誠に恐れ入りますが、12月13日現在満席のためキャンセル待ちとなります。
《農家から学ぶビールと味噌造り、郷土料理を味わい地元の人々と触れ合う2日間》
あうたび代表の唐沢です。
今回のあうたびは、福島県中通り北部にある二本松市(東和地区)。養蚕が盛んだった地域で、昔から農薬を使用しない農業が行われており、今では有機農業の先進地として知られています。
地元の特産品のりんごを使って、ツアーオリジナルの「羽山アップルエール」と名付けたりんご香るクラフトビールを造ります。
更に、この時期もっとも美味しくなる有機ニンジンを使った郷土料理作りや地元ならではの味噌作りも体験。震災直後に農家8人が立ち上げたワイナリーでは、復興に向けたこれまでの取り組みなどを伺います。
※本ツアーは、福島県北定住促進事業の一環として開催するモニターツアーです。
<こんな方におすすめ>
◎クラフトビールを造ってみたい方
◎発酵や醸造に興味のある方
◎里山での暮らしを体験したい方
◎人との出会いを楽しみたい方
<今回会いに行く人>
有機農業家・醸造家 関 元弘さん
元フレンチシェフ 樋口 陽子さん
有機農業家 渡辺 文男さん
ふくしま農家の夢ワイン 齋藤 誠治さん
他、地元の方々にもご登場頂く予定です。
旅行代金:22,000円より(現地集合時)
詳しくは下記をご覧ください。
あうたびは、人に会うことをテーマにした旅です。その土地の人に会い、美味いもの食べて、一緒に酒を飲み、交流する旅です。企画の前に何度もその土地を訪れ、取材をして打ち合わせを重ね信頼関係を築いた上でツアーを開催しております。普通のツアーでは決して体験することの出来ない地元の人々との交流や特別な体験をお楽しみ下さい。
【1日目】11:00 ななくさナノブルワリー 関 元弘さん
今回ビール造りを教えてくれるのは、有機農業家兼醸造家の関 元弘さん。元農水省のキャリア官僚でありながら、自ら有機農業をするため2006年に福島県二本松市東和地区(旧東和町)へ移住。根っからの酒好きが高じて、クラフトビールの免許を取得し夏は農業、冬はビール造りに酒蔵めぐりと充実した毎日を送っている。
自分のビールを「日本一まずい」と自虐的に表現するが、都会でのファンも多い本格的な瓶内二次発酵のビールです。今回は、ビールの醸造はもちろん、本業である有機農業の事まで色々なお話が聞けると思います。自分の道を切り開く行動力は、都会で暮らす人にも必ず参考になります。
関元弘プロフィールは、関さんの紹介ページをご覧ください。
関さんの醸すビールは、イギリスやベルギーで好まれている「エール(Ale)」と呼ばれる上面発酵のビール。一般的に日本の大手メーカーのビールは、ラガーと呼ばれる下面発酵ビール。のどごしが良くゴクゴク飲めるラガーに対して、エールは芳醇で濃厚な味わいと飲みごたえがあります。
《羽山アップルエール醸造》
東和地区は、あぶくま高原特有の冷涼な気候と昼夜の温度格差のため、りんごの栽培に適しています。地元の材料を使ったオリジナルビール醸造を目指し、副原料として名産品の羽山りんごを使用。「羽山アップルエール」と名付けほんのりりんごの香るフルーツビールを造ります。ホップと麦芽も地元産を使用する予定ですが、事情により他産地となる場合もございます。
《ビール醸造(所要時間:約5時間)》
午前:醸造と発酵の話しビール醸造の説明など
有機農業家兼醸造家の関さんから醸造と発酵のお話し。午後のビール醸造の説明など。
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昼食休憩
関さんの有機小麦で作った地粉うどん
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午後:羽山アップルエール醸造開始
1.麦芽計量・粉砕作業
麦芽を機械を使って粉砕する。
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2.糖化・撹拌作業
粉砕麦芽をお湯を張った糖化槽へ入れ糖化。65〜76℃でお粥状にする。途中、よくかき混ぜる。
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3.濾過
糖化終了した後、お粥状のものを固体・液体を分離。濾液の濁りが取れるまで繰り返す。
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4.抽出・移動
濾過と同時に、お湯をかけ流し糖分を洗い出しつつ糖化槽→煮沸槽へ移動する。
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5.煮沸・りんご、ホップ投入
りんご搾汁を入れ煮沸槽で煮沸。ホップも入れる。
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6.ワールプール
煮沸後、液体を掻き混ぜホップ粕を中心へ集める。
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7.冷却
