結の精神が根付く福島県二本松市にて、かつて殿様への献上米を作っていた地区で米作りをします。実際の田植え機に乗車したり、手植えも体験します。夜は、農家さんや地元の皆さんと懇親会を行います。翌日は、1200年以上の歴史を誇る隠津島神社を宮司さんと一緒に参拝。
米作りや農業を学び、地元の農家さんが立ち上げた「ふくしま農家の夢ワイン」を見学。今回植えたお米の育成状況は専用のいのまる田んぼ便り(フェイスブック)にてご覧いただけます。また10月には収穫ツアーも予定しております。
※結の精神とは、田植えや稲刈り、冠婚葬祭など人手が必要な時にお互いに助け合うという相互扶助の精神。
今回特別に米作りの主催会社「一般社団法人いのちまるごと輝く」の協賛により東京ー二本松の無料送迎がございます。
《こんな方におすすめです》
◎人との交流を楽しみたい方
◎農業の明日を考えてみたい方
◎地域活性に興味のある方
◎移住・就農を考えている方
◎田舎でのんびりしたい方
《福島県二本松市》
福島県二本松市は、福島県の中央(中通り)の北に位置する市です。智恵子抄に歌われた安達太良山や阿武隈川で有名な場所です。有機農業の先進地としても知られ、新規就農や移住者を積極的に受け入れています。
お一人様、お友達、ご家族で!どなたでもご参加いただけます。都会では味わうことのできない里山の暮らし、農業に興味がある方ならきっとお楽しみいただけると思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。
【米作り指導 米農家 高野幸三さん】
「機械に乗っていると心がスーッとした。」と話すのは、兼業農家の高野幸三さん。幸三さんは、福島県二本松市戸沢地区(旧戸沢村)の出身で学校を卒業後、地元の電子部品メーカーに就職。会社の規模拡大に貢献し管理職として活躍していました。
その一方で、休日には米作りをするいわゆる兼業農家でもありました。管理職だった幸三さんは、ガムシャラに働き55歳で後進に譲るべく管理職を退き、60歳で定年退職。現在は、奥様の実家の田んぼを引き継ぎ米作りをしています。
会社員時代を振り返り「農業をやっている時間が一番安らいだ。機械に乗ると心がスーッとしたんだよなー。」と明るく話す幸三さん。地元には「企業」と呼べる会社はほとんどなく、この会社を絶対に大きくしてやる、従業員を守らなければと、胃に穴が開くほどの強い責任感で頑張ってきました。そんな生活の中で、休日に行っていた農作業に大変癒されたそうです。
体調不安もあり2016年で米作りをやめるつもりだった幸三さん。一方で大切にしてきた田んぼを手放したくないという思いもありました。そんな時、今回の企画についてご相談すると「そう言う話なら是非やりましょう!」と喜んでご協力いただく事となりました。驚くほど繊細で緻密に計算された幸三さんの米作りをこの機会に是非体験して下さい。
幸三さんのお米は美味しいと評判で、農協は通さず独自のルートで都内の米店に納めているそうです。企業戦士として第一線で働いてきた幸三さんには、通常の農家のオヤジとまったく違った印象を受けました。これからの農業のやり方、農家が生き残るにはどうするべきか幸三さんから楽しいお話しが聞けると思います。
地元の隠津島神社の安部宮司による豊作祈願のご祈祷のあと、高野幸三さんの指導の下で田植え作業を開始します。作るのは、日本の代表的な米のブランド「コシヒカリ」。日本中の田んぼで作られているお米の約7割がコシヒカリだと言われています。そのため、炊飯器はコシヒカリを基準に製造されているという噂もあるとか。(田植え主催:一般社団法人いのちまるごと輝く)
《田植えの流れ》所要時間:約2時間
◎隠津島神社の安部宮司による豊作祈願のご祈祷
◎幸三さんによる田植えの説明
◎本物の田植え機に乗って作業(交代制)
◎裸足になって手植え作業
◎作業の合間に一服(お茶、おにぎり、漬物などご用意)
※田んぼに入る際は、基本裸足となります。長靴の用意がありますがサイズや数に限りがあります。
★植えたお米は、10月に収穫となります。10月7日から稲刈りツアーを予定しておりますので、併せてご参加いただけるとより深く米作りについて学べると思います。詳細は、別途ご案内させて頂きます。
<田植えの後>
夏は草取り作業などがあります。お時間の取れる方は是非、二本松までお出かけ下さい。幸三さんをはじめ、皆さん喜んで迎えてくれます。夏野菜、お祭り、蝉の声、二本松には、日本の原風景がたっぷりです。※訪問の際は事前にご連絡をお願い致します。
※田植えの準備から田植え、稲の育成状況は、いのまる田んぼ便り(フェイスブック)にて随時更新しております。
【地元の皆さんとの「米」がテーマの懇親会】
夜は農家民宿ゆんたにて、幸三さんが作ったお米をテーマにした料理や地元野菜などを使った田舎料理を囲んでの懇親会。ゆんたは、沖縄出身の仲里忍さんが運営する古民家民宿です。地元のものを使った郷土料理や田舎料理を料理研究家の武田みどりさんが作ってくれます。アルコールの担当は、有機農業家の関元弘さん。関さんはベルギービールに魅せられ自分で免許を取得しこの地でビールを製造しています。ワイナリーの立ち上げにも大きく貢献した東和に無くてはならない存在です。
【隠津島神社】
今年で1248年を迎える隠津島神社には、宗像三女神が祀られています。宗像三女神は伊勢神宮・天照大神の御子神として誕生した三柱の女神で、お名前を「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」の三姉妹の神様です。地元では「木幡の弁天様」として親しまれている隠津島神社ですが、本社の他にも10の末社(境内にある小さな社)があります。
毎年12月の第1日曜日に行われる「木幡の幡祭り」が有名で、国の重要無形民族文化財に指定されています。江戸時代には、通行手形を発行する関所のような役割も果たし、宮司は帶刀も許されていました。
※詳しくは、隠津島神社のホームページをご覧ください。
【ふくしま農家の夢ワイン】
ふくしま農家の夢ワインは、養蚕が盛んだった頃の桑畑などの耕作放棄地を開墾し苗木を植え、その人気と共にワインの生産量を年々増やしている注目のワイナリー。山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配した、ヤマ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、マスカット・ベリーAなどを栽培しています。ワイナリーの始まりは、地元の農家達が町おこしのために何かやりたいという思いでした。
「ワイン造りがいいでねえか。荒れた畑も使えるし、ワインなら女性も呼べる。」そうして、2012年に農家の親父8人が出資してできた会社です。福島県の中通りにあるから、ワインの産地で有名なナパ・バレーをもじって、「ナカ・バレー」と称してワインの一大産地を目指しているそうです。最近では、JALの機内誌でも紹介され、JALの通販サイトでもこちらのワインを販売しています!
