【4月22日】1200年の歴史ある神社で日本人の心に触れる旅

隠津島神社手水舎
目次

《4月22日(土)〜1泊2日間 福島県モニターツアー》

あうたび代表の唐沢です。
今回は、合戦場のしだれ桜が満開となる福島県二本松市を訪ね、1248年の歴史を誇る隠津島神社の宮司さんにあうたびです。宮司さんから、神様の事、お参りの所作、日本人の心、暮らしなどお話しをしていただきます。夜は、地元の農家民宿にて宮司さんをお招きしての懇親会。翌日は、農家さんが立ち上げた夢の詰まったワイナリーにて、ぶどう定植作業と手作りピザを満喫します。

<こんな方にオススメです>
神道について学んで見たい方
宮司さんとお話しをしてみたい方
パワースポットに興味のある方
ワイン醸造に興味のある方
農作業に興味のある方

お一人様、お友達と、ご夫婦で。どなたでもご参加いただけます。都会では味わうことのできない、里山での暮らし、農業の話、酒造りなどに興味がある方ならきっとご満足いただけるかと思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。

イベントお申込み

【静寂の時間が必要です】隠津島神社 宮司 安部匡俊さん

「今の人には静寂の時間が必要ですね。」そう話してくださったのは、隠津島神社62代目の宮司 安部匡俊さん。町場の暮らしでは、たった30分でも静寂でいられる場所が無い。月に一度、年に一度でも良いので、だまって正座をして静寂な時間を過ごすことを意識して欲しいと安部宮司。ちなみに、宮司という呼び名は、戦後になってからのもので、それまでは、社司、社掌などと呼ばれていたそうです。

神社でお参りをする際の心構えについて伺うと、とにかく感謝をする事だと教えていただきました。神の存在を自分の心の中に明確に持ち、自分が存在している事、自然界の全てに感謝をする事が大切だそうです。

神社は、世襲制のところが多く、ここ隠津島神社も代々世襲を続けているそうです。子供は必ず後を継ぐ事になり、高校を卒業すると専門学部のある大学へ進むか、指定された神社で働きながら2年間学ぶそうです。跡継ぎがいない場合は、養子を取るか、神社本庁に依頼をして宮司を派遣してもらうことになるそうです。

宮司さんの仕事について

ご祈祷中の安部宮司

宮司さんとは、その神社の責任者を務めている神職の事を指します。したがって各神社に、宮司さんは一人しか存在しません。宮司さんの仕事は、朝のご祈祷に始まり神社が行う様々な祭祀を執り行うことです。神葬祭(神道式の葬式)や祭りなど宮司さんの仕事は多岐に渡ります。境内の清掃から土木作業まで隠津島神社の管理全てを安部宮司が行っているそうです。

日本全国に約8万社の神社があるのに対して、宮司さんは1万人ほどしかいないといわれております。そのため宮司さんが別の神社を兼務する事になります。安部宮司も現在市内15の神社の兼務をされており、春・秋のお祭りの季節には、祭典が重なりご苦労をされています。

木幡山 隠津島神社

隠津島神社三重塔(県指定重要文化財)
隠津島神社三重塔(県指定重要文化財)

今年で1248年を迎える隠津島神社には、宗像三女神が祀られています。宗像三女神は伊勢神宮・天照大神の御子神として誕生した三柱の女神で、お名前を「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」の三姉妹の神様です。毎年12月の第1日曜日に行われる「木幡の幡祭り」が有名で、国の重要無形民族文化財に指定されています。江戸時代には、通行手形を発行する関所のような役割も果たし、宮司は帶刀も許されていました。

【隠津島神社の由緒】
隠津島神社は、神護景雲3年(769年)に宗像の三女神を御祭神として勧請(カンジョウ)された。大同年間(906年)には、平城天皇の勅願によって弁天堂が建てられ、神仏混淆(コンコウ)の社となり、後世には木幡の弁天様と呼ばれ庶民に親しまれるようになった。天正13年(1585年)伊達正宗の兵火により全山炎上、本社・末社悉く焼土となりしも藩主や庶民の信仰厚く、再建された。明治に至っては初年の神仏分離令によって、別当治陸寺を廃し、厳島神社と称し、明治35年神社名を復旧、隠津島神社と改称、明治40年県社に列した。後の大東亜戦争終結後 神道指令によって宗教法人「隠津島神社」として届出、社格(元県社)解消となったが、今日現在においても平和・招福・知恵・縁結びの神と広く深く信仰されている。(引用:隠津島神社)