煮沸を終了した麦汁を冷やしつつ、発酵タンクへ移動。
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8.酵母添加
冷却を終了した麦汁へ沸かせた酵母を添加
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9.発酵・熟成・瓶詰め
これ以降の工程は、関さんが責任を持って仕上げてくれます。
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10.オリジナルクラフトビール完成
約1ヶ月後にオリジナルビール(330mlx24本)がご自宅へ届きます。
※作業の進捗状況により翌朝に酵母添加になる場合がございます。
《オリジナルラベル》
好きな写真やイラストで各自オリジナルラベルを作成致します。オリジナルラベルの「羽山アップルエール」330mlx24本をご自宅へお届け致します。※ラベルの仕様などの詳細は、ツアー時にご説明をさせていただきます。
19:00 地元の農家さん達との懇親会
関さんの醸したクラフトビール「ななくさビーヤ」で乾杯!地元の皆さんも混ざっての懇親会。野菜を使った田舎料理や二本松の地酒などをご用意致します。調理を担当してくれるのは、元フレンチシェフの大原さんです。
元フレンチシェフ 大原 陽子さん
懇親会の料理を担当してくれるのは、新婚ホヤホヤの大原さん。東京でフレンチの店をやっていた経験もあり素材の味を活かした料理で皆様をおもてなし致します。
大原陽子(旧姓 樋口)
1968年生まれ。東京調理師専門学校を卒業後、箱根「箱根ホテル小涌園」にて、3年10ヶ月厨房勤務。フランス・アルザス地方 ニーデルモルシュヴィール村「メゾン・フェルベール」に1年間住み込み修行。 お菓子、ケータリングを経験しながら、地方料理を含めた普段着のフランス料理を学ぶ。 また、コンフィーチュール作りにかけては世界的に有名な同店のシェフ、 クリスティーヌ・フェルベール氏から、季節の果実を使ったコンフィチュール作りの手ほどきを受ける。
※宿泊先について
農業研修者受け入れように整備した宿を予定しております。一般的な民宿や旅館のようなサービはありませんので予めご了承下さい。
【2日目】 9:00 渡辺ファーム 渡辺文男さん
二本松市岩代地区で長年有機農業を営んでいる文男さん。子供たちも育ち、現在夫婦で二人暮らし。長年有機栽培をしてきた畑があるのですが、後継者がいないと悩んでいます。「農機具も揃ってるし、農業のやり方も教えるので、何も心配することはない。」と一緒に有機農業にチャレンジしたい方を募集中です。
文男さんの畑から、この時期もっとも美味しくなる有機ニンジンを収穫させていただきます。こんなに甘いの?と驚くほどの絶品のニンジンを使って郷土料理のいかにんじんを作ります。
10:00 ふくしま農家の夢ワイン
ふくしま農家の夢ワインは、有機農業が盛んな二本松市東和地区にある小さなワイナリー。養蚕時代の桑畑の耕作放棄地を開墾し、ぶどうを植え生産量を年々増やしています。山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配した、ヤマ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、マスカット・ベリーA、ビジュノワールなどを様々な品種のぶどうを栽培しています。
ワイナリーの始まりは、地元の農家達が町おこしのために何かやりたいという思いでした。ある酒の席で「ワイン造りがいいでねえか。荒れた畑も使えるし、ワインなら女性も呼べる。」と盛り上がった。そうして、2012年に農家のオヤジ8人が出資して誕生しました。
立ち上げ当初、震災の原発事故による風評被害で、行き場の無くなったりんごを買い取り、シードルやりんごのワインに力を入れてきました。現在、9種類のりんごワインやシードルを製造しており、その中の一つはJR東日本が運行している豪華リゾート列車「TRAIN SUITE 四季島」でも採用されるほどの実力です。
究極の味噌作り 齋藤 誠治さん
ワイナリーの齋藤社長に施設内をご案内いただきます。震災直後にワイナリーを立ち上げ、現在に至るまでのお話しなどを伺います。四季島で採用されているワインの試飲などもあります。
農家として自分で大豆も作っている齋藤社長から究極の自家製味噌作りを教えていただきます。自分で作る味噌は、「手前味噌」という言葉があるほど美味。一般的に味噌作りは、冬場に行われ春〜夏に熟成が進み秋に食べ頃となります。今回仕込んだ味噌は、各自お持ち帰りいただき10〜11月頃に食べ頃となります。(味噌1kg、保存容器は、費用に含まれております。)
味噌作りと一緒に、郷土料理のいかにんじんも作ります。いかにんじんは、福島県中通り北部の郷土料理で、スルメイカとニンジンを細切りにし味付けをした料理。お酒のつまみにぴったりの郷土料理です。
12:30 ワインと窯焼きピザのランチ