【予告・2017年10月7日(予定)・稲刈り】
ふっくらと実った美味しいコシヒカリの収穫作業を行います。農作業の後は、二本松の秋の味覚をたっぷりと楽しむ予定です。詳細が決まりましたらホームページなどでご案内をさせていただきます。また、今回のツアーにご参加のお客様には、優先的にご案内をさせていただきます。もちろんツアー参加者価格にて、お米の販売も予定しております。
参加料金(税込) | 大人 17,000円・子供8,000円(小学生以下) 【振込先】城北信用金庫 赤羽支店 普通口座0011395 あうたび合同会社 |
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ツアーに含まれるもの | 宿泊代、食事(1泊3食)、懇親会(アルコール類)、体験料、ホスト代、旅行保険 ※無料送迎あり(東京駅発着) |
集合場所 | 東京駅(八重洲) ※二本松の現地集合・解散も可能。集合場所などは別途ご案内します。 |
集合時間 | 8:30 |
宿泊先 | 農家民宿ゆんた他(参加人数により近隣の農家民宿も使用します) (※男女別相部屋、ご家族は考慮致します。) |
服装・持ち物 | 汚れても良い服装、軍手(足袋や長靴あると尚可) |
最少催行人数 | 10名(最大受付人数:20名) |
キャンセル規定 | 21日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額 |
受付締切 | 5月8日(月)※定員になり次第、締切とさせていただきます。 |
撮影について | モニターツアー中は、写真・動画を撮影させていただき、弊社及び一般社団法人いのちまるごと輝くのホームページやSNS等に使用させていただきます。ご理解とご協力をお願い致します。 |
備考 |
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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5月13日(土) | ||
8:30 | 東京駅集合(丸の内中央口 丸ビルと新丸ビルの間) ※サービスエリア・車中にて各自昼食をお済ませ下さい。 | |
13:00 | 二本松市内の田んぼで田植え体験 <開会式> 主催者挨拶 豊作祈願のご祈祷 隠津島神社 安部宮司 <田植え> 幸三さんの説明後、田植え作業など 実際の田植え機に乗車して田植え作業を行います。 昔ながらの手植え作業も体験していただきます。 | |
16:00 | 近くの温泉へ立ち寄り(別料金600円)。 入浴後、農家民宿ゆんたへご案内します。 | |
18:00 | <地元の方々との懇親会> 地産地消の田舎料理をお楽しみ下さい。 関元弘さんが作った地ビール(ビーヤ)、ふくしま農家の夢ワインなどをご用意。 安部宮司、幸三さんももちろん参加します。 | 夕食 |
21:00頃 | 懇親会終了。 | |
5月14日(日) | ||
8:45 | 朝食後、隠津島神社へ。 | 朝食 |
9:00 | 隠津島神社参拝。 安部宮司さんの案内にて境内を散策します。 | |
10:00 | ふくしま農家の夢ワイン <学ぶ> 幸三さんより米作りや農業のお話し。 <見学> ワイナリー醸造場の見学、試飲など。 | 昼食 |
12:30 | 田舎料理の昼食(ワインなど) | |
14:00 | バスにて二本松出発 | |
18:00 | 東京駅にて解散 |
※時間は目安となります。現地事情や交通事情により変更となる場合がございます。
【トータルアドバイザー】
有機農業家 関元弘氏。合同会社ななくさ農園代表、ふくしま農家の夢ワイン株式会社取締役、オーガニックふくしま安逹代表幹事、あぶくま農と暮らし塾幹事
【米作り特別顧問】
茨城大学名誉教授 中島紀一氏。有機農業技術会議代表。専門 総合農業、農業技術論。
【特別協賛】
一般社団法人いのちまるごと輝く。代表の片平氏は、二本松市東和地区出身。二本松を盛り上げるために様々な活動に取り組んでおり、農業や自然体験を通じて都会と田舎の交流する場作りを目指しています。
ホームページ:http://inomaru.jpn.org
【イベント企画・お問い合わせ先】
あうたび合同会社
電話&FAX:03-6356-4461
担当:唐沢
info@autabi.com