【満員御礼】《本州で一番早い新米を収穫!究極の釜焚き塩を作る2日間》
こんにちは!あうたびの唐沢です。
春のツアーで田植えと塩作りツアー終了後「行きたかったー!」という沢山の声をいただき、本州一早い稲刈りと塩作りツアーを開催する事になりました。ホストの弓削さんの気取らない性格も大好評だった前回のツアー。
今年初の真夏の新米ごはんと昔ながらの平釜で炊き上げる究極の塩作りをお楽しみください。夜の懇親会では、新鮮な海の幸や地元で捕れたジビエ、静岡のお酒を楽しみます。
田植えツアー時の様子
https://autabi.com/blog-2/autabi-blog/8417/
旅行代金:35,000円(諸々込み)
詳しくは下記をご覧ください。
あうたびは、人に会うことをテーマにした旅です。その土地の人に会い、美味いもの食べて、一緒に酒を飲み、交流する旅です。企画の前に何度もその土地を訪れ、取材をして打ち合わせを重ね信頼関係を築いた上でツアーを開催しております。普通のツアーでは決して体験することの出来ない地元の人々との交流や特別な体験をお楽しみ下さい。
民宿おくだ荘 弓削美幸さん
「井田のことを沢山の人に知ってもらいたいんです。」奥田家の長女美幸さんから、あうたびが相談を受けたのは昨年の6月。井田の人口は、22世帯45名ほどで9割以上が70歳以上という超限界集落。井田で生まれ育った美幸さんは、どうにか集落を守りたいと様々な取り組みを行っています。
美幸さんの家は、両親と三姉妹の5人家族で、民宿の経営、稲作、塩作りなどを行ってきました。父三樹夫さんは、面倒見がよく地元の人から頼られる存在で、後継者の居ない田んぼを頼まれては引き受け多くの田んぼを管理しています。井田の風物詩にもなっている菜の花で「井田」の文字を書くのも、昔は集落全体で行っていたのですが、高齢化などで参加者も減り三樹夫さんが自費と市の補助でなんとか継続してきました。
井田の塩作りは、古く1500年前にさかのぼります。第20代安康天皇に献上され薬に用い病気が治り、癒えたと井田を掛けて塩のことを宮中では「イタ」と呼んだそうです。透明度の高い駿河湾の海水を利用した塩作りを三樹夫さんが復活させ「井田塩」として人気を呼んでいます。
そんな忙しい日々を送っていた美幸さんたちに、突然の不幸が訪れました。2018年5月元気だった三樹夫さんが76歳で急逝。一家の大黒柱を失い沢山の田んぼを抱え、米作りを断念することも考えましたが「父が頑張ってきたのに、ここでやめるわけには行かない」と家族が団結。美幸さんのご主人の支えなどもあり、今年2月の「菜の花祭り」も無事に開催し多くの人で賑わいました。
2019年3月現在、民宿おくだ荘は休業中ですが、リピーターのお客様からの要望もあり再び民宿として営業を始めることも検討しています。民宿の経営、稲作、塩作りと家族で力を合わせて奮闘中の美幸さん会いに行きます。
1日目 13:00 富士山の映る田んぼで稲刈り
写真は、春の田植えの様子です。駿河湾に面し富士山が眺められる絶景のロケーションの田んぼ。例年、お盆明けには稲刈りをする(通常本州では、9月〜10月)という本州でもっと早く新米が食べられる田んぼです。収穫したお米(コシヒカリ10kg)は、皆様のご自宅へお届け致しますので、井田の塩で極上塩むすびを是非お楽しみください。
◎収穫したコシヒカリ10kgをご自宅へお届けします!
