《農作業を手伝いながら自分と向き合い心と身体をリフレッシュ》
海と山に囲まれ自然豊かな伊豆松崎町で、古代米やハーブなどを無農薬で栽培する農家を訪ねます。農作業を手伝い、農家の暮らしや自給自足の生き方に触れ非日常を体験。また、農業だけでなく、温泉やなまこ壁が立ち並ぶ街の風景など松崎町の魅力も感じていただきます。
【こんな方におすすめです】
・農作業を通じて自分と向き合いたい方
・農家の仕事を肌で感じ体験してみたい方
・知らない街での暮らしを体験してみたい方
・田舎暮らし2拠点生活などに興味のある方
静岡県賀茂郡松崎町
松崎町は、静岡県の伊豆半島西側にある人口6,600人ほどの小さな町。「なまこ壁」や「美しい棚田」があり情緒溢れる雰囲気です。「日本で最も美しい村」に認定されている日本の原風景を残す町です。
この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日程をお知らせいただき、現地確認後に受入の可否について、ご返信をさせていただきます。現地の都合により予約ができない場合もございますので予めご了承ください。
<会いに行く人>
伊豆松崎とんび農園 鈴木茂孝さん(とんびさん)
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「自分で食べるものは、自分でつくりたいと思った。」そう農業をはじめたきっかけを話してくれたのは、伊豆松崎町に移住して今年で25年目を迎えたとんび農園の鈴木茂孝さん。東京出身の鈴木さんは、大学を卒業すると農林水産省へ入省。3年ほどサラリーマンとして働いたところで、農業をやりたいという思いが強くなり25歳で退職。その後、埼玉や長野で有機農業について学び、自分の理想とする暮らしを実現するための準備を始めました。
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どこで農業を始めようかと移住先を探している時にたまたま松崎を訪れました。その時、子供たちが川で楽しそうに遊んでいる光景を目にして「今どき川で遊ぶ子供がいるなんて良い町だな。」と何とも言えない懐かしいような、温かい気持ちになりました。
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しばらく車を走らせると徐々に道が細くなり、遂には行き止まりに。「どちらさまでしょうか。」ちょうどそこにあった自然食の宿のオーナー秋山さんに声を掛けられました。色々とお話しをすると「今何やってるの?良かったらうちで働かない?」誘われるがまま住み込みで働き始めました。半年ほど松崎で暮らすうちに、川で子供たちが戯れ、海と山に囲まれ温泉の湧き出るこの場所が大好きになっていました。
![ハンモックで寛ぐ鈴木さん](https://autabi.com/wp-content/uploads/2016/08/IMG_1226-e1645666847602.jpg)
ここに住むと決めた鈴木さんは、「田舎暮らしの本」で知り合った松崎在住の方に連絡を取り、築150年以上という古民家を安く借りられることに。田んぼも畑も貸してもらい農家としての人生をいよいよスタートしました。都会に居たころ、一人では何もできなかった自分を変えたかった。と振り返る鈴木さん。
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自分の力で、何でもこなす百姓になろうと思った。「百の仕事ができるから百姓って言うんですよ(笑)。」自分の思い描いた理想の暮らしを実現するため、日々「百姓力」を磨いています。
![とんび農園の自然卵](https://autabi.com/wp-content/uploads/2016/09/IMG_1496-e1645666940916.jpg)
農業をはじめた当時は、稲作の他に無農薬野菜セットの販売や養鶏で卵の出荷も行っていました。売上も順調に伸びてきたのですが、あまりの忙しさから自分の体が持たないと考え野菜セットの販売を断念。稲作と養鶏の2本柱で事業の再構築を進めている時、レモングラスと出会いました。
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町の特産品を作りたいという思いから、2011年に伊豆松崎レモングラス工房を設立。レモングラスは、付加価値が付けやすく耕作放棄地の有効活用にも繋がっている。レモングラスを使った様々な加工品も販売しており、都内のカフェやショップでも人気となっています。現在は、稲作とレモングラスを中心に農業を展開しています。
【当日のスケジュール】
1日目
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
13:00 | 松崎バスターミナル集合(東海バス) <推奨交通機関(東海バス)> 三島駅⇨松崎 修善寺駅⇨松崎 下田駅⇨松崎 | |
13:15 | 作業内容などの説明 ・自己紹介(参加した目的など) ・とんび農園の紹介 ・作業の説明、注意事項など | |
14:00 | 田畑の見学と農作業を体験 まずは、とんび農園の田んぼや畑を見学。 古代米やハーブの栽培についてお話を聞きます。 その後、農作業のお手伝い。 | |
16:00 | ゲストハウスへチェックイン 築60年の古民家を改装したゲストハウス六弥苑(ロクヤヲン)。古墳時代の住居跡のほか、多数の土器が出土されている自然豊かな岩科川沿いにあります。 | |
18:00 | 松崎の街へご案内(実費各自精算) 宿で一休みしたら、とんびさんの案内で街で出かけてみませんか? よかったら、一緒にお食事などお楽しみください。 食後は、ゲストハウスへ戻って自由行動となります。 ※他のゲストや宿の方との交流も是非お楽しみください。 |
