【10月14日】献上米の田んぼで秋の収穫!兼業農家に学ぶ旅

目次

10月14日〜1泊2日 秋の稲刈りモニターツアー

結の精神が根付く福島県二本松市にて、かつて殿様への献上米を作っていた場所で、春のツアーで植えたお米を収穫します。お米の他にも実りの秋に相応しい旬の野菜や名物のりんごなどたっぷり収穫予定です。夜の懇親会では、地産地消の田舎料理や地ビールに地元農家さんが作ったワインなど楽しみます。宿泊は、1200年以上続く隠津島神社の参宿所で、朝の正座会も開催します。※結の精神とは、田植えや稲刈り、冠婚葬祭など人手が必要な時にお互いに助け合うという相互扶助の精神。

現在の米の育成状況は専用のいのまる田んぼ便り(フェイスブック)にてご覧いただけます。

《こんな方におすすめです》
◎人との繋がりを楽しみたい方
◎秋の収穫を満喫したい方
◎地域交流に興味のある方
◎田舎でのんびりしたい方

《福島県二本松市》
福島県二本松市は、福島県の中央(中通り)の北に位置する市です。智恵子抄に歌われた安達太良山や阿武隈川で有名な場所です。有機農業の先進地としても知られ、新規就農や移住者を積極的に受け入れています。

お一人様、お友達、ご家族で!どなたでもご参加いただけます。都会では味わうことのできない里山の暮らし、農業に興味がある方ならきっとお楽しみいただけると思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。

イベントお申込み

 

【米作り指導 米農家 高野幸三さん】

高野幸三さん
高野幸三さん

「機械に乗っていると心がスーッとした。」と話すのは、兼業農家の高野幸三さん。幸三さんは、福島県二本松市戸沢地区(旧戸沢村)の出身で学校を卒業後、地元の電子部品メーカーに就職。会社の規模拡大に貢献し管理職として活躍していました。

その一方で、休日には米作りをするいわゆる兼業農家でもありました。管理職だった幸三さんは、ガムシャラに働き55歳で後進に譲るべく管理職を退き、60歳で定年退職。現在は、奥様の実家の田んぼを引き継ぎ米作りをしています。

会社員時代を振り返り「農業をやっている時間が一番安らいだ。機械に乗ると心がスーッとしたんだよなー。」と明るく話す幸三さん。地元には「企業」と呼べる会社はほとんどなく、この会社を絶対に大きくしてやる、従業員を守らなければと、胃に穴が開くほどの強い責任感で頑張ってきました。そんな生活の中で、休日に行っていた農作業に大変癒されたそうです。

体調不安もあり2016年で米作りをやめるつもりだった幸三さん。一方で大切にしてきた田んぼを手放したくないという思いもありました。そんな時、今回の企画についてご相談すると「そう言う話なら是非やりましょう!」と喜んでご協力いただく事となりました。驚くほど繊細で緻密に計算された幸三さんの米作りをこの機会に是非体験して下さい。

幸三さんのお米は美味しいと評判で、農協は通さず独自のルートで都内の米店に納めているそうです。企業戦士として第一線で働いてきた幸三さんには、通常の農家のオヤジとまったく違った印象を受けました。これからの農業のやり方、農家が生き残るにはどうするべきか幸三さんから楽しいお話しが聞けると思います。

 

【2017年10月14日・稲刈り】

地元の隠津島神社の安部宮司によるご祈祷のあと、高野幸三さんの指導の下で稲刈り作業を行います。春のツアーで植えたお米をいよいよ収穫します。品種は、日本の代表的な米のブランド「コシヒカリ」。日本中の田んぼで作られているお米の約7割がコシヒカリだと言われています。そのため、炊飯器はコシヒカリを基準に製造されているという噂もあります。(田植え主催:一般社団法人いのちまるごと輝く)

稲刈りイメージ
稲刈りイメージ

《田植えの流れ》所要時間:約2時間
◎隠津島神社の安部宮司によるご祈祷
◎幸三さんによる稲刈りの説明
◎本物の稲刈り機に乗って作業(交代制)
◎鎌を使って手狩り作業
◎作業の合間に一服(お茶、おにぎり、漬物などご用意

春の田植えの様子は、こちらからご覧いただけます

 

【地元の皆さんとの「米」がテーマの懇親会】
夜は、米をテーマにした料理や地元野菜などを使った田舎料理を囲んでの懇親会。地物を使った郷土料理や田舎料理を料理研究家の武田みどりさんが作ってくれます。アルコールの担当は、有機農業家の関元弘さん。関さんはベルギービールに魅せられ自分で免許を取得しこの地でビールを製造しています。地元ワイナリーの立ち上げにも大きく貢献した東和に無くてはならない存在です。今回の懇親会会場は、隠津島神社の参宿所となります。

 