※田植えツアー参加の方は、追加購入も可能ですのでご相談ください。
16:30 温泉でのんびり入浴
田植えの後は、近くの戸田(へだ)温泉へ(希望者のみ別途500円)。道の駅と併設されてる施設で、地元の方にも人気の温泉です。(成分:ナトリウムカルシウム硫酸塩泉、温度:51.8℃(源泉かけ流し))
18:30 駿河湾の魚とジビエ料理の懇親会
駿河湾で捕れた新鮮な海の幸や地元のジビエ料理を囲んで懇親会。おくだ荘名物のお酢を使わないところてんも楽しみの一つ。静岡の地酒と共に地元の幸を満喫します。
9:00 平釜で焚く天然塩作りを体験
昔ながらの製塩法「平釜焚き」により10時間以上も薪で煮詰めて作られます。ミネラル分が多くほんのりと甘みのある天然の塩です。※100g当たり(カルシウム532mg、カリウム205mg、マグネシウム542mg)
今回は、この伝統的な製塩法「平釜焚き」を体験します。全体の作業は、10時間以上かかるので各作業の要所を分担し仕上げます。
◎自分で作った天然塩120gは、お土産としてお持ち帰りいただきます。
塩作りの流れ
◆燃料となる十分な薪を準備します
◆平釜に海水を入れどんどん加熱します
◆不純物やゴミを取り除きながらひたすら煮詰めます
◆10時間ほど煮詰めてようやく塩の結晶が現れます(ツアーでは予め煮詰めて置いてもらいます)
◆何度も振るいにかけ最後の仕上げを行います
◆手間と時間をかけてようやく完成する井田の塩
【塩の豆知識】
塩は、大きく分けて海水から作られるものと岩塩・塩湖の塩があります。世界中で多く使われているのは岩塩で、全体の60%にあたります。日本には岩塩や塩湖が無いため塩作りは、海水を原料に行われてきました。世界的に海水を使った塩は、天日塩と呼ばれ塩田に海水を撒き太陽の光で水分を蒸発させて作ります。
しかし、広い土地と乾燥した気候が必須条件となり、狭くて湿度の多い日本には不向きな方法となります。そのため、日本の塩作りは海水を煮詰めて塩の結晶を取り出す方法が一般的となりました。しかし、海水の塩分濃度は、わずか3%。1リットルの海水から30gしか作ることができず、大量の燃料が必要です。
<スケジュール>
時 間 | 内 容 | 食 事 |
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8月24日(土) | ||
10:30 | 熱海駅集合(高速道路の渋滞なし!) 送迎車にて井田へ(約2時間) | |
13:00 | 稲刈り作業 ・刈り方の説明 ・稲刈りを体験 | |
16:30 | 地元の戸田温泉へ(ご希望の方のみ入浴料別途500円) 天然かけ流しの戸田温泉をお楽しみください。 | |
18:30 | 弓削さんや地元の方を交えた懇親会 地元新鮮な魚料理、ジビエ(イノシシ、シカ)料理、自慢のところてんなどご馳走を予定しております。 | 夕食 |
21:00 | 懇親会終了(解散) 元気な方は、2次会も予定しております。井田の夜を大いに楽しみましょう。 | |
8月25日(日) | ||
8:00 | 宿で朝食 | 朝食 |
9:00 | 天然塩作り(前半) 日本の伝統的な製塩法「平釜焚き」による塩づくりを体験します。つくった塩はお土産にお持ち帰りいただけます。 午前中は、海水を温めひたすら煮詰めて行きます。徐々に海水が煮詰まり何度か海水を足す作業を繰り返します。薪割り作業も行います。 | |
12:00 | 作業小屋で昼食 井田の米と天然塩のおにぎりをいただきます。 | 昼 |
13:00 | 天然塩作り(後半) 出来上がった塩を冷まして振るいにかけるかけます。出来上がった塩から不純物を取り除く作業などを行います。 | |
14:00 | ツアー終了。帰路へ | |
16:00頃 | 熱海駅着、解散 |
※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。
旅行代金 | 大人35,000円(会員価格33,000円) 小学生18,000円 ※現地集合は、5,000円割引 |
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料金に含まれるもの | 往復交通費、宿泊代金、食事代金(朝1回、昼1回、夜1回)、米10kg(子供なし)、米送料、塩120g、懇親会費、各体験代、旅行傷害保険 |
集合場所 | 熱海駅 |
集合時間 | 10:30 |
電車の場合 | 東京駅→東海道新幹線→熱海駅 45分 3,670円 東京駅→東海道本線→熱海駅 100分 1,944円 |
現地集合の場合 | 民宿おくだ荘 12:45集合(駐車場あり) |
宿泊先 | 民宿おくだ荘(※男女別相部屋) |
服装・持ち物 | タオル、軍手、雨がっぱ、汚れても良い服装と運動靴 |
最少催行人員 | 10名(最大受付人数:15名) ツアー催行日の14日前までに最少催行人員に満たない場合、ツアーを中止させていただきます。 |
キャンセル規定 | 14日前以降・・代金の20%、7日前以降・・代金の30%、前日以降・・代金の40%、当日・・代金の50%、ツアー開始後または無連絡不参加・・代金の100% |
必ずご確認ください | 標準旅行業約款|旅行条件書を必ずご確認ください |
受付締切 | 催行日の10日前 ※定員になり次第締め切らせて頂く場合もございます。 |
あうたび会員について | 現在会員制度の準備中のため、過去にあうたびにご参加をいただいた方を会員とさせていただいております。登録や年会費等は不要です。 |
【旅行企画・実施】
あうたび合同会社(東京都知事登録旅行業第2−7472)
東京都北区赤羽1-59-8ヒノデビル4F
電話:03-6356-4461
担当:唐沢
ご質問・お問い合わせ:info@autabi.com