2日目
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
7:00 | ゲストハウスにて各自朝食 時間までにとんび農園までお越しください。 | |
9:00 | 農作業を体験(途中、休憩あり) 草取りや加工品の作業など、初めての方でもできる軽作業を予定しています。季節や天候によって異なるため、詳しくは当日ご案内致します。 ※黙々と農作業ということではなく、田舎暮らしや街の話などをしながらお手伝いをお願いいたします。 | |
12:00 | とんびさんと昼食 色々とお話をしながら、とんびさんと一緒に昼食です。 | 昼食 |
13:00 | 農作業を体験(途中、休憩あり) 草取りや加工品の作業など、初めての方でもできる軽作業を予定しています。季節や天候によって異なるため、詳しくは当日ご案内致します。 ※黙々と農作業ということではなく、田舎暮らしや街の話などをしながらお手伝いをお願いいたします。 | |
16:00 | 自由行動(宿に自転車あります) おすすめの店や温泉を聞いて、松崎の街を散策してみてください。海と山に囲まれ、なまこ壁の屋敷が並ぶ松崎町。ぶらぶらと街歩きも楽しいです。 |
3日目
時 間 | 内 容 | 食 事 |
---|---|---|
7:00 | ゲストハウスにて各自朝食 時間までにとんび農園までお越しください。 | |
9:00 | 農作業を体験(途中、休憩あり) 草取りや加工品の作業など、初めての方でもできる軽作業を予定しています。季節や天候によって異なるため、詳しくは当日ご案内致します。 ※黙々と農作業ということではなく、田舎暮らしや街の話などをしながらお手伝いをお願いいたします。 | |
12:00 | 体験終了 ゲストハウスで自転車を返却して、シャワーを浴びてチェックアウトをしてください。 この後は、自由行動となります。バスでお帰りの方は、時間に合わせてバス停までお送りいたします。 |
【ツアー詳細】
受入期間 | 通年 |
---|---|
参加費 | 27,500円 |
含まれるもの | 宿泊費(2泊)、レンタル自転車、体験料、施設使用料、旅行傷害保険代 |
集合場所・時間 | 松崎バスターミナル(東海バス)13:00 ※こちらでとんびさんと待ち合わせ |
アクセス | 三島駅、修善寺駅、伊豆急下田駅の各駅から東海バス利用 |
宿泊場所 | ゲストハウス六弥苑 |
食事 | 昼1回 |
最少催行人員 | 1名(最大2名まで) |
服装・持ち物 | 農作業時は、汚れても良い長袖・長ズボンの着用をお願いします。その他、動きやすい服装・靴での参加をお願いします。 |
キャンセル規定 | 14日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100% |
受付締切 | 参加希望日の10日前 |
お支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER) ※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。 |
ご注意事項 | ・田んぼや畑、農園の周辺には、虫や動物が沢山います。 ・作業中は、熱中症対策として十分な水分補給をお願いします。 ・汚れても良い服装(靴、長袖・長ズボン)をご用意ください。 ・トイレなど農家さんの家族と共有スペースがあります。 |
農作業のお手伝い
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農業では、特に春から夏にかけて雑草との戦い。雑草取りも欠かせない日常の作業となります。
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宿泊先
ゲストハウス六弥苑(ロクヤヲン)
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「伊豆・松崎町で暮らすように過ごす」がコンセプトの宿は、築60年の古民家を改装したゲストハウス六弥苑。古墳時代の住居跡のほか、多数の土器が出土されている自然豊かな岩科川沿いにあります。
1棟貸し切りではないので、他のゲストや宿の方とのおしゃべりや交流もぜひ楽しんでいただきたい宿です。
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キッチン、お風呂、シャワールーム、洗濯機など生活に必要なものは完備。
六弥苑のホームページはこちら。
とんびさんオンラインツアー
とんびさんってどんな人?
松崎町の風景
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鈴木茂孝(すずき・しげたか)
1970年9月東京都生まれ。宇都宮大学農学部卒。1992年農林水産省入るも、「自分で食べるものは自分でつくりたい。」という思いから、1995年新規就農を決意して農水省を退職。埼玉で有機農業について学び、長野では農家でアルバイトとして働き修行。1998年運命の出会いもあり松崎へ移住。以来、アイガモ農法による古代米(赤米・緑米・黒米)作りや平飼いによる養鶏飼育、無農薬野菜など自然に負荷をかけない農業を続けている。6次化を推奨し自らも農産物の加工品に力を入れている。何にでも挑戦するチャレンジ精神と松崎への愛情から農業だけに飽き足らず、2019年4月松崎町議会議員となり、移住促進や新規就農、伝統産業の継承問題に取り組んでいる。
とんび農園代表
松崎町農業委員
農業振興会後継者育成部会 部会長
松崎レモングラス工房 代表
松崎稲作塾 代表