《4月 伊豆稲取モデルプラン》
あうたび代表の唐沢です。
今回のあうたびは、ベテランの農家さんでも、職人さんでもなく、都会から伊豆稲取に移住して自給自足の暮らしを目指す新人農家の野口さんに会う旅。子供たちと離れ会社員時代とは全く違う人生を歩み始めた移住3年目の野口さんの人生観に触れます。お花見ランチ、地域散策、オリーブの苗木約80本を植える農業体験、オリーブをテーマにした料理や稲取の海の幸、地元の方との交流もお楽しみ頂きます。
<こんな方におすすめ>
移住を決断するまでの話を聞きたい方
田舎暮らしの話を聞きたい方
農業体験に興味のある方
地域おこしや移住に興味のある方
お一人様、お友達同士、ご家族で!どなたでもご参加いただけます。都会では味わうことのできない里山の暮らし、農業に興味がある方ならきっとお楽しみいただけると思います。あうたびは、人に会いに行く事をテーマにその土地ならではの体験や田舎料理、地酒を楽しむ旅です。
【これが日常なんですよ】地域おこし協力隊 野口よし紀さん
「ここでは、これが日常なんですよ。」と海を眺めながら毎朝このベランダでコーヒーを飲むのが日課と話す野口さん。東京生まれの東京育ちで大学を卒業後、大手外資系コンピューターメーカーのエンジニアとして就職しました。
仕事は忙しく、夜遅くまでの残業はもちろん、休日出勤も珍しくない多忙な日々でした。一方でそれと引き換えに、十分な収入もあり、休みが取れると趣味のキャンプや登山で日本全国を巡るなど、何不自由のない充実した暮らしを送っていました。
農家になると決心して会社を退職
ところが40歳を過ぎたあたりで「このまま一生この会社でお世話になるのか?」と、組織に属す自分の姿が思い描けなくなり、キャンプや登山をしながら「いつか都会を離れてこんな田舎で暮らしたい。」と思うようになりました。この頃、田舎暮らしを紹介するテレビ番組「人生の楽園」が大好きで毎週欠かさずに見ていました。
田舎暮らしを思い描くも、相変わらず忙しい日々を送っていた野口さん。そんな時に出会った一冊の本「奇跡のリンゴ」が人生の転機となりました。青森のリンゴ農家木村さんの生き方に衝撃を受け、家庭菜園もやった事の無いサラリーマンが、農家になると決心したのです。
東日本の震災ボランティアで東北に何度も足を運ぶうちに「都会でのお金に依存して消費するだけの暮らしは間違っている。」という思いが強くなり、ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」を見たのをきっかけに遂に43歳で会社を退職しました。
自給自足の暮らしを目指し
退職後、品川の自宅から千葉の佐倉市の農家へ毎日通いながら有機農業の研修を受けました。朝から晩まで、土に触れる研修は、これまでの生活とは180度異なり新鮮でとても楽しい時間でした。
1年の研修期間を終えると、移住の候補地探しをスタート。様々な候補地があった中で、東伊豆町で農業を活用した地域おこし協力隊の募集があることを知り応募。2016年春からの採用が決まり、稲取に移住することとなりました。
現在は、協力隊の仕事として伊豆産オリーブ栽培の活動をしながら、無農薬、無化学肥料で自家用の野菜作りや昨年は、海沿いにある耕作放棄地だった田んぼを借り受けて無農薬の米作りにもチャレンジしました。東伊豆町で着実に自給自足の暮らしを実行しています。
取材を終えて
野口さんとは、約2年前に都内で行われたイベントで出会いました。脱サラして稲取に移住したばかりだと言う野口さん。「奥さんやお子さんもいらっしゃるのに。単身赴任ですか?」と聞くと、品川の家に高校生と中学生の娘たちだけで暮らしているとの事。(えー!娘たちを置いて、夫婦だけで移住!?この夫婦ぶっ飛んでるな?。)と内心思いました。
後に伺ったのですが、野口家の場合は獅子の子落としを実践して、教育方針の一環として親子が離れて暮らすことを選んだそうです。何をやるにもストイックな野口さん。地球にやさしい暮らしを徹底的に追求して生活の中にも色々と工夫をされています。自給自足の暮らし、有機農業家としてこれからの活躍が楽しみです。
野口さんの案内で稲取を巡る
ホスピタリティ溢れる野口さんが、稲取のおすすめスポットを案内してくれます。ちょうどこの時期に満開を迎える桜の名所、伊豆諸島を見渡せる絶景ポイント、稲取漁港の朝市などなど。皆さんの希望や時間次第で、調整しながらご案内頂く予定です。
海の見える温泉宿で懇親会
宿泊は、海の見える高台に立つ「地中海ペンションクノッソス」に宿泊します。1995年に稲取に移住したオーナーの須佐さんご夫妻が運営する宿です。ペンションとしては珍しく、源泉かけ流しのお風呂が3つもありますので、ゆっくりと寛ぐことが出来ます。懇親会では、海の幸はもちろん、東伊豆産オリーブオイルを使った特別料理などお楽しみ下さい。オーナー手造りのリキュール類もお楽しみに!※懇親会時の飲み物は、各自持ち込み下さい。
オリーブの木80本を植えます
オリーブオイルソムリエの資格を持つ野口さんは、東伊豆町の地域おこし協力隊の仕事として、オリーブ畑の管理を行っています。今回は、野口さんが地元の方から依頼された耕作放棄地となっている畑にオリーブの木を80本ほど植え、自分の植えた木が後でわかるように印をします(3〜4年後に収穫イベントも予定)。滅多に体験することのない、オリーブの定植作業を体験していただけます。
