという間の2日間でしたが、今回のツアーも本当に良く飲んで食べました。皆さん楽しんで頂けたようで本当にありがとうございました。妻有地域のツアーは、2月に続いて3回目の開催となりましたが、毎回素晴らしい人達と美味しい酒、食べ物が溢れ素晴らしいところです。また次回の開催をお楽しみに〜。

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