先日、あうたびでいつもお世話になっている、福島県二本松市東和地区へ。
この日は『あぶくま農と暮らし塾』の年に1度の総会だったので、見学ということで出席させていただきました。あぶくま農と暮らし塾は、震災後の復興を目的に地元農家や茨城大学名誉教授(中島紀一先生)らが集まって結成された会です。
1年間の活動報告やゲストの方のお話しなど2時間半ほどの会でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
お話しを伺っていると地域の皆さんが本当に団結しており、強い結束力を感じました。
都会では、人や物事に無関心、全て他人事。団結とか結束とかいう言葉は無縁の世界。
東和には昔から結の精神が根付いているといいます。
結の精神とは、相互扶助の精神で、農作業や冠婚葬祭など人手が必要な時にお互いに助け合うというものです。
まさに「結の精神」を感じられ心がゆったりした優しい気持ちになりました。
総会の後は、会場となっている「ふくしま農家の夢ワイン」にて、懇親会。この日は、月に一度のワイナリー感謝祭も行われており、釜でピザを焼いたり、手打ちそばが振る舞われたりと皆さんで盛り上がりました。
明らかに去年よりワインが美味しくなっていることを感じました!毎年進化してるんですね〜。
ワイナリーの社長が独学で学んだという、手打ち蕎麦がとにかく絶品!!!!
食堂として天ぷら蕎麦でも販売してはいかがでしょうか?
次の日は、昨夜飲みすぎた身体にムチを打ちながら、薪割り作業のお手伝い。
切り倒した木をチェーンソーで自分の家で使える長さに切断して行きます。
それを更に油圧式の薪割り機で、割いて行きます。(試しに斧でトライしてみましたが、まったく刃が立たず即断念。文明の力って凄いです。)
農家民宿 稲香 ぴよぴよ荘の本多芳司さん ありがとうございました。
薪割りの様子
道の駅「さくらの郷」の名物けんちんうどん!
春はもうすぐそこ。でも二本松はまだまだ冬でした。薪割りで冷えた体に野菜がたっぷり入った、熱々のけんちんうどん、最高に美味しかったですよ。
二本松へ来たらさくらの郷に是非お立ち寄りください。
今回の出張も本当に沢山の方との出会いがあり、奇跡とも言える偶然の出会いもありました。
二本松の皆さん、本当にありがとうございました。