自然とともに生きる人たちの暮らしに、そっと寄り添う旅

《山形・小国町 マタギ一家の家に泊まる、実家に帰るような2日間》

深く息を吸い込むと、体の奥まで空気が行き渡る。
山に囲まれた土地には、なぜか人の呼吸を整えてくれる力があります。

ここは山形県・小国町。
今もなお、自然と共に生きる「マタギ文化」が受け継がれている場所です。

この旅は、観光地を巡るためのものではありません。
自然と向き合いながら暮らす一家の日常に、そっとお邪魔する。
そんな静かで、あたたかな時間を味わうための旅です。

<企画協力:一般社団法人やまがたアルカディア観光局>

まるで実家

「都会の人たちにとって、ここが“田舎”になればいいんでないの?」その想いから、彼は民宿を始めました。ただいまと言って戻ってこられる場所「おかえり」と迎えられる、第二の実家のような存在でありたい。そんな願いを込めた合言葉が、「奥川入ファミリーをつくろう!」 です。

ホストの方からのコメント

ここに来る人は、お客様ではなく家族の一員です。気取った接客も豪華な客室もありません。ただ心の底から笑って本当の実家のように、のんびり過ごしてください。

スケジュール旅行条件カレンダー

<体験ホスト>

民宿 奥川入 横山隆藏さん、尚美さん、拓さん

山形県小国町にある民宿奥川入は、横山さん一家が営む人気の宿です。4代目マタギの隆藏さんと妻の尚美さん、そして5代目となる長男の拓さんが温かくお客様を迎えます。隆藏さんと拓さんは親子マタギとして活動し、自然との共存や命への感謝を大切にしています。主人の隆藏さんは都会での生活を経験した後、故郷に戻って民宿を開業。ジビエ料理で人気を集めました。現在、民宿のほか、稲作、養鶏、マタギとしての活動を行い忙しくも充実した日々を送っています。

プラン詳細

小国町のマタギ文化

古くからマタギ文化を伝承している小玉川地区。マタギには山でだけ使うマタギ言葉があり、マタギたちの勝鬨(かちどき)「コイズミワー」と叫ぶ言葉は独特です。アイヌ語でこれをみてください。という意味らしい。

狩るのはツキノワグマで、主に集団で行う巻狩(まきがり)で狩猟を行います。全体を見て指揮する「ムカダテ」、クマを追い立てる「セコ」、鉄砲で撃つ「ブッパ」などの役割があり、10人前後で行っておりましたが、地域のマタギが減少し、他に仕事をしている人が多くなり、5人ほどの少人数で行くこともあるそうです。

射止めた熊の冥福を祈りながら、山神様のご加護に感謝する「熊まつり」の儀式が、300年余にわたって受け継がれています。

すべては山神様からの授かりもの。
仕留めた熊は、皮を剥ぎ、解体します。狩猟者の中には、欲しい肉だけを取り他の部位を捨てていく人もいますが、マタギは腸の中身以外のもの全てを持ち帰り、食料、衣料、薬に使います。そして、年齢や役割に関係なく、関わったすべての人に等しく分けるそうです。

自然の恵みに依存し、共に生きてきたマタギにとって、熊だけでなく山菜もキノコも「山神様から授けていただく」という考え方が、ゆるがない精神的支柱になっています。

小国町に伝わるマタギ文化について やまがたアルカディア観光局

「いらっしゃい」よりも、「おかえり」が似合う場所

今回滞在するのは、代々マタギとして生きてきた一家が営む民宿。玄関をくぐると、派手な演出はありませんが、どこか安心する空気が流れています。

一緒に食卓を囲み、その日の出来事を話しながら食事をする。まるで、久しぶりに田舎の実家に帰ってきたような感覚。「旅先なのに、肩の力を抜いて過ごせる」そんな場所です。

食卓から始まる、いちばん自然な交流

夕食は、マタギ一家の家庭料理。
その土地で育った食材を使い、手間を惜しまず作られた料理が並びます。

派手さはなくとも、体にすっと馴染む味。
料理を囲みながら、自然と会話が生まれます。

山での暮らしの話、昔から続く習慣のこと。
聞くうちに、「生き方そのもの」が、この土地の文化なのだと気づかされます。

この旅で持ち帰るものは、写真や思い出だけではありません。

自然と向き合う姿勢。
人との距離感。
暮らしのリズム。

それらは、日常に戻ったあと、ふとした瞬間に心を整えてくれるはずです。

「こんな生き方もある」
そう思える出会いが、ここにはあります。

季節の体験(ある日の雪山散歩)

静かな冬の日、
横山さんに案内してもらい、冬の森へ。
かんじきを履いて歩きながら、足元や周囲に目を向けていきます。

雪の上には、動物たちの足跡。
「これはきつねだね」「こっちはテンかな」
そんなふうに教えてもらいながら、
普段は気づかずに通り過ぎてしまう自然のサインを、一つひとつ見つけていきます。

