【7月22日(日)】伊豆松崎からすごい百姓がやってきます!千駄木でワークショップと懇親会
こんにちは!あうたびの唐沢です。
今回は、あうたびマルシェ千駄木店で静岡県松崎町から有機農家のとんびさんをお招きして、ワークショップイベントを開催致します。とんびさんが栽培しているハーブを使って、アロマ虫除けやオリジナルハーブティを作っていただきます。その後の懇親会では、珍しいレモングラスビール(ベアードブルーイング社)をお楽しみいただきます。
<こんな方におすすめ>
ハーブが好きな方
松崎町の事を知りたい方
農家さんと直接話してみたい方
クラフトビールが好きな方
【自分で食べるものは自分でつくる】有機農家 鈴木茂孝さん
「自分で食べるものは、自分でつくりたいと思った。」そう農業をはじめたきっかけを話してくれたのは、伊豆松崎町に移住して今年で20年目を迎えたとんび農園の鈴木茂孝さん。東京出身の鈴木さんは、大学を卒業すると農林水産省へ入省。3年ほどサラリーマンとして働いたところで、農業をやりたいという思いが強くなり25歳で退職。その後、埼玉や長野で有機農業について学び、自分の理想とする暮らしを実現するための準備を始めました。
道に迷って運命の出会い。
どこで農業を始めようかと移住先を探している時にたまたま松崎を訪れました。その時、子供たちが川で楽しそうに遊んでいる光景を目にして「今どき川で遊ぶ子供がいるなんて良い町だな。」と何とも言えない懐かしいような、温かい気持ちになりました。
しばらく車を走らせると徐々に道が細くなり、遂には行き止まりに。「どちらさまでしょうか。」ちょうどそこにあったのは自然食の宿。オーナーの秋山さんに声を掛けられました。色々とお話しをすると「今何やってるの?良かったらうちで働かない?」誘われるがまま住み込みで働き始めました。半年ほど松崎で暮らすうちに、川で子供たちが戯れ、海と山に囲まれ温泉の湧き出るこの場所が大好きになっていました。
百の仕事ができるから百姓
ここに住むと決めた鈴木さんは、「田舎暮らしの本」で知り合った松崎在住の方に連絡を取り、築150年以上という古民家を安く借りられることに。田んぼも畑も貸してもらい農家としての人生をいよいよスタートしました。都会に居たころ、一人では何もできなかった自分を変えたかった。と振り返る鈴木さん。
自分の力で、何でもこなす百姓になろうと思った。「百の仕事ができるから百姓って言うんですよ(笑)。」自分の思い描いた理想の暮らしを実現するため、日々「百姓力」を磨いています。アイガモ農法による古代米(赤米・緑米・黒米)作りや平飼いによる養鶏飼育(現在一時休止中)、無農薬野菜など自然に負荷をかけない農業を中心に6次化にも取り組んでいます。
周りのみんなから「とんびさん(とんびちゃん)」と呼ばれる人気者で、大好きな松崎のために移住相談や農業研修の受け入れなども積極的に行っています。
取材を終えて
お会いして印象的だったのが少年のような瞳。いたずら好きのサッカー少年がそのまま大人になった感じで、子供の頃が容易に想像できます。飾らない性格と温厚な人柄で地元の方からも親しまれています。サービス精神旺盛で、今回の企画を相談をした時も何を楽しんでもらう?うまいものを食べさせたいね!と真剣に相談に乗ってくれました。
取材をしていた時「家が傾いてきちゃって、大工さんに聞いたら全部壊して立て直すしかないって言われちゃったんだよね。」と明るく話すとんびさん(家傾いちゃってるんですよ!!!)。雨が降って作物がダメになった時も、自然相手にイライラしてもしょうがないでしょ(笑)。とんび農園の古いブログ(とんび農園の時間ですよ~)には、移住してからの暮らしぶりが楽しく綴られています。
<テレビ出演、マスコミ掲載>
人生の楽園(テレビ朝日)
ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン(Eテレ・教育)
田舎暮らしの本(宝島社)他
ハーブを使ったワークショップ&懇親会
とんびさんが代表を務める松崎レモングラス工房の貴重な国産ハーブを使って、アロマ虫除けとマイハーブティを作っていただきます。ハーブから作る虫よけは、人にやさしく小さなお子様や年配の方にも安心してご使用いただけます。出来上がったアロマ虫除けは、スプレーの容器(100ml)に入れてお渡ししますのでお持ち帰り下さい。
ワークショップの後は、とんびさんを囲んでの懇親会を行います。松崎での暮らしや農業のお話など聞きながら楽しい時間をお過ごし下さい。懇親会では、とんびさんのレモングラスを使った、レモングラスビール(ベアードブルーイング社製)の飲み放題や古代米のおにぎりなどをご用意いたします。
合資会社ベアードブルーイング
2000年にブライアン・ベアードさんが妻のさゆりさんとホームブリュワリーとして沼津で創業。日本のクラフトビールの草分け的存在。現在は、伊豆修善寺に工場を移し都内を中心に8店舗の飲食店も展開。
松崎町ってどんな街?
