【5月16日】きもの職人の技と酒造りに触れ着物でアートを訪ねる旅

《きものの2大産地を訪れ、普段立ち入ることのできないきもの工場や酒蔵を訪問し、きもの姿でアートに触れる2日間》

あうたび代表の唐沢です。
今回は、新潟県十日町市と南魚沼市塩沢を舞台に滅多に入ることのできない、きもの工場で職人の技を体験し、地元で古くから親しまれている「松乃井」「鶴齢」の2つの酒蔵を訪ねます。雪国の文化と酒と食を堪能し地元の人々に触れる旅。きものファン、日本酒ファン、アートファン、新潟ファン必見の内容です。

きものは持っているけど着る機会がなかなか無いという方。きものを着たことが無いという方。きもの姿で大自然のアート作品に触れ、宿場町を歩きます。きものに興味がないという男性にも是非参加して頂きたい企画です。あうたび唐沢も昨年きものデビューしたばかり。日本の文化きものを一緒に体験しましょう!

【こんな方にオススメです】
◎きもので出かけてみたい方
◎きものの製造工程をみたい方
◎日本酒や酒蔵に興味のある方
◎アートや芸術に興味のある方

<今回会いに行く人>
渡吉織物 渡邊孝一さん
伝統工芸士 市村久子さん
関芳 関口正堯さん
松乃井酒造場 古澤布美子さん
やまだ織 山田千晴さん
ふれあいの宿交流館 大橋世史子さん
青木酒造 今井隆博さん
他、地元の方々にもご参加頂きます。

昨年の様子はこちら
https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/8290/

旅行代金:33,000円(現地集合価格)
詳しくは下記をご覧ください。

あうたびは、人に会うことをテーマにした旅です。その土地の人に会い、美味いもの食べて、一緒に酒を飲み、交流する旅です。企画の前に何度もその土地を訪れ、取材をして打ち合わせを重ね信頼関係を築いた上でツアーを開催しております。普通のツアーでは決して体験することの出来ない地元の人々との交流や特別な体験をお楽しみ下さい。

イベントお申込み

お問い合わせ

雪ときものの街「十日町」
きものの総合産地として知られる十日町は、昔から生産が盛んに行われてきた背景に地域特有の自然と風土がありました。

新潟県南部に位置する十日町市周辺の地域は妻有郷と呼ばれ、日本一の長さを誇る信濃川中流域に開けた盆地で全国屈指の豪雪地帯です。その特有の気候で年間を通じ風が少なく、湿度が高く昼夜の湿度変化が少ないため織物を扱うには極めて恵まれた気候条件でした。
冬のかたくりの宿
半年間も雪に埋もれる生活の中で、機織りは冬場にできる唯一の現金収入の手段でした。「越後布」と呼ばれる麻織物から始まり、高級な夏生地「越後縮」、明治に入り生糸を織る技術が開発され、絹織物の生産へと変わって行きました。

一方、布染の職人がいなかった十日町ですが、昭和四十年代に友禅などの後染めの分野へも進出。京友禅とは別に十日町独自の友禅技法も開発されました。千五百年の長い歩みの中で、麻から絹へ、織りから染へと大きな転換を成し遂げて今日のきものの総合産地となりました。

三国街道塩沢宿
千年以上の歴史を持つ塩沢の織物。その歴史は、上質な麻織物「越後上布」から始まり、その麻織物の技術を用いて作られた絹織物の「本塩沢」、江戸時代に入りよこ糸に真綿糸を使った「塩沢紬」、明治時代には絹織物を夏物に改良した「夏塩沢」が作られました。
牧之通り
塩沢で織物が栄えたのは、半年間も雪に閉ざされる農家の主婦が冬場にできる生業として最適だったこと、長い冬を黙々と耐え忍ぶ生活習慣による越後人特有の我慢強い性格、手先の器用さなどが理由といわれています。他にも麻の原料となる苧麻(ちょま)の栽培に適していること、織物に適した湿度などがあげられます。
塩沢絣など展示
塩沢紬は、結城紬、大島紬と肩を並べる逸品で、表面に細かなシボ状の風合いが生まれるのが特徴です。

今回は、十日町市、南魚沼市塩沢の2大産地を巡ります。

【1日目】10:30 渡吉織物 渡邊孝一さん・美子さん

渡吉織物4代目として伝承絣(十日町絣)の技を受け継いでいる渡邊孝一さん、美子さんを訪ねます。経絣(たてがすり)と緯絣(よこがすり)を用いた繊細な絣模様が特徴の絹織物です。