※詳しくは、隠津島神社のホームページをご覧ください。

取材を終えて

宮司さんの普段の生活について質問をすると「別に普通ですよ。」と笑いながら答えてくれました。お肉を食べないとか特別な決まりごとは無いそうです。今までに神職の方とゆっくりお話しをした事がなかったので、最初は少し緊張しましたがお話しをさせていただくと、とても親しみやすく優しい宮司さんでした。

代々続く神社に生まれ、市内の高校を出た後、専門の大学へと進み神道の道に入られたそうです。お酒が大好きということで懇親会では、神社の裏話など色々とお話しを聞けそうです。ちなみに趣味は、ゴルフとランニングだそうで、地元小学生の幡中(ばんちゅう)アスリートクラブの会長もされています。他にも、二本松市の依頼で「結婚お世話役」という事も行っており、地元に密着し地域に貢献されていらっしゃいます。

【内容詳細】

隠津島神社の宮司さんを訪ねます
隠津島神社の広い敷地内を宮司さんにご案内していただきます。地元では「木幡の弁天様」として親しまれている隠津島神社ですが、本社の他にも10の末社(境内にある小さな社)があります。他には、木幡の大杉、木幡山の銅鐘、三十三観音遊歩道などがあります。※詳しくは、隠津島神社のホームページをご覧ください。

パワースポットとしても有名な隠津島神社の境内を巡り、宮司さんのお話しを聞くと心がゆったりとした気持ちになります。今回は、「御幣束作り」や静寂の時間を体験する「正座会」などを予定しております。※境内の散策には、約1時間程度かかりますので、歩きやすい靴・服装でご参加下さい。

◎御幣束(おへいそく)作り
昔から神様が宿るものとして、神棚や井戸端、神様の前にお供えしているもの。ちょうど神様の着物にも見える。1年に1回新しいものと取り替える。自分で作ったものは記念にお持ち帰りいただきます。

宮司さんや地元の皆さんとの懇親会
農家民宿ゆんたにて、宮司さんをお招きしての懇親会。地元の有機農業家(関元弘さん)が作った、地ビール(ビーヤ)で乾杯!!ぶどうの定植作業をさせていただく「ふくしま農家夢ワイン」のワインやシードルもご用意いたします。地元で採れた野菜などを使った、田舎料理の夕食をお楽しみ下さい。

ワイン用のぶどうの植付け体験
今年は、7000本の苗木を植えるという事で、特別に定植作業の体験をさせていただくことになりました。ふくしま農家の夢ワインでは、日本に自生している山ぶどうと赤ワイン用のカベルネ・ソーヴィニヨンを交配させた「ヤマ・ソーヴィニヨン」や白ワイン用のリースリングやケルナーなどを栽培しています。今年植えるのは、メルロー、シャルドネ、ツヴァイケルトレーベ、ビジュノワール、ホワイトアーリー、ミューラートルガウなどを予定しています。

農家さんから植え方の説明を聞いた後、ワイン用のぶどう定植作業を行います。ぶどうの苗が成長してワインになるまで3年ほど時間がかかります。こちらのワイナリーでは、ぶどう畑のオーナー制度も検討しており、近いうちに自分で苗木から育てるマイワイン造りも始まります。

手作りピザの昼食
農作業の後は、ふくしま農家の夢ワインの庭先にあるピザ釜を使って手作りピザの昼食。地元の野菜などを好きな具を生地の上にトッピングしたら釜の中へ。熱々焼きたてのピザには、冷えたシードルがよく合います。関さんが醸造している地ビール(ビーヤ)も販売しています。