伊豆半島の西側に位置する人口7,000人の松崎町を訪れます。海と山と川に囲まれた自然豊かな松崎町は「なまこ壁」や「温泉」の町としても知られ場所です。和菓子で使われる桜葉の国産の70%が松崎産という桜葉の産地でもあります。手付かずの自然が多くある松崎町へ是非、お出かけ下さい。
松崎の風景(all photo by autabi)
参加料金 | 5,000円 |
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料金に含まれるもの | ワークショップ(アロマ虫除け100ml、ハーブティ作り)、懇親会費(食事・レモングラスビール飲み放題付) |
会場 | あうたびマルシェ千駄木店(JR西日暮里徒歩8分、千代田線千駄木駅徒歩5分) 〒113-0022 文京区千駄木3-46-1 |
開始時刻 | 17:00(受付16:30より) |
募集人数 | 20名 |
キャンセル規定 | 3日前以降・・料金の50%、当日・・全額 |
受付締切 | 7月19日(木)※定員になり次第、締切とさせていただきます。 |
時 間 | 内 容 | 備考 |
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7月22日(日) | ||
16:30 | 受付開始 | |
17:00 | ハーブ・ワークショップ ◎レモングラスを使ったアロマ虫除けスプレー作り 出来上がったアロマ虫除けは、お持ち帰りいただきます。 ◎自分でブレンドするマイハーブティ作り 数種類のハーブをご用意しますので、自由にブレンドしてオリジナルティを作って下さい。 | |
18:00 | とんびさんを囲んでの懇親会 珍しいレモングラスビール飲み放題(伊豆修善寺で、とんびさんのレモングラスを使って醸造された貴重なビールです) とんびさんの黒米のおにぎりなど、松崎のおつまみもご用意致します。 | |
20:00 | 終了 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
鈴木茂孝(すずき・しげたか)
1970年9月20日静岡県三島市生まれ。宇都宮大学農学部卒。1992年農林水産省入るも、「自分で食べるものは自分でつくりたい。」という思いから、1995年新規就農を決意して農水省を退職。埼玉で有機農業について学び、長野では農家でアルバイトとして働き修行。1998年運命の出会いもあり松崎へ移住。以来、アイガモ農法による古代米(赤米・緑米・黒米)作りや平飼いによる養鶏飼育、無農薬野菜など自然に負荷をかけない農業を続けている。6次化を推奨し自らも農産物の加工品に力を入れている。自宅前の田んぼを埋め立てて自分の加工場を現在建設中。何にでも挑戦するチャレンジ精神と松崎への愛情から農業だけに飽き足らず、地域活性化のため新規就農者の研修や移住相談にも気軽に対応している。
とんび農園代表
合同会社さとづくり総合研究所社員
松崎町農業委員
農業振興会後継者育成部会 部会長
松崎レモングラス工房 代表
【イベント企画・実施】
あうたび合同会社
住所:東京都北区赤羽1-59-9
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com