《日本一酒に寛大な町「新潟県長岡市」の酒と食を満喫する乾杯の旅》
平日の夕方から市役所の敷地内で日本酒のイベントを開催するなどお酒に関して寛大な新潟県長岡市。発酵と醸造の町を舞台に、日本酒の文化に触れ、醤油の仕込み体験や農家さんとも交流します。さらに、全国のクラフトビールが集まる「ザ・ビール展」では、地元の人と同じテーブルを囲みながら、みんなで乾杯!人のぬくもりと発酵文化など、花火だけじゃない長岡の魅力を味わい尽くす2日間。長岡の人と出会い、乾杯でつながる大人旅です。
<企画協力:銀座・新潟情報館 THE NIIGATA、ザ・ビール展>
新潟県長岡市
信濃川や豊かな山々に囲まれた自然豊かな地で、古くから米どころ・酒どころとして知られています。良質な水と寒暖差のある気候が、酒造りに最適な環境を育み、市内には多くの歴史ある酒蔵が点在。伝統を受け継ぎながら、地域に根ざした酒文化が今も息づいています。
ザ・ビール展 主催者 大竹祐介さん

1972年、長岡市生まれ。鉄工所の家業を継ぎ、役員として働く中で多忙な日々と過度なストレスから体調を崩し、40代半ばで倒れる経験を持つ。療養期間中「自分は何者か」を見つめ直す中で、カナダ滞在時に培った広い視野も活かし、新たな生き方を模索する。2018年には「ナガオカ・クラフトビール・フェスティバル実行委員会」を設立。地元長岡と全国のブルワリーをつなぎ、県外の人気ブルワリーを招致するなど、クラフトビール文化の普及に大きな役割を果たしている。
他にも長岡市下々条町内会の会長を務めるほか、子ども食堂の運営にも携わるなど、地域コミュニティとクラフトビール文化という2つの軸で「人と人をつなぐ仕掛け人」として多面的に活動しています。
吉乃川株式会社 マーケティング戦略部 部長 横本昌之さん

1975年京都市生まれ。大学卒業後、上京し、広告制作会社に勤務。東京で最初に住んだ街が足立区北千住という「下町」だったことがきっかけで、江戸っ子=「粋」という美意識に興味をもち、そこから日本の文化に惹かれる。その後、2015年新潟長岡へ移住。現在、酒蔵の吉乃川勤務。広報・広告宣伝・商品開発・観光関連業務を担当している。日本酒や地域の歴史についての講演活動も行っている。
大口れんこん生産組合 組合長 髙橋秀信さん

長岡市大口地区でれんこん農家として長年活躍する高橋さんは、約30年前にれんこんを主力作物として導入し、地域の特産品「大口れんこん」のブランド化を牽引してきました。現在は生産組合の組合長として、安定出荷体制や品質管理を支えながら、若手就農者の育成にも尽力。「地域が元気になる農業」を実践する姿勢と、面倒見の良さが魅力で、訪れる人々をあたたかく迎えてくれる頼れる存在です。
長岡市立科学博物館 田中洋史さん

長岡市出身。地域に根ざした歴史研究に長年取り組んでおり、戦国武将・直江兼続に関する講演や中越地震で被災した歴史資料の救出でも活躍。NHKの番組「ブラタモリ」長岡編の案内役をつとめるなど、まちに息づく歴史をわかりやすく、時にユーモアを交えて語る語り口も魅力。
新潟県醤油協業組合 商品開発室 室長 星 睦水さん

1986年、魚沼市生まれ。管理栄養士養成大学在学時に酵素を活用した研究を手掛け、微生物の働きに興味関心を持ち、恩師の勧めで新潟県醤油協業組合に入社しました。「食」を通して笑顔や幸せを食卓に届けることを信念に、入社以来商品開発に従事。工場見学対応などの経験を活かし、2020年からSNS運用を担当、広報活動やしょうゆ講座の講師活動、イベント運営を任されるようになる。長岡市で毎年開催する「HAKKOtrip」の実行委員に2024年より加わり、幅広くイベント関係の運営を活性化できるよう活動しています。
<ビール展会場>
ナカムラ農産株式会社 髙綱良毅さん

1993年、新潟県長岡市生まれ。幼い頃から農業が生活の一部であり、学生時代には祖父母の農作業を自然と手伝うなど、土や作物とふれあう日々を過ごしてきました。大学卒業後は、叔父が経営する農業法人に入社。本格的に農業の道へ進み、現在は稲作を中心に、枝豆、長ネギ、里芋、さらに冬季にはキャベツやニンジンなど多彩な作物を栽培しています。
「農業は育ててみないと分からないことも多い。でもだからこそ、手をかけ、愛情を注いで育てた作物が美味しく実った時の喜びは格別です」と語る髙綱さん。豪雪地・長岡ならではの冬の農作業は、雪との闘いでもありますが、そんな自然との共生こそが地域の魅力。季節ごとの変化を楽しみながら、日々前向きに農業に励んでいます。
<ビール展会場>
妻有ビール株式会社 代表取締役社長 高木千歩さん