ふくしま農家の夢ワイン見学
「ふくしま農家の夢ワイン」は、養蚕が盛んだった頃の桑畑などの耕作放棄地を開墾し苗木を植え、人気と共にワインの生産量を年々増やしている注目のワイナリー。山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配した、ヤマ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、マスカット・ベリーAなどを栽培しています。始まりは、地元の農家達が町おこしのために何かやりたいという思いでした。「ワイン造りがいいでねえか。荒れた畑も使えるし、ワインなら女性も呼べる。」そうして、2012年に農家の親父8人が出資してできた会社です。福島県の中通りにあるから、ワインの産地で有名なナパ・バレーをもじって、「ナカ・バレー」と称してワインの一大産地を目指しているそうです。

JALの機内誌でも紹介され、JALの通販サイトでもこちらのワインを販売しています!

ワイン用のぶどうを栽培するには、降水量、日照時間、1日の寒暖差などが大きく影響してきます。そんなワイン造りのお話しや実際の醸造所を関さんに案内していただきます。もちろん試飲もできますのでお楽しみに!

合戦場のしだれ桜(見頃:4月上旬〜中旬)

合戦場のしだれ桜(二本松市)
合戦場のしだれ桜(二本松市)

イベントお申込み

参加料金モニター価格 15,000円(税込)
【振込先】城北信用金庫 赤羽支店 普通口座0011395 あうたび合同会社
料金に含まれるもの宿泊代金、食事代金(朝1回、昼1回、夜1回)、懇親会飲み物、ホスト代、旅行傷害保険
集合場所JR二本松駅(東北本線)
集合時間12:10
アクセス<鉄道>東京(10:00発)やまびこ133号→郡山乗り換え→二本松(12:04着) 約2時間
<車>東北道浦和IC又は、常磐道三郷IC→二本松IC→二本松駅 約2.5時間
※スタッフの車が都内から出る予定です。詳しくはお問い合わせ下さい。
宿泊先農家民宿ゆんた(参加人数により近隣の農家民宿も使用します)(※男女別相部屋
最少催行人数4名(最大受付人数:6名)
キャンセル規定14日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額
受付締切4月17日(月)※定員になり次第、締切とさせていただきます。
備考

<スケジュール>

時 間内 容食 事
< 4月22日( >
12:10二本松駅集合(JR東北本線)
13:00木幡山隠津島神社到着
・宮司さんの案内による境内散策、参拝
・宮司さんのお話し
・御幣束(おへいそく)作り
・正座会
16:00農家民宿ゆんた着
ご希望の方は、近くの名目津温泉へご案内します。(入浴料500円)
18:00安部宮司、農家さんをお招きして懇親会。地産地消の田舎料理をお楽しみ下さい。
手作り地ビール(ビーヤ)、ふくしま農家の夢ワインで乾杯!
夕食
21:00頃懇親会終了。
< 4月23日( >
9:00朝食後、ふくしま農家の夢ワインへ。朝食
10:00ぶどう定植作業
ワイン用のぶどうの苗木を畑に植える作業を行います。
植え方、根っこの向きなど、農家さんが丁寧に教えてくれます。
畑に入っての作業となるため、汚れても良い服装でご参加下さい。
※軍手、(雨天時は、長靴、カッパ)をご用意下さい。
12:00ワイナリーにて昼食(手作りピザを皆で作ります)
ワインの試飲もできます。
 昼食
13:00ワイナリー見学
・農家の夢ワインの創業のお話
・醸造工場見学
・ワイン試飲
16:00頃二本松駅にて解散

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

安部匡俊(あべ・まさとし)宮司
昭和29年5月6日福島県生まれ。昭和52年國學院大學神道科卒業後、平成4年隠津島神社62代宮司就任。宮司就任後、東和町議会議員、二本松市議会議員などを歴任。平成26年6月二本松市議会議員引退。平成27年10月二本松市より「結婚お世話役」を委嘱。平成28年4月神道政治連盟福島本部長。

隠津島神社 宮司
神道政治連盟 福島県本部長
福島県神社庁 理事

【イベント企画・お問い合わせ先】
あうたび合同会社
電話&FAX:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com

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