あうたび代表の唐沢です。
モニターツアー第三弾のご案内です。
今回は、群馬県渋川市で農業を営む今井慶子さんに会う旅です。東京でイタリアンシェフをしていた今井さんと一緒に、野菜を収穫してその場で、バーニャカウダソースを付けていただきます!今井さんの料理教室(家でも作れる優しいイタリアン)、イタリアのワインについても教えていただきます。さらに、トマト農家さんからちょっと変わった栽培方法についてお話を伺ったり、こんにゃく農家さんでは収穫期を迎えているこんにゃく芋の収穫をお手伝いします。
お一人様、お友達と、ご夫婦で。どなたでもご参加いただけます。特に今回は、女性農家ならではの視点から、色々なお話が聞けると思います。都会では味わうことのできない、農家としての暮らし、里山の暮らしに興味がある方ならきっとご満足いただけると思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。
【次の目標は農家レストラン開業】群馬県渋川市 今井慶子さん
「農家は、儲からないと言われるのが嫌なんです」と話す今井さんは、2年間の農業研修を経て2016年の春から就農した新人農家です。祖父母の代まで農家だったので、物心がついた頃から将来は農家になりたいと思っていました。しかし、父親から反対され、京都の国立大学を卒業後、大手電機メーカーにプログラマーとして就職。仕事上ストレスも多く、忙しい毎日を過ごしていた。社員食堂の味に不満を持ち、自分でお弁当を作るようになり、料理をする楽しさに目覚める。ストレスの解消にもなるということで、本業とは別に創作和食店でアルバイトを始める。やがて飲食業界への転身を考え大手電機メーカーを退職。
どうせやるなら東京で勝負したいと上京し、周囲のすすめもありイタリアンの道を志すことに。自分が一番美味しいと思う店で働きたいと考え、イタリア料理店を食べ歩く。そうしてイタリア料理の名店「リストランテ・ヒロ」と出会う。丸ビル店、青山店で腕を磨くも、さらに上を目指したいと退職。本場で学ぶため単身イタリアへ渡る。ウンブリア、マルケー、ロンバルディアなどイタリア内でも気候や風土の違った土地で様々な人と出会い、料理を学ぶ。お客さんが畑で選んだ野菜をその場で調理してくれるスタイルの店に感銘を受ける。こんな店をいつか自分の故郷でやりたいと。
帰国後、その知識と行動力を活かして幾つかのイタリア料理店の立ち上げや運営に携わる。そんな時に彼女の人生に大きな転機となる出来事が起こり、群馬にもどってイタリアで見たあのお店をやろう!と決心する。
まずは、お客さんに食べてもらう野菜を作るため、農家になることに。研修を終えて、沢山の人に支えられながら2016年春に農家として人生の再スタート。彼女の作る肉厚で甘いパプリカは、地元の人からも人気が高く名指しで購入してくれるファンも多い。「農家だってやり方次第で儲かりますよ。」と話す顔は希望に溢れている。次の目標は、農家レストラン、そして農家民宿を開業すること。イタリア料理とワインを楽しみながら、今井さんの人生観に触れる旅です。
【今回の内容】
JR敷島駅に集合します。東京方面からだと、高崎で乗り換えて上越線で約30分。
まずは、トマト農家の長岡さんを訪ねます。
長岡さんは、トマト栽培農家で夏を除いて1年中トマトの栽培を行っています。え!?最盛期の夏を除くってどういうこと?ハウス栽培のため、夏場は温度が上がり過ぎてトマトがダメになってしまうそうです。濃厚でしっかりとした味わいの美味しいトマトですが、実は珍しい方法で栽培されているんです!恐らくここでしか行っていないと思われる、秘密の栽培方法について長岡さんからお話していただきます。
お昼は、群馬の郷土料理「おっきりこみ」をお楽しみ下さい。
今回は、特別に今井さんのアレンジで、「イタリア風おっきりこみ!?」です。野菜たっぷりの優しい味わいが、イタリアンにアレンジされるとどんな味になるのでしょうか?お楽しみに~!
♦おっきりこみとは?♦
主に群馬県南部、埼玉県北部で食べられてきた郷土料理。この辺りの田んぼでは、稲作と小麦の2毛作だったことから、小麦粉を使った家庭料理として忙しい農家で昔から食べられてきました。うどんとの大きな違いは、こねる時に塩を加えないところです。山梨のほうとうと良く比較をされますが、ほうとうは、味噌味でかぼちゃが入っていますが、おっきりこみは、家庭により味付けも醤油や味噌など様々で野菜もその季節のものを使用します。
昼食の後、今井さんの畑で冬野菜の収穫をします。今井さん手作りのバーニャカウダーソースを付けてその場で試食!採れたて新鮮な野菜の味をお楽しみ下さい。
今井さんの案内で周辺の散策へ。「ここの景色が一番良いんですよ。」とガイドのように地域案内もしてくれます。今井さんの渋川への愛情が伝わってきます。
その後、町の施設へ移動して今井さんのイタリア料理教室を開催します!