十日町市にルーツを持つ高木千歩さんは、2011年東日本大震災後に地域おこし協力隊として十日町へ移住。2014年には地産地消型ビアレストランを仲間と開業。その後、クラフトビールへの想いを胸に、2017年に妻有ビール株式会社を設立し、2018年1月より醸造を開始しました。十日町の自然を活かし、定番3種+季節限定4~5種を製造。地元伝統の織物柄をラベルにあしらい、瓶は「通い徳利」スタイルで量り売りも展開。さらに、耕作放棄地を復活させ、地域協力のもとソラチエースやクリスタルなど10種類のオーガニックホップを自家栽培。収穫体験イベントなどを通じ「みんなのエール」を醸しています。地元に根ざし、農と醸造、地域の繋がりを大切にする高木さんの挑戦は、今や十日町の新しい魅力となっています。
<ビール展会場>
Gangi Brewing 醸造責任者 綿貫 卓人さん

新潟県上越市出身。東京からUターン後に飲食店を営むなかで、現在のパートナー・宮本さんと出会う。その後、営業の仕事をしていたが、クラフトビールの面白さにすっかり魅了され醸造の道へ。実はもともとお酒が弱く、ビール自体も苦手だったそう。あるビールとの出会いをきっかけに、「お酒が飲めない人にもクラフトビールの面白さを伝えたい」と思うようになった。静岡・浜松で約3年間修行を重ね、品質にこだわり、雑味のないクリアな味わいを追求。現在は上越妙高の醸造所で、さまざまなスタイルのビールを手がけている。ビール初心者の方や、お酒が苦手な方にも気軽に楽しんでもらえるビールづくりを大切にしている。
【1日目】11:00 行列必死「長岡生姜醤油ラーメン」の源流、青島食堂へ

長岡市・JR宮内駅前の元祖「青島食堂」。1961年に創業し、大衆食堂からラーメン専門店へと発展しました。ガラの臭みを消す生姜をスープにたっぷり加えたのが生姜ラーメンのルーツ。濃口醤油と高知産生姜の絶妙なハーモニーが地元でソウルフードとして親しまれ、各地で「長岡生姜ラーメン」として広まりました。もちもちの自家製中太麺と、薄切りチャーシューがスープによく絡み、懐かしくほっとする一杯です。
12:30 「長岡の奥深さ」を体感する市立科学博物館

長岡市立科学博物館は、自然や歴史、暮らしに根ざした展示を通じて、長岡というまちを丸ごと感じられる総合博物館です。ツアーの最初に訪れ、長岡の人や文化に出会う準備としてぴったりの場所です。市民性や風土、復興の歩みを知ることで長岡の人々との交流が、より深くあたたかいものになります。
今回は田中さんの案内で、長岡の歴史に想いを馳せるプログラムをご用意。城下町の面影や戊辰戦争・長岡空襲からの復興、市民が守り続けてきた文化遺産など、普段の観光ではなかなか触れられない「長岡の奥深さ」を体感します。
14:00 ザ・ビール展2025 in長岡で乾杯

2023年に新潟県柏崎からスタートした「ザ・ビール展」は、今回で6回目の開催となります。長岡駅直結アオーレ長岡で、新潟県内と全国各地からクラフトビールブルワリーが大集合。こだわりの生ビールと美味しいフードが楽しめる3日間です。地元農家こだわりの蒸したて枝豆の味と香りも併せてお楽しみください。
ザ・ビール展公式サイト https://thebeerfes.com/

ビール展の会場では、銀座で開催したプレイベントで登場いただいた主催者の大竹さん、ナカムラ農産の髙綱さん、妻有ビールの髙木さん、Gangi Brewingの綿貫さんなども皆様のお越しをお待ちしています。
18:30 新潟の地酒で乾杯!地元の人を交えた懇親会

長岡ゆかりの方をゲストにお迎えして、地酒と絶品料理を楽しみます。会場は、長岡で新潟の酒と食事を楽しむならここ!という人気店「魚仙」。新潟県内の様々な日本酒が飲み放題です。