かすり糸を染色する方法には、手作業の「くびり」という手法を用いています。絹糸に綿糸くくりつけることで、染料につけた時「くくり」の部分が白く残り、織り上げた時に美しい文様になります。

伝承絣(十日町絣)とすくい織の技術を合わせた織り方は、日本でも渡邊さんだけの特別な技術です。すくい織とは、船の形をした木製のシャトルによこ糸を通し、たて糸をすくいながら下絵の模様を織っていく技法。色とりどりのよこ糸を用いることで、絵画的な表現ができることが特徴の織物です。

絹糸に綿糸をくくりつける、くくり作業などを体験させていただきます。

十日町の伝統技法「すくい織」も特別に教えていただきます。

12:00 十日町名物「へぎそば」の昼食

地元で人気の蕎麦&ダイニングにし乃さんで、十日町の名物へぎそばの昼食。へぎそばとは、へぎ(片木)と呼ばれる木の器に盛り付けたそばの事をさします。麺に特徴があり、織物の仕上げに用いていた布海苔(海藻)をつなぎとして使っているので、ツルッとした独特の喉越しと食感です。織物の産地である十日町の歴史の中で生まれたものが、へぎそばなのです。

12:30 伝統工芸士 市村久子さん

昼食の後、伝統工芸士の市村さんから十日町のきものについてお話をしていただきます。市村さんは、先程もご紹介した十日町に古くから伝わる「すくい織」という技法を30年以上手がけ織物の先生としても活躍されています。

東京五輪・パラリンピックに向け世界206の国と地域の歴史・文化・自然をきもので表現するプロジェクトがあります。日本全国の職人さんが各国の作品を製作している中で、中東のイエメンを担当するのが市村さん。

突然指名を受けて「大使館に招かれ食事をご馳走になり断れなくなっちゃいました。」と気さくに話してくれました。

大使館から送られてきた資料を参考にして、イエメンの美しい町並みをイメージしたデザイン画を作成。

大使館にお邪魔した時に大使夫人が身につけていた民族衣装の縞模様がとても素敵だったそうで、その縞模様もしっかり織り込まれています。

13:30 関芳 関口正堯さん

続いて、染の関芳さんを訪ねます。社長の息子さんの正堯(まさたか)さんが案内をしてくれます。布染の経験がなかった十日町が友禅の技法に取り組んだのは、東京オリンピックの頃でした。

友禅は京染めの独壇場で、長年のキャリアを持つ職人が分業体制で行っていました。ただ真似たのでは、追いつくことはできても追い越すことはできないと考え、十日町独自の友禅技法に取り組み工場内で一貫して生産するシステムに技術を単純化、合理化を図りながら新しい友禅の生産システムを確立しました。

一反を染め上げるのに、350枚から多いもので800枚もの型紙を使用するそうです。(一反は幅約37センチ、長さ約12メートルくらいが標準)


関芳さんでは、金彩加工を得意としており、染め上げた生地に金を盛る「もり金」という技術が特徴的です。細かな線に沿って糊を塗り、金箔を貼り付け立体的な柄へと仕上げて行きます。

特別に「もり金」作業を体験させていただきます。

15:30 松乃井酒造場 古澤布美子さん

松乃井酒造場の杜氏の奥様で、マネージャー古澤布美子さん(通称フーミン)を訪ねます。1894年創業の松乃井酒造場では、ザルによる米洗や機械に頼らない麹造りなど手づくりにこだわった酒造りをしています。吟醸酒以上は全て槽搾りというこだわりようです。

地元での消費が7割という松乃井。十日町で晩酌にどのお酒を呑んでいるのかと聞くと大半の人が松乃井と答えるほど地元から支持をされている。地元から愛される酒造りをする蔵の中を特別にご案内いただきます。

365日晩酌を欠かさない大の日本酒女子でもある、フーミン(奥様)のリクエストで造ったセクシーなお酒「オンナの辛口」が大人気。

17:00 千手温泉 千年の湯へ

十日町市内から車で15分ほどのところにある天然温泉へ。炭酸水素ナトリウムを含んだ美肌効果のあるほんのり黄色のお湯です(入浴料600円各自精算)。温泉に入らない場合は、先に宿へ行って休憩も可能。※宿泊先でもお風呂をご利用いただけます。