収穫したばかりの新鮮な野菜を使って美味しいイタリアンをみんなで作りましょう。長岡さん家のトマトもたっぷり使います。
(バーニャカウダ、トマトのブルスケッタ、ローズマリーのフォカッチャ、パスタなどを予定しております。)
今井さんがセレクトした、イタリアワインもご用意しております。
お酒を飲みながら、女性の視点から見た農家の仕事やこれからの夢についてお話しいただきます。
※町の施設を利用するため、終了後は後片付けのお手伝いをお願い致します。
翌朝、地元野菜が並ぶ直売所へご案内致します。
今井さんが美味しい野菜の見分け方、おすすめのお土産などを教えてくれます。
その後、こんにゃく農家の角田さんを訪ねます。
群馬県は、全国のこんにゃく芋の90%を生産しているこんにゃく王国です。特に群馬県北部は、群馬の中で最もこんにゃく芋の栽培が盛んなエリアです。角田さんは、東京ドーム5個分の面積でこんにゃく芋を栽培しています。収穫時期を迎える、こんにゃく芋の収穫作業をお手伝いしながら、色々とこんにゃくのお話をしていただきます。
掘った芋は、特別価格で購入することもできます。こんにゃくの作り方をご用意しておりますので、お土産にいかがでしょうか。
収穫作業の後は、畑で農家の皆さんと一緒にお昼ごはん。ケンミンのソウルフード登利平のお弁当を予定しております。子供会、町内会行事、何かの集まりには決まって登利平!薄くスライスされた鶏胸肉に甘辛いタレを絡めて白いご飯の上に乗せてあります。これを食べずして群馬の食について語ることはできません。
昼食後、敷島駅で解散となります。2日間お疲れ様でした。
汗を流したい方は、駅近くの敷島温泉の立ち寄り湯(300円)がございます。泉質が良く、地元の方にも人気の温泉です。
電車の時間をチェックしてから、お楽しみ下さい。
<スタッフおすすめ地元の絶品>
敷島駅前にある荒井商店の「赤城田舎まんじゅう」。こちらの饅頭は、甘すぎないさっぱりとした餡でどこか懐かしい味わいです。赤城ド・田舎饅頭は、1日50個の限定品ですが、他にも色々な種類の饅頭があります。是非、お土産にどうぞ!
参加料金 | |
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料金に含まれるもの | 宿泊代金、食事代金(朝1回、昼2回、夜1回)、料理教室、懇親会費、ワイン代、各体験代、ホスト代 |
集合場所 | JR敷島駅(上越線) |
集合時間 | 11:10 |
アクセス | <鉄道> 東京駅(8:29発)→快速アーバン(高崎乗り換え)→敷島駅(11:02着) 新宿駅(8:27発)→湘南新宿ライン・快速アーバン(上尾・高崎乗り換え)→敷島駅(11:02着) <車>関越自動車道練馬IC→赤城IC 約1.5時間(合流場所別途ご案内) |
宿泊先 | 渋川周辺のホテル、民宿、旅館(※男女別相部屋の場合あり) |
最少催行人数 | 4名(最大受付人数:8名) |
キャンセル規定 | 14日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額 |
受付締切 | 11月28日(月)※定員になり次第、締切とさせていただきます。 |
備考 |
<スケジュール>
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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12月3日(土) | ||
11:10 | 敷島駅集合(JR上越線) | |
11:30 | トマト農家の長岡さんを訪ねます。 珍しいトマトの栽培方法を教えてもらいます。 | |
12:30 | 群馬の郷土料理「おっきりこみ」の昼食。 今回は特別にイタリアン風にアレンジ。 | 昼食 |
13:30 | 今井さんの畑で冬野菜の収穫、周辺の散策。 | |
15:30 | 町の施設にて、イタリアンの料理教室。 家庭でも作れる家庭イタリアンを今井さんと一緒に作ります。 | |
18:00 | 皆さんで作ったイタリアンの夕食。 イタリアワインもご用意しております。 | 夕食 |
21:00頃 | 懇親会終了。片付けをしてホテルへ移動します。 | |
12月4日(日) | ||
8:00 | 朝食後、今井さんの案内で地元野菜の直売所へ。 新鮮な野菜をお土産にどうぞ! | 朝食 |
9:00 | こんにゃく農家の角田さんを訪ねます。 東京ドーム5個分もある広大なこんにゃく畑で収穫作業のお手伝い。 | |
12:00 | 農家の皆さんと畑でお昼ごはん。 農作業の後は、格別の美味しさです。 | 昼食 |
13:00頃 | 敷島駅解散 駅近くの敷島温泉には立ち寄り湯もあります。 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
今井慶子(いまい・けいこ)
1979年2月20日群馬県生まれ。2001年大手電機メーカーにプログラマーとして入社。2003年リストランテ・ヒロ入社、丸ビル店、青山店で腕を磨き、2004年系列店のヒロプリモの立ち上げメンバーに加わる。2007年料理の修行のためイタリアへ渡る。帰国後、コロッセオ中目黒では物件探しから立ち上げまでの全てを担当。姉妹店のアズーリ神楽坂、ロマーノ五反田の立ち上げにも携わる。その後、世田谷のイタリアンレストラン、フィオッキでも腕を振るい、2014年農家レストラン開業を目指して新規就農。2016年春より農家としてパプリカを中心にイタリア野菜、ハーブなどを栽培している。グリーン・ツーリズム活動にも積極的に参加をしており、群馬県を盛り上げるために活動中。
【イベント企画・お問い合わせ先】
あうたび合同会社
電話&FAX:03-6356-4461
担当:唐沢
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