ワイナリーのオヤジ達が自分たちで造ったピザ窯で手作りピザの昼食。好きな具材とたっぷりチーズをのせた窯焼きピザは絶品です。ワインと一緒にお楽しみ下さい。
四季島でも採用されている一慶(使用品種:ヤマソービニオン)。
以上、2日間でたっぷりと二本松市東和地区を満喫していただくツアーです。ほとんどの皆さんが想像する以上に、間違いなく楽しんでいただけると思います。文字では伝えきれない、人と人のリアルな繋がり、人の優しさ空気の美味しさを是非現地で体験して下さい。あうたび 代表 唐沢
<スケジュール>
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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1月25日(土) | ||
8:00 | 東京駅集合(JR付きの場合) 東京(8:28発)⇒新幹線⇒郡山(10:01着/10:08発)⇒在来線⇒二本松へ | |
10:30 | 二本松(10:30着) ※現地集合プランはこちらから合流となります。 送迎車にて東和地区へ | |
11:00 | ななくさナノブルワリー 代表 関 元弘さん紹介・参加者自己紹介など 発酵と醸造、クラフトビール造りについてレクチャー | |
12:00 | 関さんの小麦で作ったうどんの昼食 (自炊のため、準備や片付けにご協力下さい) | 昼食 |
13:00 | クラフトビール醸造開始 ビール醸造の全行程を皆さんで行っていただきます。 実際に作業をすることで、自分たちのビールに愛着が湧きます。 | |
19:00 | 地元の方を交えた懇親会 関さんのビールに樋口シェフの料理で宴会 | 夕食 |
21:00 | 懇親会終了(中締め) ※後片付けにご協力をお願い致します。 そのまま2次会に突入します(多分)。 | |
1月26日(日) | ||
7:30 | 宿にて朝食(自炊のため、準備や片付けにご協力下さい) 朝食後、ビール醸造工程の仕上げ作業 | 朝食 |
9:00 | 渡辺ファームへ 旬のにんじんを掘り出します。(雪があれば雪下ニンジンかも!) 郷土料理を作りに使用します。 | |
10:00 | ふくしま農家の夢ワインへ ワイナリー施設見学など。 地元の味噌作りと郷土料理いかにんじんの作り方を教えていただきます。 自分で作った味噌は、お持ち帰りいただきます。 | |
12:30 | ワイナリーにて昼食 ワインを飲みながら、窯焼き手作りピザをお楽しみ下さい。 | 昼食 |
15:00 | 二本松駅着 ※現地集合プランは、こちらで解散となります。 二本松(15:27発)⇒在来線⇒郡山(15:52着/16:11発)⇒新幹線⇒東京へ | |
18:00 | 東京(17:56着)(JR付きの場合) 駅にて解散 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
旅行代金 | 現地集合:22,000円(会員価格21,000円) JR付き:34,000円(会員価格33,000円) ※いずれもモニターツアー特別価格 |
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料金に含まれるもの | 往復交通費(JR付きの場合)、現地送迎費、宿泊代金、食事代金(朝1回、昼2回、夜1回)、懇親会アルコール代、ビール醸造体験、羽山アップルエール(330ml x 24本)、ビール送料、味噌作り体験(味噌1kg付)、郷土料理作り(お土産付)、ワイナリー見学費、旅行傷害保険 ※個人的な費用以外は、基本的にすべて含まれております。 |
集合場所・時間 | 東京駅 8:00(JR付き)又は、二本松駅 10:30(現地集合) |
宿泊先 | 農家民宿(※男女別相部屋) |
服装・持ち物 | 動きやすい服装・靴、寝巻き、タオル類、ハミガキ |
最少催行人員 | 6名(最大受付人数:10名) ツアー催行日の14日前までに最少催行人員に満たない場合、ツアーを中止させていただきます。 |
キャンセル規定 | 14日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の30%、前日以降・・代金の40%、当日・・代金の50%、ツアー開始後または無連絡不参加・・代金の100% |
必ずご確認ください | 標準旅行業約款|旅行条件書を必ずご確認ください |
受付締切 | 催行日の10日前 ※定員になり次第締め切らせて頂く場合もございます。 |
あうたび会員について | 現在会員制度の準備中のため、過去にあうたびにご参加をいただいた方を会員とさせていただいております。登録や年会費等は不要です。 |
【旅行企画・実施】
あうたび合同会社(東京都知事登録旅行業第2−7472)
東京都北区赤羽1-59-8ヒノデビル4F
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
メール:info@autabi.com