森のこと、動物のこと、
そして自然と共に生きてきたこの土地の暮らしの話。
ただ歩いて、話を聞いているだけなのに、
とても贅沢な時間に感じられます。

この日は、初めてスノーモービルにも乗せてもらいました。
少し緊張しながらも、風を感じるひとときは、ここでしか味わえない体験です。

都会とは違い、季節の移ろいをはっきりと感じられる小国町。
「また別の季節にも訪れてみたい」
そう自然と思えるのも、この場所ならではかもしれません。

※2日目は、季節によりさまざまな体験ができるので、横山さんと相談してみてください。

【スケジュール】
1日目

時 間内 容食 事
午後民宿 奥川入チエックイン(15時〜)
※マイカーやレンタカーでお越しになる方は、17時頃までにお越しください。
バスでお越しの場合は、近くのバス停までお迎えにあがります。事前にご連絡ください。
<公共交通機関:例>
米沢12:16発→今泉12:45乗り換え12:55→小国14:06着 

・横山家の皆さんがお出迎え
・自己紹介
・何かお手伝い
・宿の周辺を散策(雄大な飯豊連峰が見える絶好のロケーションです!)
18:00横山さん家族と一緒に夕食(ジビエ料理・熊汁など)
マタギの暮らしや小国町の生活についてお話をしながら横山さん家族とお夕食をお楽しみください。
食事は、熊汁などのジビエ料理や拓さんが育てている山形地鶏、自家製の野菜や米、山菜・きのこなど山の幸を中心とした手作りメニューです。

隆藏さんと拓さんが出演されたドキュメンタリー番組を是非見せてもらってください!マタギや小国町のことを色々と知ることができます。
20:00夕食終了
お酒を楽しむも良し、就寝までゆっくりお寛ぎください。

2日目

08:00自慢の朝食
自家製の野菜や山菜、手作りの味を楽しめる朝食です。
09:00小国町の暮らしを体験
横山さんの案内で季節の体験。前日に何ができるか、やりたいかを相談しといてくださいね!

<季節の遊び・体験の一例>
5月~6月 山菜採り(ふきのとう、こごみ、こしあぶら、タラの芽、いたどり、しおでなど)
6月 奥川入専用の園地でわらび採り
7月 渓流釣り(遊漁券は別途購入)
8月~9月 川遊び
9月後半~10月 稲刈り
8月後半~11月上旬 山に入ってのきのこ採り
11月 マタギと行く 紅葉の山散策
12月~3月 かんじきを履いて雪山散歩&動物の足跡探し、スノーモービル体験
2月後半~3月中旬 薪割り

他にもたくわん作り、鮭のなれずし作り、鶏の世話、畑の野菜の収穫など奥川入家族の普段の暮らしを体験するのもおすすめです。
13:00昼食を食べて終了
また、次の季節に遊びにきてください!

<公共交通機関:例>
小国14:35発→今泉15:40/16:26→米沢16:59着

※時間は目安となります。内容に関しても現地事情や進捗状況により、適宜変更をさせていただく場合がございます。

【旅行条件】

開催日時通年15時〜
料金2名以上 16,000円/1名参加 18,000円
含まれるもの宿泊費、食事(朝1回・昼1回・夕1回)、季節の体験料、旅行傷害保険
開催場所民宿 奥川入
〒999-1522 山形県西置賜郡小国町大字小玉川576(Googleマップ
※ 冬季は必ず、スタッドレスタイヤ装着にてお出かけ下さい。
アクセス車で米沢駅又は赤湯駅から約1時間30分
公共交通機関をご利用の場合、小国駅又は小国町営バス・飯豊梅花皮荘バス停まで送迎あり。
最少催行人数1名(最大4名まで)
服装動きやすい服装
持ち物冬季は、防水防寒ウエア、長靴、手袋があると楽しめます。
キャンセル規定20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%
受付締切参加希望日の7日前
お支払い方法銀行振込、クレジットカード(VISA、MASTER)
※詳細は、お申し込み後にメールにてご案内致します。
その他のご案内稲作を行っているためカメムシが同居しておりますが、奥川入ファミリーのメンバーとして温かく見守ってください。

【開催日カレンダー】

2026年6月
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※本予約は、一旦リクエストとなり空席を確認後、受け入れの可否についてご連絡をさせていただきます。

旅の情報

山形県西置賜郡小国町
米沢駅からJR米坂線で1時間30分(2022年8月3日に発生した大雨の影響により運休。今泉駅~坂町駅間は代行バスを運行中)。山形県の西南端にあって新潟県との県境に位置します。飯豊連峰と朝日連峰という雄大な山々に抱かれ、面積の9割はブナをはじめとした落葉広葉樹の森に囲まれた小国町。全国有数の豪雪地帯で、山間集落では積雪が5メートルに及ぶ所もあります。

春の風景

ライター西村 愛さんの体験ブログ

西村 愛
トラベルライターとして大手航空会社 飲料メーカーなどの公式ライターを務め、各地の取材旅行などで全国47都道府県を踏破。さらには世界を飛び回る。

「山形・小国町 奥入川マタギの家族になる体験」

https://love.exblog.jp/242084176/

西村愛さんが、置賜地域を再来訪! On Trip JAL/JALが提案する観光ガイドでご紹介いただいています。 
あなたの知らないディープ山形 ~次世代に伝えたい「本当の日本」が残る山形・置賜

その他の置賜地域のあうたび

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