<オリーブ定植作業の流れ>
1、オリーブが根を伸ばしやすいように、50cmくらいの深さの穴を掘り地面を耕します。
2、苗をポットから取り出し、根をほぐしながら丁寧に土の中に植えます。
3、オリーブの苗木は、風などで倒れやすいので土を軽く叩いて固定し、水をたっぷり与えます。
4、支柱を立ててしっかり固定したら完了です。
作業終了後、熱川温泉で汗を流して帰りましょう。特別に町民料金400円(各自精算)でご入浴いただけます。(ご希望の方のみ)
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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1日目 | ||
11:45 | 伊豆稲取駅集合 ※ツアーとは別に都内近郊より車を出す予定です。割り勘で5,000円程度の予定です。乗車ご希望の方は、事前にお申込み下さい。 桜の名所「東伊豆クロスカントリーコース」で満開の桜を見ながら自己紹介、昼食。 ※昼食は各自ご準備下さい。 | |
13:30 | 稲取の穴場を巡る散策へ 絶景ポイント、穴場スポット、おすすめの場所を野口さんが案内してくれます。 | 昼食 |
17:30 | 地中海ペンションクノッソス到着。 温泉に入ってしばし休憩タイム。 夕日の綺麗な海側のお部屋を予定しております。 | |
18:30 | 野口さんのお話し 都会での暮らしから移住に至った経緯、稲取での今の生活、今後の夢などお話しいただきます。 その他、明日のオリーブ定植作業の説明など。 | |
19:00 | 野口さんや地元の方を囲んでの懇親会 オーナーの須佐さんにオリーブをテーマにした特別料理をお願いしてます。 新鮮な海の幸をお楽しみ下さい。(アルコールは各自持込となります) | 夕食 |
21:00 | 懇親会終了。 2次会は、各自ご自由にお楽しみ下さい。 | |
2日目 | ||
9:00 | 稲取名物の朝市へ。 朝食の後、稲取漁港で開催されている朝市へ。水揚げされたばかりの海の幸、地元の野菜、加工品が並ぶ朝市は必見です。 お土産をお探しの方は、こちらでどうぞ。 | |
10:00 | オリーブの定植作業を体験 野口さんから植え方や注意事項の説明後、作業を開始します。 <定植作業の流れ> 1、オリーブが根を伸ばしやすいように、50cmくらいの深さの穴を掘り地面を耕します。 2、苗をポットから取り出し、根をほぐしながら丁寧に土の中に植えます。 3、オリーブの苗木は、風などで倒れやすいので土を軽く叩いて固定し、水をたっぷり与えます。 4、支柱を立ててしっかり固定したら完了です。 昼食は、海の見える畑でお弁当をご用意致します。畑で食べるご飯は最高です! ※定植作業終了後、希望する方のみ近くの熱川温泉で日帰り入浴(町民特別価格400円でご案内します) | 昼食 |
15:00頃 | 伊豆熱川駅にて解散 |
※時間は目安となります。現地事情や交通事情により変更となる場合がございます。
参加料金 | ツアー代金目安18,000円 |
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ツアーに含まれるもの | 宿泊代(温泉付)、食事(朝1昼1夕1※オリーブがテーマの特別ディナー)、地域案内、受け入れホスト代、旅行保険 |
集合場所 | 伊豆稲取駅(人数により都内から車を出す予定。交通費負担約3,000円) |
集合時間 | 11:45 |
アクセス | <東京駅から電車の場合> 東京(8:37発)→東海道本線→熱海(乗換)JR伊東線・伊豆急行→伊豆稲取(11:40着)片道:3,451円 東京(9:26発)→新幹線こだま643号→熱海(乗換)JR伊東線・伊豆急行→伊豆稲取(11:40着)片道:5,703円 |
宿泊先 | 地中海ペンションクノッソス ※男女別相部屋、ご家族は考慮致します。 |
最少催行人数 | 6名(最大受付人数:15名) |
キャンセル規定 | 14日前以降・・料金の20%、3日前以降・・料金の50%、当日・・全額 |
受付締切 | 開催日10日前 |
お願い | ツアー中は、写真・動画を撮影させていただき、弊社ホームページやチラシ、SNS等に使用させていただきます。ご理解とご協力をお願い致します。 |
備考 |
野口よし紀(のぐち・よしのり)
1969年東京都生まれ。大学卒業後、大手コンピューターメーカーのエンジニアとして就職。農業の道を志し43歳で会社を退職。千葉県での農業研修を経て、東伊豆町の地域おこし協力隊に就任。協力隊の任務としてオリーブ栽培の管理運営を行う一方、無農薬、無化学肥料で自家用の野菜作りや米作りも行っている。毎朝、新聞配達の仕事もしながら、自給自足の暮らしを目指しストイックに奮闘中。
【旅行企画・実施】
あうたび合同会社
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電話:03-6356-4461
担当:唐沢
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