《東京での暮らしを卒業し次々と夢を実現させる行動力を学び体感します》
新潟県十日町市は、一年の半分近くを雪に覆われる豪雪地。東京の会社を退職し、古民家を買い取り宿を開業。ジビエを提供するために自ら猟師となり、その肉を流通させるため食肉処理業の免許も取得。
民宿の女将として地域の魅力を発信し、安心安全なジビエを提供するなどパワー溢れる女性に会いに行きます。極上のジビエを味わい、普段聞くことないハンターのお話などを聞くことができます。
狩猟免許の取得や農家民宿の開業をお考えの方へ
実際の現場を訪れて体験できるとても貴重な機会になると思います。より専門的な話をご希望される場合は、お申込の際にその旨をお知らせください。
茅屋やアクセス
JR上越新幹線/上越線の浦佐駅または、ほくほく線/飯山線の十日町駅からいずれもタクシーで約25分
関越自動車道 六日町ICより約35分/大和IC(ETCのみ)より約30分
※ 冬季は必ず、スタッドレスタイヤ装着にてお出かけ下さい。
〒949-8612 新潟県 十日町市 新座乙764(三ツ山)
この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日程をお知らせいただき、現地確認後に受入の可否について、ご返信をさせていただきます。受け入れ側の予定と合わない場合、ご希望に沿えない場合もございます。
<あうたび人>
農家民宿茅屋や 雪国Base 代表 高橋美佐子さん
1972年生まれ。十日町の高校を卒業後、テレビドラマに憧れ東京のホテルへ就職。30代の時に食品の卸会社へ転職し、仕入れのため全国を旅するようになりました。東日本大震災をきっかけに仕事やこれからの人生を考えるようになり、これまでの職歴を活かして農家民宿をやりたいと思うようになりました。
離れて暮らす親のこともあり十日町に戻ろうと考えましたが、仕事がすぐに見つかるか不安がありました。そんな時、十日町市が地域おこし協力隊を募集しているのを見つけて応募。
協力隊として採用され活動する中で、この地域でも少なくなった茅葺き屋根の古民家に出会い、大きさもちょうど良く思い描いた民宿をやるにはぴったりだと思いました。
ある日、この家に住んでいたお年寄りが家を離れるという話を聞き、こんなチャンスはないと思い「壊さないで譲ってください!」と猛アタックの末、譲り受けることになりました。
それから地元の大工さんやたくさんの仲間の力を借りて、リフォームを行い2016年1月に茅葺屋根と囲炉裏がある農家民宿茅屋やをオープンしました。
山の中の宿なので、山の幸やジビエを出したいと考えましたが、地元でジビエを扱っている業者はありませんでした。それなら自分で作れば良いとまずは狩猟免許を取得。その後、ジビエで有名な長野県や県内の加工所を視察。2017年12月に念願の食肉処理・加工施設「雪国Base」を開業しました。雪国Baseでは、地元猟友会の先輩や自らが仕留めた野生鳥獣の加工と販売を行なっています。
雪国Baseのアイデアは、新潟県十日町市が主催するビジネスコンテスト「トオコン2017」にて「『雪国base』基地の建設~地元雪国十日町の美味しい自然を知る、食べる。」と題したプレゼンテーションを行い、最優秀賞、第二創業・経験者部門賞、オーディエンス賞を受賞した。
狩猟で獲った肉は民宿で提供するほか、飲食店にも卸している。命は無駄にしないように隣町の精肉店と協力し、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工品や犬用のおやつなどにしてネット販売を行なっています。
雪山での狩猟に同行
雪山に入り、美佐子さんのソロハンティングに同行していただきます。狩猟は、銃の種類や装備、獲物の探し方など人によって様々です。
雪山での猟は、足跡を読む力、見つけた獲物を仕留める腕、仕留めた獲物を担いで帰ってくる体力、全てが揃って成功します。
山の中を数時間歩くこともありますが、今回は参加者の体力・ペースに合わせルートや時間を調整します。
狩猟免許は猟法ごとに、第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)、第二種銃猟免許(空気銃)、わな猟免許、網猟免許の4種類に分かれています。
狩猟ができる期間は、安全面や動物の繁殖時期などを考慮し、毎年11月15日から翌年 2月15日までと定められています。都道府県によって、猟期を延長又は短縮している場合があります。
新潟県の狩猟期間は、11月15日から2月15日(ニホンジカ・イノシシは3月15日まで)です。
参加者の体力と安全を優先した狩猟同行体験となるため獲物が取れる可能性は低いと考えられますが、捕獲できた場合は、解体作業もお手伝いをいただきます。
農家民宿 茅屋や 雪国BASE
茅屋やは、十日町市街から車で30分ほどの十日町市三山集落にあります。風情ある茅葺屋根の古民家は、囲炉裏を囲んでゆっくり過ごせる懐かしい風情ある宿です。気さくな宿主の美佐子さんとのおしゃべりは、一期一会の特別な時間です。