【隠津島神社】
今年で1248年を迎える隠津島神社には、宗像三女神が祀られています。宗像三女神は伊勢神宮・天照大神の御子神として誕生した三柱の女神で、お名前を「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」の三姉妹の神様です。地元では「木幡の弁天様」として親しまれている隠津島神社ですが、本社の他にも10の末社(境内にある小さな社)があります。

毎年12月の第1日曜日に行われる「木幡の幡祭り」が有名で、国の重要無形民族文化財に指定されています。江戸時代には、通行手形を発行する関所のような役割も果たし、宮司は帶刀も許されていました。
※詳しくは、隠津島神社のホームページをご覧ください。

 

【参宿所に宿泊】
今回の宿泊は、歴史ある隠津島神社の敷地内にある参宿所。こちらの参宿所は、神社の材木を使って昭和36年に建てられました。参拝者の宿泊や地域のイベント活動などで使われています。

宿泊した翌朝に正座会(寺で言う坐禅会)を行いたいと思います。澄んだ朝の空気の中で身の引き締まる貴重な体験です。

イベントお申込み

参加料金(税込)
大人 15,000円・子供10,000円(小学生以下)
過去にあうたびご参加の方 大人 14,000円・子供9,000円(小学生以下)
ツアーに含まれるもの宿泊代、食事(1泊3食)、懇親会(アルコール類)、体験料、ホスト代、旅行保険
※東京ー二本松間往復無料送迎あり(東京駅発着)
集合場所東京駅(丸の内側)
※二本松の現地集合・解散も可能。集合場所などは別途ご案内します。
集合時間8:00
宿泊先隠津島神社 参宿所
(※男女別相部屋となります。
服装・持ち物汚れても良い服装、軍手(足袋や長靴あると尚可)
最少催行人数10名(最大受付人数:20名)
※地元の方や参加者同士の交流を深めていただくため、参加人数を少なく設定しております。
キャンセル規定21日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額
受付締切10月9日(月)※定員になり次第、締切とさせていただきます。
撮影についてモニターツアー中は、写真・動画を撮影させていただき、弊社及び一般社団法人いのちまるごと輝くのホームページやSNS等に使用させていただきます。ご理解とご協力をお願い致します。
備考
時 間内 容食 事
10月14日(
8:00東京駅集合(丸の内中央口 丸ビルと新丸ビルの間)
※サービスエリア・車中にて各自昼食をお済ませ下さい。
 
13:00二本松市内の田んぼで稲刈り作業
【開会式】
主催者挨拶
豊作祈願のご祈祷 隠津島神社 安部宮司
【稲刈り】
幸三さんの説明後、稲刈り作業など
実際の稲刈り機に乗車して稲刈り作業を行います。
昔ながらの手刈り作業も体験していただきます。
 
15:00丹野さんの畑で秋野菜の収穫
採った野菜は、夕食の食材として使うほか、お土産としてお持ち下さい。
 
16:00近くの温泉へ立ち寄り(別料金600円)。
入浴後、木幡山の隠津島神社(参宿所)へ。
 
18:00地元の方々との懇親会
幸三さんをはじめ、安部宮司、地元の皆様との懇親会です。
郷土料理研究家の武田みどりさんの田舎料理をお楽しみ下さい。
関元弘さんが作った地ビール(ビーヤ)、ふくしま農家の夢ワインなどもご用意します。
夕食
21:00頃懇親会終了。 
10月15日(
6:30朝食前に正座会を行います。(希望者のみ)
澄んだ空気の中で、身も心も引き締まります。
 
7:30朝食(皆さんで準備をお手伝いいただきます。)朝食
9:00隠津島神社参拝
安部宮司さんの案内にて境内を散策します。
 
10:30羽山りんご園にてりんごの収穫
旬の美味しいりんごをお持ち帰り下さい。
 
12:00手作りうどん体験の昼食
地元の農家さんからうどん作りを教えてもらいます。
昼食
14:00二本松出発 
18:00東京駅にて解散 

※時間は目安となります。現地事情や交通事情により変更となる場合がございます。

 

【トータルアドバイザー】
有機農業家 関元弘氏。合同会社ななくさ農園代表、ふくしま農家の夢ワイン株式会社取締役、オーガニックふくしま安逹代表幹事、あぶくま農と暮らし塾幹事

関元弘さん
関元弘さん

【米作り特別顧問】
茨城大学名誉教授 中島紀一氏。有機農業技術会議代表。専門 総合農業、農業技術論。

中島紀一先生
中島先生

【イベント企画】
一般社団法人いのちまるごと輝く。代表の片平氏は、二本松市東和地区出身。二本松を盛り上げるために様々な活動に取り組んでおり、農業や自然体験を通じて都会と田舎の交流する場作りを目指しています。
ホームページ:http://inomaru.jpn.org

いのちまるごと輝く 片平正昌子 代表
いのちまるごと輝く 片平 正子 代表

【イベント企画協力】
あうたび合同会社
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com

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