翌日にきもののレンタルをされる方は、懇親会の前に宿泊先にてきものを選んでいただきます。

19:00 ゲストを囲んで懇親会

大きなかまくらをイメージさせる十日町のランドマーク的な存在のIKOTE(いこて)で地元の皆さんを交えた懇親会。十日町の地酒と地元の食材を使った料理が自慢のお店です。「これでもか!」と十日町のものにこだわった酒と料理でおもてなしをしてくれます。

<懇親会ゲスト>
伝統工芸士 市村久子さん
松乃井酒造場 古澤布美子さん
やまだ織 山田千晴さん 他

地元のブランド豚「妻有ポーク」や旬の食材を使ったごちそうを楽しみます。

松乃井酒造場のお酒はもちろん、新潟の地酒が飲み放題!

お客さんも地元の人も入り混じって楽しい宴。

【今回の宿】十日町ふれあいの宿 交流館

十日町の駅から8分。雪国独特のせがい造りの日本建築をリノベーションした宿泊施設です。宿を切り盛りするのは、女将の大橋世史子さん。朝食の時に提供される平飼い鶏の有精卵が人気です。

宿に帰ってから、元気のある方は2次会も予定しております。翌朝早いので、任意参加です(笑)

【2日目】やまだ織 山田千晴さん

2日目の旅に同行していただくのは、創業1913年(大正2年)の塩沢織物のメーカー 本塩沢 やまだ織の山田千晴さん。千晴さんには、きものの着付けから2日目の工程全般にお付き合いをいただき塩沢のきものの歴史や街のご案内などをしていただきます。

8:00 きものに着替えます

朝食後、宿できものに着替えます。千晴さんと宿のお母さんが着付けのお手伝いをしてくれます。きもののレンタル(有料)もございますので、事前にお申し込みください。

10:00 きもの姿で清津峡トンネル

雄大な岩礁と清流からなる日本有数の景勝地として知られる「清津峡」。清津峡トンネルの終点には、峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がっています(入場料600円各自精算)。

きもの姿で清津峡に来る人は滅多にいません。観光客、外国人の方も多く、きもので歩くのは注目されること間違いなし!

12:00 塩沢牧之通り散策

牧之通りは旧塩沢町の中心市街地にあり、かつて三国街道沿いの宿場町として栄えた歴史のある通りです。通りの名称は江戸時代のベストセラー作家鈴木牧之の名前にちなんでつけらました。きものを着て写真撮影ができるスポットも色々とあります。

途中、鈴木牧之記念館に立ち寄り千晴さんより塩沢のきものの歴史や文化などをご案内いただきます(入場料500円各自精算)。

牧之通りにある人気店「OHGIYA CAFE」でランチ。名物のシオザワッフル(塩沢ワッフル)の他にもオリジナルメニューが楽しめます。

午後から見学する青木酒造さんの「鶴齢」飲み比べ(500円)もあります。
鶴齢飲み比べ

14:00 鶴齢醸造元 青木酒造 今井隆博さん

今話題のお酒「鶴齢」を醸造するのは、塩沢駅から徒歩5分のところにある創業300年の青木酒造。長年その鶴齢の味を支えてきた大杜氏の今井隆博さんに蔵の中を案内していただきます。

あうたびで何度もお世話になっている今井さんですが、酒造りに対する姿勢、厳しさの中にも優しさがあり、その真面目な人柄に惹かれ今井杜氏ファンが大勢います。今井さんの紹介記事はこちら
創業300年の青木酒造
蔵見学の前に、特別なゲストしか入れない青木酒造の応接室にてきもので撮影タイム。

きものから着替えて酒蔵見学へ(通常、一般の方の酒蔵見学は行っておりません)。今井さん自ら蔵の中を案内してくれます。※きもので帰る方は、そのまま応接室でお待ちいただくことも可能です。

以上、2日間でたっぷりと雪国のきもの文化と地酒を満喫していただくツアーです。皆さん、本当に良い人ばかりで、ここに記載されている以上に間違いなく楽しんでいただけると思います。文字では伝えきれない、人と人のリアルな繋がり、人の優しさ空気の美味しさを是非現地で体験して下さい。あうたび 代表 唐沢