21:00 地元の方の案内でディープな夜の街へ

元気な方は、夜の街へ繰り出しましょう。殿町は、市の中心部を流れる柿川沿いに発展した商店街で、夜には県内有数の歓楽街として賑わいを見せる街でもあります。古くからの老舗も多く「昭和の時代」を感じさせる雰囲気もあります。
【2日目】09:00 長岡花火を見よう!アオーレ長岡シアター

長岡大花火や各地域の魅力が体感できる施設。240インチスクリーンで大迫力の映像体験!長岡花火や各地域が誇る伝統と文化を、ここでしか見ることができない臨場感あふれる実写 2D 映像でお楽しみいただけます。
11:00 究極のシャキシャキ食感!「大口れんこん」収穫とれんこんランチ

大口地区で100年前から栽培が始まった「大口れんこん」。一般的なれんこんに比べて圧倒的なシャキシャキ食感で、ほとんどが県内で消費される希少なれんこん。実際に泥に足を入れ、れんこんの手掘り体験。れんこん栽培の工夫や地域農業の現状についても話を聞きながら、自然と向き合う農家の仕事に触れる貴重な時間です。

昼食は、収穫したれんこんを使った料理をお召し上がりいただきます。はっきり言って、他のれんこんは比べものにならない、圧倒的なシャキシャキ食感を体験してください。
13:00 自宅で1年熟成させるMY醤油造り

新潟県醤油協業組合の星さんから教えていただき、自分だけの醤油を仕込みます。昔ながらの製法に触れながら、世界に一つだけの「マイ醤油」を仕込む体験です。塩水を作り、麹と合わせてPETボトルに詰めるシンプルな作業ですが、発酵の仕組みや1年間の育て方を学べる講座付き。完成までの時間も楽しめる、奥深いしょうゆの世界へようこそ。

出来上がった醤油の元は、お持ち帰りいただきご自宅で約1年間熟成していただきます。どんな醤油が出来上がるのか楽しみです。
14:30 吉乃川酒ミュージアム「醸蔵」と発酵の街巡り

吉乃川の横本さんのご案内で、吉乃川酒ミュージアム「醸蔵」の見学とお酒の飲み比べ。発酵の街「摂田屋地区」の街歩きでは、越のむらさき(江戸時代から続く醤油店)、旧機那サフラン酒製造本舗、江口だんごなどを歩いて巡ります。