玄関を入ると囲炉裏があり、ゆったりとした時間が流れます。
ご希望の方は、除雪作業など雪国の暮らしに触れる体験もできます。
猟にも同行してくれる茅屋やの看板犬(猟犬)アムちゃん。
ジビエ料理の夕食
宿の自慢は、自家製の米や野菜に加えて、美佐子さんが仕留めたイノシシ、カモ、シカなどのジビエ料理。ここで味わう料理は、まさに大自然からの贈り物です。
米どころの新潟県は、言わずと知れた日本酒王国。十日町にも2つの酒蔵がありますので、美味しい日本酒もぜひお楽しみください。美佐子さんもお酒が大好きなので、持ち込み差し入れ大歓迎!うまい酒とたのしい話で盛り上がりましょう。
【スケジュール】
1日目
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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10:00 | 農家民宿 茅屋や 集合 ・高橋美佐子さんよりご挨拶 ・参加者自己紹介 ・狩猟の説明 ・注意事項など | |
10:30 | 雪山での狩猟へ同行 かんじきを履いて、狩猟犬アムの先導で山へ入ります。数時間歩くこともありますが、参加者の体力・ペースによりルート時間を調整します。 <服装と持ち物> ・完全な防寒着でかつ動きやすい服(なるべく目立つ色) ・長靴、スノーブーツなど防水、防寒靴 (かんじきはレンタルします) ・昼食(山中で取りますので必ずご持参ください) ※天候により狩猟に出られない又は途中で中止する場合があります。 | |
15:00 | 雪国BASEへ見学 宿の隣にある食肉処理施設「雪国BASE」にて、施設の見学や動物の処理の仕方についてお話を伺います。ここでは、自ら捕らえた獲物だけでなく、地域のハンターからの依頼で食肉用に加工をしています。 今回は、参加者の体力と安全を優先した狩猟同行体験となるため獲物が取れる可能性は低いと考えられますが、捕獲できた場合は解体作業もお手伝いをいただき夕食時にお召し上がりいただきます。 | |
18:30 | ジビエ料理の夕食 美佐子さんとお酒を飲みながら狩猟や農家民宿、雪国の田舎暮らしなど色々なお話を聞くことができます。食事は、美佐子さん自慢のジビエや山菜など山の幸を中心とした手作りメニューです。 ※好きなお酒やビール、持ち込みはご自由にどうぞ! | 夕食 |
2日目
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
08:00 | 朝食 朝食後は、チェックアウトまで、囲炉裏でまったりするなどのんびり過ごしてください。ご希望の方は、除雪体験など雪国の暮らしにも触れることができます。 | 朝食 |
10:00 | チェックアウト せっかくなので、美佐子さんから十日町の情報を教えてもらい帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 お疲れさまでした! |
※時間は目安となります。内容に関しても酒蔵の作業や進捗状況により、適宜変更となる場合がございます。
【ツアー詳細】
受入期間 | 2024年1月15日〜3月15日まで |
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参加費(税込) | 1名33,000円/2名30,000円(一人当たり) |
含まれるもの | 体験費用、施設使用料、宿泊費(ジビエ料理コース)、食事(朝1回・夕1回) |
集合場所・時間 | 農家民宿 茅屋や 10:00 JR上越新幹線/上越線の浦佐駅または、ほくほく線/飯山線の十日町駅からいずれもタクシーで約25分 関越自動車道 六日町ICより約35分/大和IC(ETCのみ)より約30分 ※ 冬季は必ず、スタッドレスタイヤ装着にてお出かけ下さい。 |
最少催行人員 | 1名(最大2名まで) |
持ち物(必須) | ・長靴(雪の中を歩きます) ・雨具(カッパなど) ・昼食(山の中で食べますので食べやすいもの) ・入浴用のタオル類、歯ブラシなど ・就寝用スウェット、ジャージなど |
服装 | ・完全な防寒着でかつ動きやすい服装(できるだけ目立つ色のもの) ・長靴(雪の中を歩くのでスノーブーツなどでも可) |
キャンセル規定 | 14日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100% |
受付締切 | 参加希望日の7日前 |
お支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER) ※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。 |
ご注意事項 | ・体験の内容は、当日の状況により変更となる場合があります。 ・天候など安全面を考慮して、猟に出ない場合がございます。 ・日本語のみの対応となります。 |
茅屋やホームページ https://tokamachi-kayaya.com/