イベントお申込み

お問い合わせ

<スケジュール>

時 間 内 容 食 事
5月16日(
7:50 東京駅集合
新幹線にて越後湯沢へ。ほくほく線に乗り換え十日町へ
10:20 十日町駅着(※現地集合プランはこちらから合流)
織物メーカーの渡吉織物さんへ
伝統工芸士の渡邊孝一さんからくびり絣について教えていただきます。
12:00 十日町名物のへぎそばの昼食
伝統工芸士 市村久子さんより
十日町の織物の歴史、イエメンのきもの制作などお話しいただきます。
昼食
13:30 染色メーカーの関芳さんへ
職人の技を見学した後、「もり金」という金を盛る作業を特別に体験します。
15:30 十日町の老舗酒蔵松乃井酒造さんへ
フーミンの愛称で人気の女将古澤布美子さんに酒蔵を案内していただきます。
17:00 千手温泉 千年の湯へ
完全かけ流しの天然温泉をお楽しみください(入浴料600円各自精算)。
※入浴されない方は、先に宿へお送り致します。
※きものレンタルをご希望の方は、懇親会前にきものを選んでいただきます。
19:00 十日町市内のIKOTE(いこて)にて地酒飲み放題の懇親会
地元の方を交えて、十日町尽くしのお酒や料理をお楽しみください。
夕食
21:30 宿泊先の交流館へ
飲み食べ物持ち込みの2次会も予定しております。
5月17日(
7:00 宿にて朝食
魚沼産コシヒカリと平飼い有精卵で卵かけご飯をお楽しみください。
朝食
8:00 朝食が済んだ方からきものに着替えていただきます。
塩沢紬やまだ織の山田千晴社長が着付けをお手伝いしてるので、初心者の方や着付けが不安な方でも安心です。
10:00 きものを着て日本三大峡谷「清津峡」へ(入場料600円各自精算)
清津峡渓谷トンネル内の現代アート作品前できもので記念撮影など。
12:00 織物の街塩沢へ
三国街道塩沢宿牧之通りを散策。
鈴木牧之記念館(入場料500円各自精算)では、塩沢のきものや文化・歴史について学びます。途中カフェで昼食
昼食
14:00 鶴齢の醸造元青木酒造さんへ
特別室にてきもので写真撮影と酒蔵見学
16:15 塩沢駅(※現地集合プランは、こちらで解散となります。)
上越線にて越後湯沢へ。新幹線に乗り換え東京へ
18:40 東京駅着。解散

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

旅行代金 現地集合:33,000円(会員価格31,000円)
JR付き:43,000円(会員価格41,000円)
きものレンタル 男女共通 7,000円(きもの・草履・足袋のレンタル代、クリーニング代、着付け代が含まれます)
※申し込み時に身長と足のサイズをお知らせください。
今回のレンタルは、本塩沢やまだ織の山田千晴社長のご協力によりご提供させていただきます。通常のきものレンタルに比べ大変リーズナブルになっておりますので、お気軽にご利用いただけます。
料金に含まれるもの 往復交通費(JR付きのみ)、各移動費、宿泊代金、食事代金(朝1回、昼2回、夜1回)、懇親会費、見学受入費、体験代、旅行傷害保険 ※入場料(千手温泉600円、清津峡600円、牧之記念館500円は各自精算となります)
集合場所 東京駅7:50集合
現地集合の場合 十日町駅 10:20集合
宿泊先 十日町ふれあいの宿交流館(※男女別相部屋
参加条件 きものをご持参いただくかレンタルをご利用いただき、2日目は、きもの着用でご参加をいただける方。
最少催行人員 8名(最大受付人数:12名)
ツアー催行日の14日前までに最少催行人員に満たない場合、ツアーを中止させていただきます。
キャンセル規定 20日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の30%、前日以降・・代金の40%、当日・・代金の50%、ツアー開始後または無連絡不参加・・代金の100%
必ずご確認ください 標準旅行業約款旅行条件書を必ずご確認ください
受付締切 催行日の10日前 ※定員になり次第締め切らせて頂く場合もございます。
あうたび会員について 現在会員制度の準備中のため、過去にあうたびにご参加をいただいた方を会員とさせていただいております。
特に登録や年会費等は不要です。

【旅行企画・実施】
あうたび合同会社(東京都知事登録旅行業第2−7472)
東京都北区赤羽1-59-8ヒノデビル4F
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
メール:info@autabi.com

イベントお申込み

Pocket
LINEで送る