【ツアースケジュール】
8月30日(土)
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
8:00 | 東京駅(08:22〜08:55発)、上野駅(08:28〜08:58発)、大宮駅(08:47〜09:17発)==上越新幹線==長岡駅乗り換え==宮内駅(10:04〜10:59着) ※お申し込みの際に乗車駅をお知らせください。 | |
11:00 | 青島食堂(各自精算) 長岡市民がこよなく愛するソウルフード「長岡生姜ラーメン」。地元の人の定番は、チャーシューメンにネギ増しです。マツコの知らない世界でも絶賛されたご当地ラーメンをお楽しみください。 ※次の目的地までタクシーで移動となります。タクシー代は、参加者同士の割り勘負担でお願いします。 | 昼食(各自精算) |
12:30 | 「長岡の奥深さ」を体感する市立科学博物(60分) NHKブラタモリ長岡編の案内人として出演した田中さんの案内で、普段の観光ではなかなか触れられない「長岡の奥深さ」を体感します。地元目線ならではの視点で、まちの新たな魅力が見えてきます。 ※次の目的地までタクシーで移動となります。タクシー代は、参加者同士の割り勘負担でお願いします。 | |
14:00 | ザ・ビール展2025 in長岡で乾杯(180分) 30社の全国のブルワリーと美味しいフードが勢揃いのクラフトビールイベントです。あうたびツアーならではの特典満載で主催者大竹さんが皆様をお出迎えしてくれます。7月のイベントでも登場したビール展主催者の大竹さんをはじめ、枝豆農家の髙綱さん、妻有ビールの髙木さん、Gangi Brewing 綿貫さんも会場でお待ちしてます。 ーあうたびツアースペシャル特典ー ★冷房完備の涼しい特別席をご用意! ★オリジナルリユースカップ進呈! ★ビール割引券&全力じゃんけんチケット付! ★各テーブルに長岡の面白い人を配置! 長岡の気候風土と人の魅力を感じながら、全国のビールを味わいます! ビールは、各店舗で各自購入ください。 | |
17:15 | ホテルチェックイン(シャワーを浴びるなど休憩) | |
18:30 | 新潟の地酒で乾杯!地元の人を交えた懇親会 長岡ゆかりの方をゲストにお迎えして、地酒と絶品料理を楽しみます。会場は、長岡で新潟の酒と食事を楽しむならここ!という人気店「魚仙」。新潟県内の様々な日本酒が飲み放題です。 | 夕食 |
21:00 | 懇親会終了 2次会、3次会、さらにディープな長岡を楽しみましょう。 はしご酒の予定です。 |
8月31日(日)
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
7:30 | ホテルにて朝食 | 朝食 |
9:00 | 長岡花火を見よう!アオーレ長岡シアター(30分) 長岡大花火や各地域の魅力が体感できる施設。240インチスクリーンで大迫力の映像体験!長岡花火や各地域が誇る伝統と文化を、ここでしか見ることができない臨場感あふれる実写 2D 映像でお楽しみいただけます。 | |
10:00 | 道の駅パティオ新潟(30分) 地元の牛乳を使ったソフトクリームや採れたて新鮮な産直マルシェも大人気。おみやげ購入にもおすすめです。 | |
11:00 | シャキシャキに感動!「大口れんこん」収穫とれんこんランチ(90分) 大口地区で100年前から栽培が始まった「大口れんこん」。一般的なれんこんに比べて圧倒的なシャキシャキ食感で、ほとんどが県内で消費される希少なれんこん。生産農家の髙橋さんを訪ね、収穫体験やれんこん料理をご馳走になります。 | 昼食 |
13:00 | 1年熟成させるMY醤油造り体験(75分) 新潟県醤油協業組合の星さんの指導で、自分だけの醤油を仕込みます。その日に出来上がるわけではなく、自宅に持ち帰って1年間かけてご自身で発酵と熟成の管理をしていただきます。 | |
14:30 | 吉乃川酒ミュージアム「醸蔵」と発酵の街巡り(90分) 吉乃川の横本さんのご案内で、吉乃川酒ミュージアム「醸蔵」の見学と吉乃川の飲み比べ、発酵の街「摂田屋地区」の歴史ある醤油店や建造物を歩いて巡ります。 | |
16:30 | 長岡駅にて解散 ビール展最終日を再び楽しむも良し、ぽんしゅ館で新潟の酒を楽しんでも良し。時間の許す限り長岡を満喫してください。 長岡駅(17:21〜17:48発)==上越新幹線==大宮駅(18:36〜19:12着)、上野駅(18:55〜19:32着)、東京駅(19:00〜19:36着) |
【旅行条件】
旅行期間 | 2025年8月30日(土)〜1泊2日 |
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旅行代金 | A.新幹線付49,800円 B.現地集合34,800円 |
含まれるもの | 往復新幹線(Aプラン)、宿泊代金、食事(朝1、昼1、夜1)、ザ・ビール展(特別席、リユースカップ)、夜の懇親会、れんこん収穫体験(おみやげ含む)、醤油仕込みワークショップ、日本酒試飲、旅行傷害保険 |
乗車場所 | 東京駅、上野駅、大宮駅より選択可(同料金) |
宿泊先 | 長岡グランドホテル又は同等クラス(禁煙1名1室) |
募集人数 | 10名(最少催行人員:6名) |
キャンセル規定 | 20日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の30%、前日以降・・代金の40%、当日・・代金の50%、ツアー開始後または無連絡不参加・・代金の100% |
必ずご確認ください | 標準旅行業約款|旅行条件書を必ずご確認ください。 |
受付締切 | 8月22日(金) ※定員になり次第締め切らせて頂きます。 |
吉乃川株式会社

1548年創業。新潟県長岡市にある県内最古の酒蔵で、周辺には、味噌・醤油といった醸造蔵が5蔵集まっています。原料米は新潟県産にこだわり、仕込水は敷地内から汲み上げる軟水「天下甘露泉」。長岡東山連峰の雪解け水と、信濃川の伏流水によってバランスよくミネラルを含んだ水は、飲み飽きしないさらりとした酒質のお酒を醸しだします。2020年には、その仕込水と米こうじを用いたクラフトビール「摂田屋クラフト」も誕生しました。
新潟県醤油協業組合

1972年12月設立。高度経済成長期に新潟県内の老舗醸造元18社が近代的でより高品質なしょうゆの生産を求めて共同工場として創業を開始し2022年には創立50周年を迎えることができました。食文化の変化から調味料も多様化していくなかで、しょうゆづくりを中心にたれ、つゆ、ドレッシングなどの加工品にも力を入れ、お客様が満足いくまでとことん味を追求しご要望に応じた商品を提供させていただいております。
THE NIIGATA https://the-niigata.jp/
ザ・ビール展 https://thebeerfes.com/
吉乃川 https://yosinogawa.co.jp/
新潟県醤油協業組合 https://kikoshin.co.jp/
【旅行企画・実施】
あうたび合同会社(東京都知事登録旅行業第2−7472)
東京都北区赤羽1-59-8ヒノデビル4F